自宅ではホットココアを飲みながらブログを書いているとんぼである。ごきげんよう。
自分の体調やメンタルのことばかり気にしているけれども、少し元気が出たら子供達のことが見えてくる。妻のこともね。
今日は義母と子供達について話す機会があったので少し思ったことを書いてみたい。
息子との関係があまりよくない父と母
息子は5歳の幼稚園児である。障害児の姉がいること、ステップファミリーであることなど、普通の幼稚園児が置かれている状況とは違う立場にある。
友人から聞いた体験談によると、障害児の兄弟というのはなかなか難しい立場らしい。どうしても障害を持つ姉ばかり注目されている疎外感に苛まれるとか。
一般的には障害を持った兄弟がいる子を”きょうだいじ”というらしく、その立場を理解する勉強も必要っぽい。
その影響もあるだろうし年齢的な面もあって、息子の反抗的な態度が多くなってたりする。そして我々夫婦が息子に怒ることがとんでもなく多い。
先日の週末も車で長時間一緒に過ごして、幾度となく喧嘩をした。
とにかく反抗的な態度にイライラする。一度イライラするとちょっとした発言もすべてイライラし、一挙手一投足にイライラするようになる。
これじゃいかんとアンガーログ(怒りの記録)をつけてみたら、イライラのきっかけは全て息子で、1日に数十個のイライラポイントがあった。
書くのも面倒くさくなるくらい、息子が口をひらけばイライラしている。自分で自分が怖いよ。
義母との関係が超良好な息子
このように親である私たちと息子との関係がひどい状況の一方で、義母と息子の関係がかなりよくなってきている。
少し前までは義母も息子とよく大げんかをしていて、気に入らないと本気で怒ったりしていた。
それが、義母が成長してしまった。なんと息子に対する認識を”発達障害の姉がいることで我慢している弟”という風に考えを改めたらしく、息子にたいしてかなり寛大になったのだ。
今までは頭ごなしに怒っていたことも、義母は怒らなくなった。ワンクッションおいて、話し合いをするようにしているらしい。
びっくりするくらいに関係が良好だ。美味しいご飯も作るし、さらに息子と一緒にいる時は一対一でトランプをしたり絵本を読んだりしている。
これら全て我々夫婦ができないことである。できないし、やらないこともでもある。
前から義母のことは大好きだった息子であるが、このように神がかった対応をする義母のことをさらに好きになったようだ。最近はよく義母の家に泊まりたい空気を出す。
義母が成長してしまって、息子は家に帰るより義母の家にいる方が幸せそうだ。
なんということだ。
家にいてもつまらなそうだと感じてしまう
今回の土日も息子は楽しくなさそうだった。楽しそうなのは何かを食べている時、テレビを見ている時くらい。
外出中に喧嘩をしまくったせいか、妻と手を繋ぐことを異常に拒否したり駐車場で大きな声で怒ったりもしていた。
なんということだ。
そして本日の夕方、義母の家で1時間ほど待機していた私と子供達。妻はおらず、私と義母で子供達について少し話ができた。
ちょうど話も落ち着いて帰ろうとした時、息子の表情が物語っているのである。「おばぁちゃんの家に泊まりたい」と。
空気を読んでるのか口には出さないが、本当に帰りたくなさそうな息子。
わかる。君が帰りたくない気持ちがよくわかる。家に帰れば、あれやるなこれやるな、あれしろこれしろ早く眠れと。
窮屈でつまらないんだよね。テレビも見れずにマイクラもできなきゃ、自宅に帰る意味がないんだよね。
だって、パパもママも遊んでくれないからね。
”家族のために”は回り回って”自分のために”
以上、自宅で我々と一緒にいても息子はつまらなさそうだなと寂しく感じているという話であった。
私がだるーんとしていると妻も忙しくてイライラして、結局子供達にクソ対応をしてしまうという悪循環。
そんな状況なので、義母のような存在がいることは息子にとって大いに助けになっていることだろう。とてもありがたい。
義母に我々夫婦のくそ対応の話をしたら「親は毎日一緒にいるから仕方がない」と言ってくれたが、それにしてもひどい。
なんとかしてやりたいと思うんだよ。自分のことばかりじゃなくて、子供達がもっとのびのびと自由に振る舞えるように、環境を整えてやりたい。
だからなんというのか。自分の仕事のためとかお金のためっていう意識もいいのだけど、”子供達のために”元気になろうという意識するのもいいのかもしれない。
子供達が楽しそうでそれを私も心から喜べるのなら、それは幸せなんじゃないのか?
今は怒ってばかりだから。自分のことで精一杯で、自分のことばかり意識が向いているのを少し変えていきたいね。