5歳になったばかりの息子は、今ではひらがなは全て読める。数字も読める。99までなら読めたりする。
これが遅いのか早いのかはわからないが、少なからず父である私の介入が入っている。
なぜなら、4歳になったばかりの頃に保育園の先生から指摘があったからだ。
他の同年齢のお友達は自分の名前がなんとなく読めるのに、うちの息子だけ読めないという。
別にそれはそれで構わんのだけども、息子も数字やひらがなを覚えたいという意欲が結構あったので、少しサポートしてみた手段をいくつか紹介する。
ナンバー当て
まずは簡単なナンバー当てゲームを始めた。送迎中に前に走っている車のナンバーを言ってもらうのだ。
当時の息子はなんとなく数字を覚えているようだったので、簡単そうなナンバーから始めた。
1が完全にわかったら、2も言わせてみたりと少しずつ出題の幅を増やしていく。
6と9の区別がなかなか難しかったようだが、毎日ナンバークイズをやっていくと気付いたら全て覚えていた。
発展で二桁の数字を言わせてみたりとか。
正直このナンバー当てだけで数字はクリアーだ。暇だしな車。最近は足し算とかやったりする。
ひらがなクイズ
まだほとんどひらがなが読めない時には、ひらがなクイズをやってみたりした。
こんな風に紙にひらがなを書いて、切り取ってクイズを出すだけ。
はさみの練習もかねて息子に切ってもらったりしながら、出題する。
簡単な「い」を何度も見せて覚えたら、「う」と交互に見せて、次は息子の名前の文字を混ぜて、と一文字ずつ加えてクイズの難易度を高めていく感じ。
何度も思い出すのが長期記憶に繋がるので、とにかくクイズ形式を重視している。
これ、はさみの練習になるし息子も喜んでいたぞ。あまり続けなかったけど。
お風呂でもひらがなクイズ
このブログでも何度か紹介しているひらがな表である。これをお風呂に貼ってある。
大きなひらがなの隣に、イラストも描かれているのがとてもわかりやすい。
ひらがなが読めなくても、イラストを見ればなんとなく想像がつくし、手でイラスト隠してクイズもできる。
ただひらがなに慣れるという意味でとても役に立っている。
今でも使うし、最近は高速でひらがなクイズを出すがほとんど答えられるようになったな。
ひらがな版ナンバー当て
お風呂場のひらがな表で慣れたら、車のナンバーに書いてあるひらがなでもクイズを始めた。
難しいとやる気をなくしてしまうので、「い」とか「つ」とか簡単そうなのを見つけたらクイズを出してみる。
段々と難易度をあげて「る」とか「ろ」とかを何度もしつこくクイズを出したり。
毎日はやらず、忘れたころに出題をしたりする。これも長期記憶につながるね、毎日は面倒臭いしちょうどいい。
いい暇つぶしである。
仕上げの水かき練習帳
上記のクイズを適当にやっているだけで、読みはほとんどクリアーした息子。ただ濁音と半濁音がまだまだ甘い感じ。
そこで、最近は文字を書く練習とクイズも出しやすい水かき練習帳を活用している。
これいいぞ。
ペンの正しい持ち方や筆圧のかけかた、書き順を見ながら自分で書いていける。
強く押してもペン先がやわらかいので穴もあかないし、つぶれない。娘でも使える。
また、水かきなので数分すればすぐにかわくのもいい。
ひらがなクイズを出しながら「は」の隣に「゛」や「゜」を書いて「これは?」とクイズを出すとか。
下の余白に「いと」「かば」とか書いて読みクイズを出したり。
またすぐ消えるのでクイズを出すのにとてもいい。最近は超活用している。
天才てれび君
少し違うが、月~木で18時20分からやっている天才てれび君もおすすめだ。
もじもんというキャラクターを使って毎日テレビでゲームができる。
特に木曜日はもじげん空間とやらで、がっつり文字のゲームができたりする。
これ、なかなか面白いぞ。
「とる」「しらべる」とか、ゲームがやりたい息子は一生懸命に文字を読もうとする。
文字が読めなきゃゲームにならないからだ。
これをほとんど毎日一緒に見ているのも、それなりに効果はあるんじゃないか。
AVが見たいおじさんたちがビデオやDVDの操作を覚えるのが超絶早い的な効果だ。
こんだけやれば覚える
今思いつく限りでこれくらいかなぁ。
一年ほど焦らずに日常的にクイズを出しまくっていただけであるが、これだけやって覚えなかったら逆に心配になる。
今後はカタカナの練習も同じようにやるだろうし、まずはひらがなの文字の流れをもう少しスムーズに読めるようになってからでもいいのかもしれない。
文字が読めることで喜びを感じながら、楽しみながら少しずつ成長していってもらいたいね。
5歳だし読めなくても別にいいのだけどね、本人がやりたいというから手伝っているだけのお父さんである。
誰かの参考になれば。
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