ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

心の底から楽しんで遊ぶために徹底した不安対策が必要だと気づいた話

昨夜は妻とゲームで遊んだとんぼである、ごきげんよう。

 

最近はDQウォークなんかもやっているが、ゲームが子供の頃のように楽しめなくなっている自分がいるのだ。

 

そんな中で気づいたことを記していきたい。

ただぼんやりとした不安

私はゲームが好きだ。自分でプレイすることはほぼなくなったが、自由にお金を使えた時はゲームを買いまくっていた。

 

買いまくっていたんだけど、一度30分程度プレイしたらもう2度とそのゲームをやることはない。お試しプレイして積むだけ。

 

この傾向は20代頃から始まった。面白そうなゲームなのに買っても続けられない。続けられないから、段々と虚しくなって買うこともなくなった。

 

それでも楽しいゲームに出会うことはあって、今やっているDQウォークもそうだしポケモンGOもとにかくはまった。

 

夢中でやって楽しくてたまらない。それなのに数日経つとどうしても感じてしまうのだ。

 

何やってんだ私は。

 

こんなことしてていいのか?ゲームをやってていいのか?面白いのは確か。でもこれでいいんだろうか。

 

ぼんやりとした不安に押しつぶされそうになって、どれだけ面白いと感じたゲームもやめてしまう。どうしても続けられない。

 

人生には娯楽が必要で、楽しい時間も遊びの時間も必要なはずなのに、遊べないのだ。不安・焦燥感・虚無感。あらゆるものが私の遊びの時間を邪魔してくる。

 

そこで思い出したのが、芥川龍之介が遺書に記したとされる自殺の動機。

 

「ぼくの将来に対する唯ぼんやりとした不安」

 

これなんだよ。まさにこれ。別にゲームをやめたところで何かするわけでもない。むしろゲームにぴったりな時間もある。

 

家事も全て終わって子供達も眠っての自由時間。そんな自由に遊んでいいはずの時間であっても、ぼんやりとした不安でゲームをやっても楽しめない。

 

こんな状態がずっと続いている。遊びの時間だけじゃない。何をしている時も、ずっと。当たり前だと感じていたが、これは健全な状態ではないのではないか。

 

心の底から楽しいと感じる時間が人生には必要なのだ。というか、心の底から楽しみたい。いつもアンニュイで薄暗い気持ちで過ごしたくない。

 

笑って遊んで楽しみたい!

 

ならば、対策するしかない。

不安との付き合い方を考える

対策を考える前に、ちょっと前にヒントになるような出来事があった。

◆楽しい話だけをしようと心がけた友人との焼肉が心底楽しかった話

 

友人たちと焼肉に行った話。この時の私も今と同じような状態で、うつだし子供達にもイライラしているしいいことなんて何もない。

 

それでも、今日は心配事や不安は見て見ぬふりをしようと心がけた結果、とても楽しい時間を過ごせたのである。

 

要はそういうことだと思うんだ。ぼんやりした不安があるのは現状仕方ないとしても、それを今その時に気にする必要はないのだ。

 

今この瞬間に集中することなく、うすらぼんやりとした将来のことばかり考えているから何も楽しめないしゲームもすぐやめてしまう。

 

というわけで、現状の私の知識でできることを実践してみる。

予定を作る

予定を作るのは必須っぽい。前日に翌日分の予定を作ってしまいたい。

 

今日やること、今やることが明確だと非常に集中しやすい。次にやることも決まっていて、予定でこうなっているから大丈夫だと不安を先延ばしにできる。

遊ぶ時間も予定にいれること

予定を作る上で、例えば「ゲームをする時間」を自ら予定に組み込んでしまう。だらだらするとか動画を見るとかでもいい。

 

あらかじめ決めておけば、その時間は遊びに集中してより楽しめるのではないか。

不安になる時間も作ること

これも以前から何度か書いてて最近やっと始めたもの。1日の中であえて不安になる時間を予定に組み込んでみた。

 

今のところ調整中だが、お金やうつ病、子供達の将来の不安などなど、自分がよく不安になっているテーマを毎日20分程度、不安になる時間を割り当ててみる。

 

日常で何か不安を感じることがあっても「これはあとで不安になる時間があるから」と先延ばしにできる、らしい。

 

まだ意識するのが難しいが、生涯続けたい。

やり残しを作らないこと

さらにやり残しがあると何も楽しめないというのもよくわかった。

 

例えばお昼ご飯食べてキッチンが荒れた状態で動画見たりしても、何も面白くない。ブログ書いてもないのに少年ジャンプを見ても楽しめない。

 

ずっと焦りと不安がつきまとうから。これじゃあもったいない。楽しめないよ、何も。

 

これは予定とは別に細かい習慣を作るのが大事なのではないか?ご飯を食べたらキッチンはゼロの状態に戻すなど、気になるやり残しが生まれないような習慣づくりも平行してやっていきたい。

まだまだ不安が多い

こういった対策をここ一週間程度やってみているが、まだ不安だらけ。これ書いている今も漠然とした不安を感じている。

 

昨夜に妻とゲームをした時も、楽しい時間ではあったがやはりそれなりに不安がつきまとっていた。心の底からゲームを楽しめたかといえば微妙である。

 

こんなに夜更かしして明日大丈夫だろうかとか。あるよね。

 

そういった不安を、最初から予定を作って考える必要をなくしたり、また不安になる時間を日常に作ることで少しずつ消していきたい。

 

やってみると、「今はその不安を考える時間ではない」と意識するのも相当にパワーを使う。何十年も不安とともに生きてきているのだから。

 

これで少しはゲームが楽しめるようになったらいいなぁ。