娘が笑っているとにっこりしてしまうとんぼである。ごきげんよう。
息子が笑っているとイライラするというこのギャップが面白い。それは置いといて、最近は娘の体調もよくてかなり喋る。話の理解度も高まっている。
そこで今回はタイトルの通り、娘の現状と現在の発語レベルを簡単に紹介していきたい。
娘の現在のレベル
娘は現在7歳で、特別支援学校に通う小学2年生だ。
半年ほど前に受けた発達検査では2歳6カ月との判定ありで、実際に接してみた体感としても大体そんな感じ。
特別児童扶養手当という制度をご存知だろうか?
障害を持つ児童がいる家庭が受給できる手当のことで、障害の度合いによって手当の額が変動する。そして娘はその制度でもっとも重度判定を受けている。
てんかん持ちで、先日もてんかん発作が連発して救急車で運ばれた。
今のところ羞恥心は見られないし、衝動的に手が出てしまう。妻の顔にポールペンを叩きつけたのが最新かな。そんな感じの娘。
よくわからない単語を連発する
そんな娘が日常的にどのようなことを喋るのか、あまり詳しく書いたことがないので出来るかぎり紹介していきたい。
一番多いのは、よくわからないことを突然言い出したりすること。例えば車での送迎時に、
「ポンポンポン!」
「しゅっしゅっしゅっ!」
とか。娘が気に入ったフレーズなのか、突然楽しそうに大きな声で言ったりする。
他にも就寝時におやすみーって声をかけると、
「あぱ!」
「あぴ!」
「くるくるくるー!」
とか。文字で書くとやべえやつにしか見えないけど、実際はニコニコしながら楽しそうなのだ。
こっちも笑えるし、娘の「あぱ!」に「あぱ!」と返すと、娘もとても喜ぶぞ。かわいいじゃないか。
お風呂場での会話
娘は何かに集中しているとほとんど返事をしてくれない女だ。だからもっとも娘との会話が弾むのは、お風呂場で一対一の時。本当によく喋るぞ。
「今日学校楽しかった?」
「たのしかったよー」
「給食おいしかった?」
「おいしかったよー」
「先生と遊んだ?」
「せんせいとあそんだ!おもしろかった!」
こんな風に、一問一答形式でしっかり答えてくれる。
ちなみに機嫌が悪い時は、「あそんだよっ!」と答えながらも苦々しい表情をして叩いてくる。
噛み合わないこともあるし言葉が出てこないこともあるのだが、かなり話せるようになったと感じる。
他にもまだまだ喋る娘
お風呂場とか車でよく喋るパターンの他にも、え、こんなこと喋るんだ?と驚かされることもある。
例えばてんかん発作の後に「大丈夫?」と聞けば、「だいじょぶよー」と答えてくれるので、それを言わない時はやばそうだとか。
家族の誰かが辛そうな時は、ポンポンと肩を叩いて「だいじょーぶ?」と聞いてくれることもある。
今朝の送迎時に面白かったのは、娘が「あぱ!」と突然言い出したので、何となく「あか!」と返してみた。
すると、あかに合わせたのか、娘が「あお!」と言ってきた。
連想してんじゃんと感動して、「しろ!」と言ってみたら「くろ!」と返される。「みどり!」と言ったら「ピンク!」と答えてくれた。
やるじゃねーか!と嬉しくなって、難易度高めの「オレンジ!」と言ってみたら、「あぱ!」にもどってしまった。笑った。
このように連想はできるようで、「ぱんぱー?」と聞いたら、「すー!!」と言ってくれたり、「からすのー?」と聞いたら、「ぱんやさん!」と言ったりとか。
元気ならこんだけ喋る。素晴らしいことだ。
娘が笑っていると私も嬉しい
以上、娘の現状の報告であった。
こう書いてわかるのは、私は娘が好きだということ。
あの子がニコニコしてたら私も笑える。あの子が元気に喋ってたら、私も嬉しくなってやり取りをしたくなる。
てんかん発作が起きて目が腫れてるとぶっさいくだけど、通常時は普通にかわいかったりする。
体調によって手も出るから良好な関係を築くのはそう簡単なことではないが、息子との差ははっきりしているね。男女の差か、はたまた障害がある影響か。
息子が笑ってても同じくらい幸せな気持ちになれるといいのだが。