ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

自分が責任をとる問題まで他者に委ねている自分に吐き気を催す話

今日はまったく気分が乗らないので、面白くない話を書きたいとんぼである。ごきげんよう。

 

自宅でやっている仕事にて、ものすごい嫌悪感に襲われた話をしようか。人と接していると、気づくことがあって面白い。でも、面白くない話。

人の顔色を伺うとんぼ

私はもともと、物心ついた幼稚園のころから人の顔色を異常に気にする人間だった。

 

末っ子で長女が怖かったからだろう。とにかく人の顔色を伺い、怖い人やずけずけくる人には逆らわないし、逆らえない人であった。

 

以前よりはかなりマシになっているのだが、それでもまだ人の顔色をどうしても伺ってしまう。

 

この人怒ったらいやだな。私の意見が変に見えていないかな。

 

そんな風に生きていると、どうしても自主性がない人というか、”自分の意見を持っていない人”みたいになる。

 

特に仕事では、リーダーにはなれないだろうなーという感じ。

 

条件をすべて納得した上で働いているのだから上からの意見には逆らわない。とにかく従うというのがこれまでの私であったし、それでいいと思っていた。

仕事に介入する人・受け入れる人

そして今回、ちょっとした仕事が舞い込んだ。どうでもいいやつで、別に説明するまでもない仕事。

 

仕事仲間たちはこの仕事を過去に経験している人ばかりで、何もしらないのは私だけ。すぐに終わるし、とりあえず手をつけようとしていた。

 

すると同じ業務についている仕事仲間が、突然管理者に主張したのだ。

 

「とんぼはこの仕事しなくてもいいんじゃないですか?やったことないからわからないですよ」

 

ふむ。

 

別にできるんだけどなーと思いつつも、今までの癖が顔を出した。

 

確かにこの仕事はやったことがないので他に任せたが方がいいんじゃないかと同意した上で、管理者に「私はやらない方向で」と意見したのである。

 

意見したよ。意見したのはいいんだけど、その後すっごいモヤモヤするのだ。

 

なんだろう。すごく気持ち悪い感じ。何でこんなにモヤモヤするんだろう。この自分に対する嫌悪感みたいなものはなんだろう。

 

ということで探っていくと、気づいた。

 

何も考えずに他人の顔色だけを気にして自分の意見を決めた自分が、超絶気持ち悪いのだ。

 

何より、この仕事をやるかどうかを決めるのは私だし、その結末の責任を取るのもこの私。

 

これはどこをどう見ても私の問題で私が判断すべき問題にも関わらず、第三者が何食わぬ顔で首を突っ込んできた。いわば侵入者である。

 

そしてその他者の侵入を、ヘラヘラしながら受け入れている。

 

私の問題なのに!私が責任を取る問題なのに!他者の顔色だけを見て、自分の人生を他者に委ねている!

 

うわぁ…ほんとうに吐き気がする。今までこうやって生きてきたのか私は。

 

とにかく気分が悪い。ヘラヘラ何も考えずに他者に介入を許した自分に対する嫌悪感がすごい。死んだらいいのに。

 

とかなんとか、色々思ったりするよねっ☆

他者の問題に介入しないなら

さて、なぜ今頃になってこんなことを感じるのかと言えば、息子から学んだことが影響している。

 

5歳になる息子は、私とはまったく価値観が違う。意見も違うし考え方も違うし、何を言っても絶対に意見を曲げない節がある。

 

そんな息子と接していて気づいたのだ。他者の意見や考え、価値観に至るまでその人の自由なのだと。

 

強制的に介入しても意味ないし、変えることもできないのだと。

 

そう気づいて、他者の問題に介入することをやめた。意識して、それは君の問題だよねと線を引くことに成功しつつある。

 

では逆に、「私の問題」についてはどうだろうか?

 

他者の問題に介入しない私が、自分の問題に他者を介入させている。はて、ならば「私」とは一体なんなんだ?

 

他者の問題に介入しないと決めたなら、他者が自分の問題に介入することを絶対に許してはいけないのだ。

 

そう気づいたからこその嫌悪感さね。 

自分の人生を守りたい

以上、やっぱり気分が悪い時は気分が悪い話を書くとすらすらーっと書けるね。ナイスチョイスであった。

 

世の中にはいろんな人がいる。価値観を押し付ける人も多いし、押し付けられてヘラヘラしている私のような人もいる。

 

この仕事つまらんし無意味だからやめたいなーと思っているし、おそらくもう辞めるのだけども。人間関係でこういう学びがあるのは面白いよね。

 

自分の人生を自分が守らなきゃ誰が守るんだ?という気づきを得られたということで、本日は終わりにしよう。