久々に商品レビューをしてみたいとんぼである、ごきげんよう。
今回は、姪っ子の誕生日に送った『あむあむたまご ミニオン』を紹介していきたい。まぁ紹介というか、感想ですよね。
姪っ子の誕生日プレゼント
姪っ子は今年で7歳になる。実家に住んでいてあまり会う機会もないのだけど、誕生日プレゼントはぜひあげたい。
そこで一緒にAmazonを見ながら欲しいものを選んでもらったところ、選んだのがこれ。『あむあむたまご ミニオン』である。
手編みではかなり時間がかかる編み物が、ただハンドルをくるくるまわすだけで出来てしまうという優れもの。
本体はこんな感じ。
メインの部分。
ここに毛糸をセットして、回すだけ。ミニオンを作るだけの毛糸もセット内容に含まれているが、毛糸のサイズが同じなら他で購入したものでも使える。
目とか細かい部品はフェルトで、頑張ればこんなのが作れるらしい。
ミニオン三体分が作れるセットが入っている。
あとは、自分で毛糸を足せば毛糸の帽子とか、小物入れとか、マフラーとかほとんど何でも作れるっぽい。
すごくね!?夢が膨らむよね、これ。頑張ればポケモンとかも作れそう。
問題があるとすれば、難しすぎること
この『あむあむたまご ミニオン』を7歳の女の子にプレゼントしたわけだが、はっきり申し上げまして7歳が一人で作るのは不可能だ。
見てくれ、これが説明書の1p目だ。
これ子供が読めるわけないし、大人でもかなりのパワーを使いそう。
実際、うちの70近い母は「こんなのできるわけないでしょ」と一瞬でサジを投げ、アラフォーの次女は「難しすぎてやりたくない」と拒否。
せっかくミニオンをあむあむするのを楽しみにしていた姪っ子は大泣き。作りたいのに作れないと、悲しんでいたらしい。
それを見た姪っ子のママ(長女)に至っては、
「なんでこんなに難しいのプレゼントするんだよ!」
と怒ってたそうな。私だって良かれと思ってプレゼントしたのに、まさか怒られるなんて思っていないからさ。びっくりだよ。
多分本気を出せばかなりかわいい毛糸のミニオン人形が作れるっぽいこのおもちゃ。
だが子供のために本腰いれて長時間集中して取りかかってやろうという大人がいなければ、おそらく作る前に挫折する。
説明書が心を折るぜ。まじで面倒くさそうだもん。
頑張ってやってみる
この日、うさぎの動物病院に行くがてら実家に寄った私。母からこの『あむあむたまご ミニオン』を何とかしてくれと頼まれた。
自分でプレゼントしておいて思ったよ。うへぇ、めんどくせぇ、と。
それでも、姪っ子のために説明書を読み込んで読み込んでとりあえず基本の輪編みを作ってみることに。
難しすぎる!と書いたけど、実際は集中して説明書を読んでその通りにやるだけさ。まぁ、それが面倒くさいのだけど。
でも、手順さえ覚えてしまえば2回目以降はすぐできる。最初の理解が難しいだけっぽい。
隣で見ていた母とあーだこーだ言いながら、100均で買ってきた毛糸で実践。できたのが、これ。
靴下みたいで、結構すごくない?手で編んだら何時間かかるんだよレベルの物が、毛糸をセットしてハンドルをくるくる回しているだけでできた。
最後にちょっとしぼる作業をしたぐらいかなぁ。
でも、作りたいのはこれだから。
基本の輪編みだけじゃなくて、細かい作業がもっともっとあるんだよ。説明書を見てたら気が遠くなるほどの工程が残っている。
こりゃ無理だと早々に諦めて、姪っ子に作ってあげたミニオンがこちら。
ひどすぎて逆に喜んでいたぞ。
宿題となった『あむあむたまご ミニオン』
結局、数時間程度ではこの毛糸のミニオン人形は完成しないだろうことはわかった。
「あんた、持って帰って作ってきなさい」
そう母から命令され、自宅に持って帰ってきたのはいいのだが。本当にやる気がしない。だって難しすぎるんだもん。
これって毛糸やフェルトに慣れ親しんだ大人限定のおもちゃじゃないか、意味不明すぎて手をつける気すらせん。
ただ一つ思ったのは、これで毛糸のぬいるぐるみを作るYouTuberとしてデビューしたら面白いんじゃないか?
ポケモン151匹作ってみるとか、うさぎとか犬とか。人気出そうじゃないか?手始めにこのミニオン人形ができたら、またこのブログで紹介したい。
この人形が完成することは未来永劫なさそうだが。