ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

とぼとぼ幼稚園へ向かう息子から私の送迎方法にクレームが入った話

GW三日目にしてそこそこに体調が整ってきたとんぼである。ごきげんよう。

  

子供達も長い休日を満喫しているが、連休に入る前に息子から要望というか、クレームがあった話を書いていきたい。

 

親ってのは、なかなか大変なのだよ。

朝に幼稚園まで送るとんぼ

学校の日は、朝に娘を義母の家に送り、そのあとに息子を幼稚園まで送っていく。

 

なので実質学校まで送るのは息子だけ。

 

自宅から幼稚園までは距離もあるので車で行くのだが、少し離れた駐車場に停めてから幼稚園までは手を繋いで送っていくことにしている。

 

朝は送迎の車が多すぎてね、一人ではさすがに行かせられないし、幼稚園が道を挟んだ向こうにあるので危ないではある。

 

「じゃあね!幼稚園楽しんで!」

 

そういって息子を正門で見送るのだが、見送る息子のうしろ姿がもう超絶つまらなさそうなのだ。

 

とぼとぼという表現がぴったり。下を向きながらゆっくりと歩いて幼稚園に入って行く。

 

そんなに幼稚園がつまらないんだね、かわいそうに。でも、君の学校生活はあと10年以上あるんだよ。残念。

 

これからの息子に思いを馳せながら、早々に送迎を切り上げた私は日課の山へと登るのだった。

お願いがあるという息子

だがGWに入る直前に、突然息子からお願いされたのだ。

 

「パパ、ぼくを送るときは、門までじゃなくて玄関まで送ってほしい」

 

面と向かってはっきりお願いしてくるのは珍しかったので理由を聞いてみたところ、

 

「他のお友達は、ママやパパが玄関まで送っている。なのにパパだけ、入り口で『じゃあな』といって帰って行く。あれいやだ」

 「ぼくが何でゆっくり幼稚園にいくかわかる?パパについてきてほしいからだよ」

  

お、おう。そうか。幼稚園がつまらないんじゃなくて、私の送迎のやり方が気に入らなかったということか。

 

知らんがな!

周りと比較しても仕方がないが

と言いつつも、正門から玄関までは歩いて10秒程度。拒否する理由も特にない。先生に挨拶するのが面倒臭いってくらい。

 

そのため息子のお願いは渋々了承し、その翌日は玄関まで送っていった。

 

しかし、先日も記事にしたキャラ弁の話もそうだが、周りと比較しても仕方がない。というか、キリがない。

 

周りのお父さんお母さんが玄関まで送っているから、程度ならまあいいのだが、この「僕だけ違う」という奴をどこまで認めるべきか。

 

だって、僕だけ、ってのは客観的な事実に反しているんだよ。遠足の弁当だってクラスの全員がキャラ弁ってことはないし、正門どころか駐車場でばいばいする親だっている。

  

こんなん周りのお友達がスマホゲームで課金しまくってるのに僕だけ!とか何でもありではないか。 

 

その気持ちもわかるけども、私と妻にもそれなりの考えがある。軸はぶれないようにしなきゃならんね。

 

難しいよ。子供の気持ちもわかるんだよ。

その割に帰りは乗り気じゃないのがむかつく

他にも夕方にお迎えにきた私が、遠くの方で突っ立って息子がくるのを待っているのが気に入らないと言い出した。

 

「おばあちゃんが一回きた時は、遊具の方まできてくれたよ!なんでパパは遠くで見てるの!?」

 

とか。そんなん私の勝手やんけ、と思いながらも翌日は遊具の方まで息子を呼びに行ったりした。

 

パパ、僕をもっと愛して!

 

というお願いばかりしてくるくせに、夕方の早い時間に迎えたら「げ、もうきたのか」という空気を出しやがるからな。むかつく小僧だ。

 

まぁ、お願いをするまでは息子の自由。それを聞くかどうかは私の自由。

 

芯がぶれないよう、一つずつ冷静に判断しさばいていこう。この手の周りとの比較が、これから多くなるぞ。

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