ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

発達障害の娘が奇声をあげたり虫を踏み潰すのは衝動性の高さ故か

今日も今日とて娘に頭をはたかれまくったとんぼである、ごきげんよう。

 

最近は少しイライラしているのか、自分の中にストレスを溜め込んでいるのか。娘の暴力が増えてきている。

 

そんな中、少し気になることがあったので記していきたい。

奇声をあげてハッとする娘

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今年で8歳になる発達障害の娘。半年ほど前からよく奇声をあげるようになった。

 

大声で「あ”ぁ!!」とか、「や”ぁ!!!」とか。何かが気に入らない時に奇声をあげる時もあれば、何もない時に大声をだすこともある。

 

抗てんかん薬のイーケプラが追加されてから始まった行動の一つではあるが、イーケプラが直接的な要因かはわからない。

 

とにかく、心にたまったストレスや怒り、不安をこの奇声で吐き出しているようである。これがあるから正気を保っている印象もある。

 

そんな奇声が今や日常茶飯事になってしまって、つい最近少し変化があった。

 

娘が「あ”あぁ!!」と叫んだあとに、いうのだ。

 

「あ”ぁ、しちゃったー」

 

まるで、やっちゃいけないことをやってしまったと自覚しているかのように教えてくれる。奇声をあげてしまったと。

 

ただの気まぐれかと思ったら、ここ数日で奇声をあげるたびに「あ”ぁ、しちゃったー」と悲しそうな顔で訴えてくるのだ。

 

やはり何かしらの鬱憤がたまった瞬間に衝動的に出てしまう奇声であって、きっと自分では止められないんだろう。

 

奇声を止められない自分を俯瞰的に見られているという意味では、成長したと言えるのかもしれない。

 

まー奇声ぐらい別に大したことじゃないので、叫べる時にがんがん叫んでくれ。こちらに止められるものでもないしさ。

虫を踏み潰す娘

続いて、以前から結構な悩みがある。少しずつ落ち着いてきてたはずが、最近顔を出し始めた娘の癖だ。

 

それは、小さな虫を見たら踏み潰さないと気が済まないというもの。数年前から、小さな虫を見つけたら衝動的に踏み潰して殺してしまうのだ。

 

以前はもっと酷くて、虫だけじゃなくて猫も叩いたり、目の前でパンパン手を叩いて威嚇したりと虫以外にも攻撃的だった。

 

それも少しずつ良くなっていって、今では猫にもうちのうさぎにもいい子いい子として接してくれる。

 

だがつい最近、娘と一緒に歩いていた時。道のすぐそばにカナブンを見つけたらしく、娘はわざわざ近づいていって踏み潰して殺してしまった。

 

さらに家族で公園に遊びに行った時。息子が手で捕まえて我々にバッタを見せてくれた。

 

ふいにバッタが息子の手から逃げ、地面に降り立った瞬間である。娘が足で踏み潰してしまった。

 

止める暇もない。一瞬だ。息子も「なんでこんなことする!?」と怒っていた。

 

親としては娘に注意するし、命の大切さも教えているつもり。命の絵本とか、みんな仲良くといった絵本も好き。

 

ただこれも衝動的な行動だ。命が大切とか、無益な殺生をしないとか、そんなこと考える前に体が動いてしまってるようなのだ。

 

娘もやっちゃった、って顔するし。どうすりゃいいんでしょう。

成長を待っている

最近感じた娘の衝動性が高いという話であった。

 

今のところ、うさぎや猫にわざわざ自分から攻撃することはほとんどないが、小さな虫だと体が勝手に動いてしまうらしい。

 

しっかり話して理由を説明して娘がそれを理解していたとしても、それすら超えてくる衝動性の高さは本人もきついかも。

 

これで怒られてもねぇ。体が勝手に動くんだからしょうがないしと納得できないのではないか。実際体が勝手に動いているんだろうし。

 

虫殺しも奇声も、成長したら少しは自分でブレーキをかけられるようになるのだろうか。

 

余談だが、こういった衝動的な行動を強制的に止めた場合、行動を止められたことで衝動的に暴力に走ってしまう。

 

参ったねどうも。