相変わらずストレス対策に勤しんでいるとんぼである。ごきげんよう。
体が動かないとか眠気が強くて自然に触れる気なんてしないという場合でも、自宅でもできるストレス対策なんて山ほどある。
そこで今回は一つ、エクスプレッシブライティングを三日間ほどやってみた感想を書いていきたい。ほとんど息子に対する怒りしかなかったぞ。
エクスプレッシブライティング の概要
エクスプレッシブライティングというのは、自分の本音を紙に書き出していくというもの。
むかついた出来事があっても、その場でその怒りを全てぶちまけるなんてできないでしょう?理性もあるし人目もあるし、我慢してしまう。
そんな人前には出せない思考や感情を思いっきり紙に書きなぐるのだ。怒りだけじゃなく不安や心配事でもいい。
友人や妻に話すのもいいが、どうしたって無意識のブレーキがかかってしまう。でも紙に書くなら見るのは自分だけ。そんなブレーキは一切不要なのがポイントだ。
理性というクソみたいな皮を脱ぎ捨ててアクセルを踏みまくり、とにかく自分の感情を書きなぐる。
ちなみに私は紙だと誰かに見られるかもという不安があったので、PCで書いて保存せずに削除しているぞ。
息子に対する細かな怒り
何でこんなことを急に始めたかといえば、息子の一挙手一投足にイライラして仕方がないからである。
今までは息子の生意気で知ったかぶりな発言や場の流れの読めなさでイライラしたりした時に、どのように考えるべきか冷静に分析してたりした。
でも、違うんだよね。確かにそういう細かいポイントでむかつくこともあるんだけど、今の私は
息子の全てにむかついているんだよね。
息子が隣に近づいてくるだけでイライラするし、何か聞かれてもムカつく。最近は「だっこして」と言われた時に最高にストレスが高まったし、なぜか息子が早起きしてるだけでムカつくんだよ。
これ、考え方を変えてどうにかなる問題じゃなくね?そもそも息子の行動以前の問題じゃないか?
息子の発言とか言動とかそういうことではないんだよきっと。私はただただ彼にむかついているんだよ。怒っているんだよ。
多分、積もり積もったものがあったんだろうねぇ。
怒りをぶちまけろ!
そんなわけで、PCのエディタに向かってひたすら息子に対する本音を書きなぐった。
こんなこと考えてはいけない、親になったんだからこんなこと考えるべきではない。
このような理性は糞食らえである。どうせ私しか見ないし、この思いを包み隠さず誰かに話すことは生涯ない。
そして書いていくと、自分でも笑ってしまうくらいに息子に対して怒っている自分がいることがわかった。
33年生きてきたが、ここまで人に怒ったことはない。常軌を逸しているという言葉がぴったりなほどに、私は息子に対して怒っている。笑える。
でも、仕方ないんじゃない?
こうやって子供とがっつり接するのって初めてだし、ましてや赤ちゃんのころから見てるわけでもないし血の繋がりがあるわけでもない。
息子は単純に生意気で、自分は何でも知っているという知ったかぶりクソ野郎だし、甘えた声を出したり泣き喚けば何でも通ると思っている。
こんな存在に会ったことないんだもん。
さらに私は私で、親はこうであるべきだ、こんなこと考えちゃいけない、こうしなければならないというがんじがらめで、このストレスに無意識に封をしてきた。
詳細は控えるが、ここまでの怒りを押し殺してきた私の体がストレスで動かなくなるのも納得である。
ちなみに現状では妻と娘にはあまり書くことが思いつかなかった。わかりやすいね。
エクスプレッシブライティングを続けてみよう!
このエクスプレッシブライティングは、ただ恨みつらみを書いてその怒りを倍増させるわけじゃないぞ。
実際はストレス解消効果が半端なく、これを続けていくと嫌いな人にも寛容になれるストレス耐性が身についたりするらしい。
何より書いたあとはかなりすっきりするし、本当はこう思っていたんだなぁと気づかされることも多いし、息子にも少し優しくなれた。今後も続けたい。
さて、このエクスプレッシブライティングは毎日20分以上続けないと効果が薄いそうだ。
私は本日で三日目、すでに60分息子に対する怒りを書きなぐってきたけど、まだまだ止まらない。私の溜まりに溜まった怒りはこんなものでは済まない。
絶対に許さない!絶対にだ!
と言いつつも、これを全部綺麗さっぱり吐き出してストレス解消したら、もっと息子といい関係を築けるだろう。
そして毎日ちょっとずつ溜まっていくストレスも、このエクスプレッシブライティング で処理していくってのも重要だと感じる。
いわゆる心のコップってやつ。毎日毎日、コップにたまったストレスはこぼさないといけないね。
別に息子と縁を切りたいわけじゃないからね。
今はムカつくクソガキだなと思ってるけどさ、それでも愛していこうという愛情の過程なんだよ。父親になる過程なんだよ。
うむ。生涯続けてもいいレベルのストレス対策であるな。超絶おすすめ。