ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

外出中に見知らぬおじさんおばさんにも攻撃を始めた娘の対策

先日娘のてんかん定期受診があった。

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ここでも紹介したが、新しくイーケプラという薬が追加された。

 

担当医からも副作用でイライラが出やすい、との話があったがその影響は既に大きく出ている。

 

そして今日、子供達を連れて買い物に行ってくれた妻から聞いてぞっとした話を紹介しよう。

スーパーでの買い物中

イーケプラが追加されてから、やたらとなんでも自分でやりたがる娘。

今までは自分では絶対にやらなかったことも、せっかちのように自分でやりたがる。

 

そしてそれを周りの人間がやってしまったらすぐに手が出てしまうのだ。

 

そのせいもあって、妻はスーパーでの娘の今までにない行動に振り回されたそうだ。

カートを押して暴走したりとか、商品を叩いたりとか。

 

そして買い物が終わって袋詰めをしている最中、娘と息子には他の客の邪魔にならないように後ろで待っててと声をかけたらしい。

 

後ろで大人しくしていると思っていたら、

 

「なんで私を叩いたの?何もしていないよー」

 

と見知らぬおばさんが突然娘に叩かれたらしい腕を抑えながら困惑していたそうだ。

 

妻はすぐに謝って対応したそうだが、恐ろしい。

ひと時も目が話せないぞ。

ちょっとどいてと言われた娘

スーパーで買い物中、カートを押しているおじさんが通るために、子供達に少し道をあけてねーと声をかけたらしい。

 

娘も素直に道を譲っておじさんを先に行かせたそうだが、そのあとおじさんを後ろから思いっきり押したのだそうだ。

 

これにはおじさんもむっときて、

 

「乱暴な子だねあんたは」

 

と嫌味を言われたという。

 

そりゃ怒るわ。気分が悪いもの。

他にも色々ある娘の奇行 

最近の娘は本当におかしい。

 

今までは食欲がなくて心配していたくらいだったのに、今は常に腹ペコでイライラしていたり。

 

お腹がすきすぎて「たべたーい」と叫びながら椅子を投げた話は前回書いた。

 

他にも何がきっかけかわからないが、突然「自分でやりたーい」と体当たりしてきたり。

 

何か知らないが突然近づいてきて叩いてきたり。

 

今までは靴下を履かないと絶対に履かなかった靴も、靴下をぶんなげて裸足ではいたり。

 

公園に行こうと声をかけたら突然「いやだー」と叫び出して走り出し、廊下でこんなポーズのまま固まったり。

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手を差し伸べたら蹴られたぞ。自分でやりたいらしい。 

 

と思ったら機嫌はやたらよかったりする。テレビを見ながら大声で歌いながら踊り出したりとか。

 

これはなかなか手強い。

 

この記事で紹介したように今までにも性格の変化は色々あったのだが、 

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今まであった中でも上位に入るくらいに変わってしまった。

 

イーケプラが追加となってまだ一週間経たないのにこの変化っぷり。 

 

多分一番辛いのは娘なのだ。薬の副作用で何がなんだかわからないだろう。

 

まいったな。

これからどうするか

家の中や学校で誰かに攻撃するのは、周りは娘の状況を理解している人ばかりだからまだいい。

 

だが見た目からは重度の発達障害だとは察するのが難しい娘である。

 

外で突然誰かに攻撃してしまうと、理解を得るのがとても難しい。怒られても返事もしないし、さらに攻撃しかねない。

 

というか発達障害だとわかっていても、攻撃されるのはなかなか受け入れがたいものがあるのだ。


そうだな。

 

今後はてんかんが落ち着いていようが、保護帽は必ず着用したまま外出しよう。

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寒い季節になってきたし娘もそこまで嫌がらないだろう。

 

何より一目見れば何かしらの事情がある子だと察してもらえるはずだ。

 

それでもトラブルは尽きないかもしれないが、我々親にできることは、

 

・外出時は保護帽をかぶせてアピール

・あまり人が多すぎる場所には連れて行かない

・外出するなら必ず両親のどちらかが一人つくようにする

 

くらいかなぁ。

 

今まで家族や学校の友人に攻撃することはあっても、赤の他人に攻撃することはなかったので対応も変えていかなければならない。

 

突然見知らぬおばさんに抱きついて困惑させるというのはあったのだが、ちょっとそれとは次元が違うな。

 

とりあえずイーケプラの影響がどこまで続くか、様子見の段階である。

 

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