ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

息子の甘える言葉が気持ち悪く、姉の世話をしてる感がムカつく話

毎日少しずつ心の闇を解放しているとんぼである。ごきげんよう。

 

今日になってやっと息子とまともに話せるようになった。1週間くらい怒っていたからね。息子もきつかったはず。

 

色々と分析した結果、私が息子に対して大きなストレスを感じるパターンがいくつかある。

 

その中でも異常なストレス源となっているTOP2を紹介していきたい。

息子の甘える言葉・行動

これは子供達と最初に出会った時からあったのだが、子供達の親に甘えるような言動・行動に引っかかってることに気づいた。

 

娘にはあまり何も感じないのは女の子だからか、息子に対してのもやっと感がすごい。

 

例えば何度か書いているが、息子がアイス食べたいとするじゃないか。いいんだよ、「アイス食べていいの?」とあっさりと聞いてくれたらそれでいい。

 

でも違うのだ。

 

「アイスたべたいなー⤴︎⤴︎」

 

と、甘ったるい声というか、猫なで声というか。この自分の弱さとか子供と親の関係性を利用したような言い方をしてくるのが、

 

めちゃくちゃムカつくのだ。

 

こんだけ大文字にするくらいにはムカつく。

 

これだけじゃない。近くにベタベタくっつかれるだけで気分が悪いし、「パパおやすみ、だいすきだよ」とかわいい感じで言ってくるのも気持ち悪さを感じる。

 

妻が言うには、ぶりっ子だからいやなんじゃないかとのこと。

 

いつもは走り回って元気に汗をかいて生意気な男の子が、ある特定の状況になると突然甘ったるい声を出してくるのが気に入らないのではないかと。

 

たしかに走り回って遊んでいる時に「抱っこして!」と元気に言われても別に何も感じない。でも下を向いて寂しそうに「パパ抱っこして」といってくるのは寒気がする。

 

とんぼの心の闇は深い。

 

子供に甘えられることに嫌悪感があるという人はそこそこにいるらしく、ネットで調べた感じでは「自分が親に甘えられなかったから拗ねているのではないか」との意見もあった。

 

まぁ息子がこういった態度をするのは今だけだろうし、この甘えた態度が妻には効いているようだ。私には逆効果にしかならんというのも、息子にはわからんのだろう。

 

どちらにせよ私は心に何かしら問題を抱えているのだと思う。それを解消できるように努力はするが、せめて嫌悪感を顔に出さないようにストレスをコントロールしていきたい。

娘に対する上からの言動

娘は重度の発達障害の7歳。息子は健常児で5歳。

 

今や日常生活レベルも発語レベルも完全に息子が追い越してしまった。弟ができて姉にはできないことが多くなってもはや何がなんだか。

 

ここで、最近私の怒りが頂点に達した息子の言葉を紹介したい。

 

家族四人でのお風呂。先に妻以外の三人でお風呂をあがろうとした時に、息子が妻に言った言葉だ。

 

「ママー、僕が姉を着替えさせて髪かわかしておくからね」

 

この発言、どう思うだろうか。障害を持つ姉を愛する弟の優しさに心打たれる人もいるのではなかろうか。

 

私は違う。

 

はぁ!?お前はどの立場からものいってんだよ!何様だ、黙ってろ!!

 

オブラートに包んでますが、こんな感情に心を支配されてしまうのです。

 

こんな汚い言葉、決して口には出しません。ただ「娘のことは私がやるから、君は自分のことをやって」と低い声で怒りを伝えるのです。

 

これも、私が今まで生きてきた中で培われた価値観がかなり影響している気がする。

 

下のものは上のものに逆らってはいけない。

 

四人兄弟の末っ子だった私は、絶対に姉にも兄にも逆らわなかった。下であることが正しいと思っていたし、上の兄弟が言うことは絶対だと思って育った。

 

なぜなら父も母も仕事が忙しくて相手してくれなくて、姉や兄に揉まれて育ったからね、それが私の処世術なのだ。

 

弟である息子が姉である娘に対して偉そうな発言をしたり、どこか上から目線だったりするとかなりイライラする。

 

お前は弟だろうが、なに姉の世話役やってます感だしてんの?

 

そんな怒り。娘に障害がなければ自分で言い返すだろう。本来親が口を出すものでもないのだが、気に入らない。

 

さらに娘は娘で、学校で単語として覚えさせられた「おねがいしまーす」という言葉を息子に言ったりもする。

 

なんで姉が弟におねがいしまーすって頼んで体ふかせてるんだ!?

 

とんぼの心の闇は深い。

冷静に考えればわかるけれども

以上、私が息子にムカつくポイントTOP2を紹介したが、答えはわかっているのだよ。

 

息子が甘い声を出したり実際に甘えてくるのは、親から好かれたかったり、愛情を確認したいだけだろう。

 

こうすれば愛してもらえると思っているし、甘えれば言うことを聞いてくれると思っている。それが息子なりの愛される方法なのだ。

 

そこに何かしらのイライラを感じる必要はない。

 

そして息子が娘の世話しようというのも、別に息子に悪気があるわけじゃないはずだ。

 

こうした方が親が喜ぶと思っているのかもしれないし、実際に姉が困っているから助けたいと思っているのかもしれない。

 

娘が嫌がっていないなら、何の問題もない。娘と息子はwin-winの関係だ。一体私が怒る要素がどこにある?

 

そう、わかっちゃいる。わかっちゃいるけど、むかつくのだ。

 

だからこそ心を書きなぐったり、自然と触れ合ったりと対策をしているんだけども。無意識レベルでイライラしない状態までもっていくのはなかなか骨が折れそうだな。