ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

日々の生活の中でストレスが溜まる大きな原因が罪悪感という話

少しは精神的に落ち着いてきたとんぼである。ごきげんよう。

 

我慢できないほどにイライラしていなければ、一体自分がどの状況でストレスを感じているのか冷静に分析できたりする。

 

今回はそのストレスの原因の一つ、罪悪感について書いていきたい。

子供達に対する申し訳なさ

罪悪感を感じることは多くあるのだが、今の環境だとやはり子供達に罪悪感を抱くことが多い。

 

例えばね、子供達をぶん殴って「俺は最低だ」なんて自分を責めるならとてもわかりやすいDV野郎だ。

 

でも私は違う。こちらの言い分に正当性があっても、約束をしたことでも罪悪感を抱いてしまう。

 

最近で言えばテレビがわかりやすい。子供達はテレビに集中するとまったくご飯を食べない。朝もそうだが、夜もそう。

 

皿洗うのは私だし、だらだらと1時間以上かけられても困る。それにマルチタスクでしょ?テレビ見てたら何食べたかも覚えてないし、満腹感もわからない。

 

これじゃダメだろということで、夕食の時はテレビを消す約束をした。

 

娘はそれでいいようで一切の反抗なし、息子も合意してくれた。現在は、ご飯が準備できたら息子が自分でテレビを消してくれる。

 

それなのに、ご飯の準備ができたと伝えるのがとても心苦しいのだ。

 

YouTubeを集中して見ている息子に、それを中断してご飯ができたというのがとてもとても申し訳ない。物凄い罪悪感がある。

 

好きなことやっているのに止めさせるのがつらい。息子も娘に何も言わないが本当につらい。

 

おもちゃで遊んでいてもそう。ご飯という突然のイベントで強制的に片付けタイムに移行させるのもかわいそうだ。

 

20時半にはテレビを消して寝る準備をするようにと約束もしているが、その時も緊張する。

 

無意識であったが、ご飯を出す時、またテレビを消す時間になる時、私は寝室に逃げたりする。寝室の準備をしに行って、中断の声かけを妻に丸投げするのだ。

 

逃げまくりである。

人としての弱さ

こうやって自分の罪悪感を探っていくと、まだまだある。子供達だけではないぞ。例えば運転時にも罪悪感を抱くことで失敗している。

 

子供たちの学校に行く際にギリギリ車が二台通れるような狭い近道があるのだが、引っ越してきたばかりで土地勘もない私は遠回りをしていた。

 

だが義母とよくこの辺を回る息子は、私よりも道に詳しい。だから送迎時には毎回言ってくるのだ。

 

あの道が近いよ。

なんでパパはあの道いかないの?

あの道から行きたいなー。

こっちの方が早いのに!

 

書いててうんざりするが、このように毎回毎回言われるとチャレンジせざるをえないでしょう?

 

地元民はよく利用する道らしいので私もいけるか!?とチャレンジしたら、一月で二回車をこすったよ。二回だよ、ありえない。

 

上で書いた通り息子からのプレッシャーに耐えられなかったのも一つの私の弱さであるが、もう一つあるのが対向車がきた時。

 

狭い狭い道で対向車が来た時に、なぜか「私が避けなきゃ!相手に迷惑かけないように、私がうまいことやらなきゃ!」という申し訳なさ感がすごい。

 

だからパニックになって、超ギリギリラインを攻めた結果車を二回もこすったのである。

 

冷静に考えれば、私も対向車もごぶごぶ、どちらが悪いなんてこともないし、協力してこの難局を乗り越えねばならない。それなのに、私がすべての責任をおっているかのように思い込んでしまうのだ。

 

他にもたくさんあるが、自分が悪くない場面であってもなぜか強い罪悪感に苛まれてしまっている。パニックになってしまっている。

 

これやばくね?

当たり前のことを当たり前にできるように

以上、最近気づいた生活に溢れる罪悪感について書いてみた。

 

罪悪感自体は悪いものじゃないはずだ。悪いことをした時、理不尽なことをやってしまった時、罪悪感から次のステップに進めることもあるだろう。

 

だが私の場合、なんか違う。そこお前が罪悪感を抱いてどうするの?ってところでもいちいち申し訳なさを感じてパニックになり、自分の行動や言動にそれが現れる。

 

申し訳なさを感じずに冷静に対応すれば、私が二回も車をこすることはなかったろう。

 

そして子供達にも堂々と約束事を遂行できるはずだし、できないことはできないと言えるだろう。

 

何より、相手との関係がおかしくなるよね。上も下もないけどさ、対等な状況なのに下手に出てしまうんだよ。これで良好な関係が築けるかね?

 

結局は人の顔色を気にしているだけ。自分が傷つくのを恐れているだけ。 

 

当たり前のことを当たり前にできるように、この思考の癖は真っ先に改善したい。以前にも気づいて少しは改善したのだが、簡単じゃないね。

 

というわけで、引き続き認知行動療法を続けましょう。