ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

他者の問題に土足で首を突っ込むのが息子のイライラポイントの一つ

三連休ということで、金曜日に3本目の記事を書き始めたとんぼである。ごきげんよう。

 

テレビでよく言われる二本撮りとか三本撮りの意味がよくわかる。きつい。でも、連休にブログ書く時間なさそうなので、書けるだけ書いておきたい。

 

さて、今回はまた怒りの話。

 

毎日筆記開示してかなり息子に対する怒りはなくなった(ほぼゼロ)のだが、それでもカッと頭に血が上ることがある。

 

その点に気づいたので少し書いてみよう。

テレビは誰の日で誰が遊ぶのか

最近は平日の夜には妻が子供達と遊んでくれているのだが、基本的に子供達にはテレビの日が決まっている。

 

月水金が息子の日。火木土が娘の日。二人ともテレビが大好きで、親と遊ぶよりもテレビを見ることを選ぶことすらあるくらい。

 

テレビが自分の番ではない日は子供達も退屈そうなので、暇そうな相手と妻が遊んでくれている。

 

で、木曜日のこと。娘のテレビの日だ。だから、妻がテレビで娘が踊れるパプリカやUSAの動画を流そうとしていた。

 

もう一度書くけど、木曜日は娘のテレビの日なんだよ。だから妻がテレビを操作して、娘が好きな動画を再生するってのは自然の流れだと思っていたんだよ。

 

そしたら息子がバッ!とリモコンを奪って「僕がやる!」と言い出したのである。

 

……

 

はい、ここです。私の腹わたが煮えたぎるポイントがここ。わかりにくいでしょうか?

 

もう少し続ける。リモコンを奪ってパプリカを検索しようとした息子に、「いや、ママがやるから」と声をかけたがガン無視。

 

「ねぇ、ぱぷりかのぱはこれでいいの?てんてんがつくの?こうでしょ?」

 

とかなんとか言いながら、リモコンをぽちぽち押していく息子。

 

この感じ。

 

めちゃくちゃむかつくのだ。

 

あまりにむかつきすぎて料理をしていた私が横から口を出してしまうレベル。

 

妻は特に何も感じていなかったようなので、こりゃ私が邪魔者だなと察知してすぐに距離を置くことで無事に生還した。

 

あの怒りは怖いなぁ。我慢できないよ。

課題の分離を思い出す

最近はあまり書かなくなったが、私にとっての人生の指針はアドラー心理学である。

 

そこに当てはめると、少し見えてきた気がする。なんというか、息子は「頼んでもないのに人の課題に土足で上がり込んでくるやつ」なのだ。それが子供でもあるが。

 

例えば今回のテレビの件、私は完全な部外者だから私も課題の分離ができていないのだけども、

 

①木曜日は娘のテレビの日で

②妻が娘に好きな動画を見せようと

 

していたのである。つまり、息子はまじで関係ないの。部外者で、無関係なの。

 

それが、突然割って入ってきて「僕がやる!」と一切誰の返事もきかずにリモコンを奪い取り、さらに「いや、妻がやるよ」と言っても無視をする。

 

この感じ?関係ない人の問題に突然割って入ってきたこの感じが気に入らないのだと思う。

 

いやいいよ。「僕に検索させて!」と許可を得るならね。少なくとも「返して」と言われたら返すとか。

 

あるじゃん。人のやりとりに首を突っ込むなら、手順があるじゃん。それらを全てすっ飛ばして首を突っ込んでくるからむかついたんだと思う。

 

似たようなイライラポイントなのが、息子が「姉の体ふいておくよ!」「僕が姉にご飯あげたんだよ!」という姉のお世話しましたアピールをすること。

 

娘は親がしっかり面倒を見て、できないことを支える役目をしなければならないというのが私の無意識だからだろうね。

 

「親と娘の問題に、頼んでもないのにずかずか入ってきて偉そうにしている息子」だと感じている。

 

関係ないお前は引っ込んでろよ!

 

そんな怒りだと思われます。大人気ないでしょう?ふふふ。

任せることも責任をとることか

ここまで書いてみて一つ思ったのは、見出しの通りだ。

 

責任は私がとるけど、その上で息子に任せてみよう。

 

そんな考え方もありかもしれないね。

 

息子に関係がないのにリモコンを奪って検索し始めるのだって、最終的に娘が好きな動画が見られればそれでOKだ。

 

あとは息子にできると信頼するかどうかである。

 

息子が娘のサポートするのだって、娘が嫌がらずに笑顔でにこにこしながら楽しそうにしているのならOKだ。

 

あとは息子にもできると信頼するかどうかである。

 

この問題は息子に任せてもいいものなのか。また、息子には手を出させずに私が最後までやり遂げるべきなのか。

 

上記したもの以外にも多くの細かいイライラがあるのだけど、感情で判断せずにその時の状況で判断できるようにしたい。

 

あとはまぁ、息子のことを味方だと思っていないってのがあるな。無意識に敵だと判断してるんじゃないか。

 

一蓮托生の家族だ。最終的には、同じ目標を掲げた味方だと認識し直す必要があるのだろう。