我が家の6歳の娘は重度の発達障害である。
そんな娘と毎日一緒に暮らしていると、色々とおかしいなと感じることがある。発言や行動、動きなど、やはりいわゆる健常児とは違うのだ。
だがそれも毎日一緒に暮らしているとわからなくなったりする。
今回はそんな失敗話をしたい。
娘の日常とスカート禁止令
娘のM字開脚の画像をあげたい気持ちと娘のプライバシーを最大限守りたいという思いが葛藤し、わけがわからない画像になってしまった。
これはM字開脚をする娘である。スカートもパンパースも履いてるから安心してほしい。
気を取り直して。
疲れるとこの様にだらーんとして股を全開にする癖がある我が娘。
自宅でいつもこんな感じなので完全に感覚が麻痺していたのだが、先日デイサービスからスカート禁止令が出た。
外に行ってもどこでもM字開脚をしていつもパンツが見えているから、もうスカートは履かせないでほしいという。
娘は体温調節が苦手だ。熱がこもりやすいので、いつもはズボン半分、スカート半分といった感じだったのだが……ダメだったようだ。
夫婦ともに反省である。
室内ならまだしも屋外に出てスカートを履いてM字開脚をするのは、やはりまだ羞恥心が芽生えていない娘のためにも周りが注意すべきことだったのだ。
6歳でもう見た目はお姉ちゃんだ。
また外見からはほぼ健常児と見分けがつかないので、親がしっかり配慮せねばならなかったのだろう。
甘かったな。
ワカメちゃんな娘
ただスカート禁止令が出るちょっと前から、
「なんかワカメちゃんみたいにパンツが見えるんですよー(笑)」
とデイの先生から話はあったのだ。いや、
ワカメちゃんみたいですー(笑)
とそれまで何度か言われていた。
きっと直接言うのもあれだから「ワカメちゃんみたいです」って何度か言っておけば親も察してスカートを履かせなくなるはず、そんな思いがデイの先生にはあったのかもしれない。
だが私たち夫婦は、
「ワカメちゃん?ふふ、面白いね」
そうネタにして完全にスルーしていた。
今はわかるよ。
だってワカメちゃんだぜ?
要はずっとパンツ見えてますよってことなんだよ。それ放置すんのおかしいよね。それ絶対おかしい。
でもそんなことにすら気付かないのは毎日一緒にいて麻痺しているからなのである。許してほしい。
娘の成長に敏感に
そんな失敗談であった。
赤ちゃんであれば本当に笑い話で済むのだが、我が娘はもう完全に見た目はお姉ちゃん。凸凹な成長を遂げる娘である。
常に客観的、俯瞰的な目線を持っていかなきゃならんと気付けた一件であるな。
娘にも悪いことをしたと夫婦ともに反省している。
今では風通しはいいがパンツは見えないキュロットに大幅転換したぞ。
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