年始から食欲が暴走しまくっている筆者のとんぼです。ごきげんよう。
今まではダイエットなんて簡単!太っている人も工夫をすればすぐに痩せられる!と思っていましたが、ダイエットって本当に難しいのだね。
特に家族がいるとかなりしんどい。我慢してる横でラーメンにお菓子にアイスクリームを食べられたら、我慢できるわけがない。
しかし、そんな泣き言ばかり言ってても誰も助けてはくれない。
目的があるなら、どうすればそこにたどり着けるのか考えて実行するのがあるべき姿である。
というわけで今回は色々と考えた結果、食事制限がなんとかスムーズに始められた話をしていこう。
ずっとぽっちゃりの母
ここ1ヶ月ずっと食事制限との戦いで負け続けている私だが、そんな私よりもベテラン選手なのがうちの母だ。
「20代の頃は45kgから上がったことなかったんだけどねー!」
が口癖のうちの母は、子供ができてからはほぼ60kg前後をうろうろ。身長は155cmほどだから、まあメタボ予備軍というやつだ。
血圧も高いしもうすぐ70にもなるのもあるが、数十年前からずっとダイエットをしないといけないと言っている。
だが現状のままでは絶対にダイエットができないというのは、60kgを維持している長い長い時間が物語っている。
さらに今では6歳になる孫が実家に住んでいて、そのママが毎日のように大量のお菓子を買ってくるのだ。
そうなると、もう無理だ。我慢しようとしても、周りに食べ物が溢れていてもうどうしようもない。
そこで、今後のためにも少しは健康体になってほしいと思う私は、母の課題に首を突っ込んでみることにした。
母のためにシール帳を作る
というわけで、突然だがこんなものを母に作って渡してみたぞ。
食事制限シール帳である。
一食ごとに食事制限が成功したらシールを貼っていき、外側の円が埋まったら内側、七日目の夜までクリアしたら真ん中に大きなシールを貼って終わりという感じ。
制限内容は簡単、米や小麦食品+加工食品は食べないこと。あと砂糖とかもね。母がメモとして「だんご」って書いているのが面白い。
母はずっと脳が暴走しているのだ。お腹がいっぱいなのに、もっと食べたいと脳が暴走して止まらない状態がずっと続いているはずなのだ。
それが落ち着くのは一週間もあれば十分と判断。
ダイソーの百円のシールだけどさ、これ途中までやったらやめるの凄くもったいない感じありそうじゃないか?
損失回避の法則を利用した、我ながら実に素晴らしいシール張だ。
自分でも始めてみて効果を実感する
これを作って母に渡したあとに思う。
これ、私に作った方がいいやつじゃん!
というわけで、自分のものも作ったぞ。私もプチプチシールがよかったけど、そこはまあいいや。
とりあえず7日経ったら真ん中に到達して終わり、という感じ。
この7日ってのがミソやね。これだけ我慢すれば脳の暴走も落ち着くだろうし、終わりがあると思えばやる気もでやすいし、このシール帳を完成させたい思いもある。
そのあとどうするかはそのあと考えるとして、とても効果がありそうじゃないか?
そして本日は食事制限四日目なのだが、実に半年ぶりに三日以上まともな食事を食べている。
ここまで食欲が落ち着いてきて、美味しいものを見ても我慢できるのは本当に久しぶりだ。
昨日なんて妻が8個入りのアイスクリームを買ってきやがって、私に「食べたら?」なんて罠をしかけてきたが我慢できたぞ。
たかだか三日でこの効果。本日も暴飲暴食せず、少しずつ頭もクリアになってきている。
これは調子がいいぞ。
このままいけるかどうか
といった感じで、母と私の食事制限を始めるために作ったシール帳の紹介であった。
私の母にあげたシール帳が本日で五日目になるが、母もここ数十年で初めてこれだけ長く食事制限が続いていると笑っていた。
「あんたがいつも言ってるシール貼るのなんて、意味ないと思ってたけど効果があるね!」
私の信用度はおいといて、母が健康的な体重になってくれるのならなんでもいい。
あとは、これが今後も続くかどうかが問題だ。ストレスや怒りがトリガーとなって食事制限が全てダメになってしまうなんてザラにある。
失敗も込みで考えるように、母にあったら注意しておこう。