ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

子供達に馬鹿にされたと感じると凄まじい怒りに襲われる話

三連休をそこそこ活動的に楽しんだとんぼである。ごきげんよう。

 

元気を取り戻しつつあるため妻と子供達とほぼ四人で過ごした三日間。子供達にイライラすることも当然のように多かった。

 

以前のようにダークサイドに落ちることはないものの、口も聞きたくなくなるほどの怒りに短時間ながら襲われることがある。

 

その怒りの共通点がなんとなくわかったのでお伝えしたい。

とんぼが三連休で怒ったこと

まず私が三連休で怒ったことをいくつか紹介したい。くだらないぞ。

バナナ牛乳を作ってみたら

最近は張り切って料理をしているのだが、どうしても使いきれない食材が出てくる。

 

そこで余ったバナナと牛乳で、適当にバナナ牛乳を作ってみた。私は牛乳はNGな人なので、子供達が喜ぶかなーということで作ってみた次第。

 

そしてバナナ牛乳だと伝えずに飲ませてみた息子が一言。

 

「うぇえ、おれバナナ牛乳きらいなんだけど」

 

最近は自分のことを「おれ」と呼ぶようになったのも鼻につくのだが、この言い方に怒りに震えた。この怒りを1から10で言えば、10だね(^^)

 

お前がバナナ牛乳きらいとか知らんがな!とか、人が作ってやったのにとか、色々な思いがあったのだろう。

山登りにて

三連休ということで登山にも行ったのだけど、足場はあまりよくなくて、岩がごつごつ出てて滑る可能性もあるところ。

 

道幅もせまく、転べば転落したり怪我しかねないという登山ルート。

 

私が娘と手をつないでサポートしながら登っているのに、息子は妻からも離れてさくさく前に進んでいく。

 

それはまぁいい。いいんだよ、怪我しないなら好きに進んだらいいじゃない。でもいちいち言い方がイラっとするのだ。

 

「おれが一番早い」

「こんなの簡単だよ」

「みんなー早くいくよー」

 

この感じがもうイライラしてイライラして仕方がない。はぁ!?としか思わない。

 

あまりにイライラしたので、娘を妻に任せて息子の数倍の速さで山を駆け抜けて追い抜いてやったわ。ふはは。

娘との喧嘩

娘と二人だけで夕食を食べる時間があったのだが、娘がお箸を何度かテーブルに落としたり投げたりしていた。

 

やめてと注意したら、次はお箸をテーブルにガンガン突き刺すという行為に。ひたすらお皿の周りをガンガンガンガンお箸で突き刺している。

 

私もこんなことではイライラしないぞ。娘も何かしら思うところがあるのだろう。でも、だめじゃないか。

 

テーブルも傷つくし、危ないし、使い方も間違っているし。だめなもんはだめだと注意をしなきゃいけない。

 

というわけでそれも注意したら、突然顔にお箸を投げられた

 

むかつくなんてもんじゃないぞ。ぜひ、やってみて。

馬鹿にされたと感じているぞ

最新の怒りを三つほどご紹介した。この三つに共通している怒りを私なりに分析したところ、私が馬鹿にされた、見下されたと感じていることに気づいた。

 

娘にランドセル持つように声かけたらガン無視でスタスタ歩いていく、これと似たような怒りだね。

 

なんだろう。子供達がどう思っているかは関係がない。私が「こいつ、私のこと馬鹿にしてるな」と感じた時に私は怒りを覚えるらしい。

 

器がちっちゃいというか、大人げないというか。

 

バナナ牛乳がまずいと言われたのは、「おれ、バナナ牛乳きらいなんだけど」「なんだけど」に怒っている。

 

まずそうな顔をして、「そんなことも知らないの?」みたいなニュアンスに聞こえたのが非常に腹がたったっぽい。

 

息子が一人でサクサク山道を進んでいくその言動にむかついたのは、「おれは速い、お前たちは遅い」という風に聞こえた。

 

はぁ!?ふざけんな、幼稚園児より遅いわけないだろうが!!という怒りですね。思考を辿ればわかりやすい。馬鹿にされたと確かに感じている。

 

そして娘に箸を投げられて怒ったのは、そうですね、書くまでもないですね。

 

真っ当な注意をして逆に攻撃されたら、こいつ舐め腐ってんなって普通に思いますよね。

これからどうするか

以上、馬鹿にされたと感じたら怒りを覚えるというどうでもいい話であったが、最後にこれからのことを書いてみたい。

 

まず、上にも書いた通り”私が馬鹿にされたと感じる”ことに怒りを覚えるのであって、”実際に子供達がどう感じているか”は関係がない。

 

これは主観的な話だ。ただ、私が馬鹿にされたと勝手に怒っているだけ。

 

人間だからね、馬鹿にすることも見下すことも当然あるはずだが、そうじゃないこともあるだろう。

 

息子は本気でバナナ牛乳が嫌いだっただけかもしれないし、山を一番で進んでいたののも「おれすげええええ」をアピールしたいだけで、他の家族を馬鹿にするつもりはなかったのかもしれない。

 

娘だって、注意されてカッとなって衝動的に箸を投げただけだと思われる。

 

冷静に考えれば今回のこの三件。子供達が私を意図的に馬鹿にしたようではなさそうだ。それに実際に馬鹿にしていたとしても、その本心を確かめられるわけでもない。

 

つまり、わからないのである。わからないし、馬鹿にすんな!と怒ったところで何かいい方向に変わるのだろうか?子供達の思想を捻じ曲げられるのか?

 

無理だよ。そんなの。意味ないし、望んでいない。

 

だからまぁ、子供達の発言に勝手に「馬鹿にされた!」と感情を爆発させるのではなく、その場その場で最善を尽くす。それが暫定の答えです。

 

バナナ牛乳嫌いだとわかったのならOK。他の誰かが飲めばいい。次から息子には出さない。

 

息子が進むのが速いと自分で考えているのならいい。ただ、危険なことはしっかり注意せねばなるまい。

 

箸を投げられたのも、辛抱強く、手を替え品を替えなんどもなんどもしつこく言い続けるしかない。

 

かっとなって、目的を見失うなってことよ。これもんよ。

 

うむ、久々にいい考察ができたな!