ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

「誰かが何とかしてくれる」という無意識を叩き潰したいお父さんの話

4月は行事やイベントばかりで精神的に疲弊しているとんぼである。ごきげんよう。

 

最近は親戚の集まりに加え、授業参観に家庭訪問など知らない人とばかり話す機会が多くてすっかり疲れ切ってしまった。

 

なぜならこうやって人と触れ合う時間を作ると、どうしてもコミュ障の一面が顔を出す。疲れるんだよ、本当に。人と話すのって。

 

そこで今回は、そんな私のコミュ障の原因となる無意識を探っていくぞ。

 

これを読んでいる人にとっては本当にどうでもいいことを書いていくが、そういうことでしょ?個人ブログって。

 

ではいこうか。

誰かが何とかしてくれるとは表裏一体の無意識

四人兄弟の末っ子で長女の恐怖政治によって育ったこの私は、典型的な末っ子気質である。

 

そして末っ子にありがちなマインドセット、無意識に刻まれた考えはもちろん私も備えている。それは、

 

誰かが何とかしてくれる

 

この無意識はすごいぞ。何かを決める時、何かの話し合いをする時、私は自分の考えを述べたりもする。意見をいったりもする。

 

だが、最終的な責任者になる気はゼロだ。

 

自分の意見がすんなり通ったら逆に不安になるし、別の誰かが何かを決めてくれるなら多少の不満があっても私はそれに従う。

 

これはおそらく、自分で決定せずとも親や兄弟が決めてきてくれたことで刻まれた無意識なのだろう。なかなかこの呪縛は消えない。

 

そして「誰かが何とかしてくれる」と表裏一体の意識もある。それが、

 

私には解決する能力がないというもの。

 

これも曲者だ。つまり、私には解決する能力がないんだから、誰かが何とかしてくれよ、助けてくれよ!私には何も解決できんし責任を取る気もないぞ!

 

慣れないことや未知のことに遭遇した私は、このような情けない無意識に支配されて何もできなくなる。

 

先日は親戚の集まりがあったが、自分でも驚くほどに情けない結果に終わった。きつかったなー

「自分しかいないなら」それなりの力を発揮する私

このように他力本願で自分の力で解決しようという気がそもそもないという私であるが、当然生きていれば「私がやるしかない」問題が出てくる。

 

例えば数年前に働いていた仕事では、定期的にカンファレンスがあって発表する場があった。

 

私が内容を決めて、私が発表する。それってつまり、責任者は私ってことだよね?

 

そう感じ取った時の私のパワーはすごいぞ。

 

発表する台本を作って何度も読み直し書き直して、自宅で何度も声に出して練習し、細かい文章を微調整しながら本番に望むのだ。

 

他のレベルが低かったのか知らないが、私の発表は毎回高いクオリティで褒められていた。

 

なぜかって?

 

練習したからだよ!飽きるほどにね!!

 

つまり、意識の問題だよね。自分で責任を取ることがわかっているなら、当然成功するように全力を尽くす。

 

ただ私は責任を取る気がないから、のらりくらりと他人任せで生きている人なのである。

 

でもこうやって全力を出して褒められても、不安で不安でたまらないんだよ。どんだけ褒められても、自分の能力を認めることはない。なぜなら私には解決する能力がないのだから。

 

これ、無意識の話だからね、私がこうありたいと思っているわけではないぞ。

そろそろこの無意識を何とかしたい

そして最近人と会う機会が増えて、どうしても逃げ腰になってしまう自分に気がつく。

 

妻頼みになって思考停止したり、「私には無理だ、相手が適当に切り上げてくれないかな」とか。

 

誰かが何とかしてくれるの誰かとは、人だけじゃなくて環境とか状況とか、そういうことも含まれているんだろう。

 

長年連れ添ったこの感じ、この末っ子の他人頼みな無意識を何とかしたいと思っているのだが、この記事を書いていて少し思う。

 

「私には無理だ」「誰か何とかしてくれないか」という姿勢だからこそ、私の頭は真っ白になって何もできなくなる。逃げてしまいたくなる。

 

でも、最初から「私が何とかするしかない」という姿勢であればどうだろうか。当然前もって準備もするだろうし、その場が成功するように立ち回るだろう。

 

そしてそれを繰り返せば、自分の能力に対する自信も生まれるのではないか。

 

問題があるとすれば、この意識をどうやって定着させるかなんだよねぇ。

 

セブンコラムで毎日書くぐらいしか思いつかないが、少しずつこの頭に刻まれた無意識をつかまえていけば、矯正できるのだろうか。

3歩進んで2歩下がる

本当に3歩進んで2歩下がっている毎日である。私にだってあるんだよ、「私がやるしかない!」とものすごいパワーを出すことが。

 

あるんだけど、それが続かないし基本的な姿勢が責任を取る気がない末っ子で、気が緩むとすぐにそこに戻ってしまう。

 

この無意識を克服すれば、一皮むける気がするんだよ。わかっているよ、自分で。

 

これでも人の親だ。ちょっとした緊張する場面で「子供達が何とかしてくれる」という思考では、ちょっとね、あまりに情けないではないか。

 

とりあえず、この無意識を日々捕まえながら力でねじ伏せることにしよう。

 

あーいい記事書いたわ。ぐっすり眠れそう。