楽しいことを探しているとんぼである、ごきげんよう。
自宅を改造するべく100均をまわっている時に、たまたま気分転換になりそうなものを見つけた。
寝る前にちびちびやって完成したので、その報告をしたい。
羊毛フェルトキット・黒ネコ
今回たまたま見つけたのがこちらの羊毛フェルトキットの黒ネコ。
レベルは★★、目安の所要時間は2時間半。
今まで羊毛フェルトなんて一度もやったことはないが、なんとなく長時間針でプチプチ刺すものだとは知っていた。うつ病に効きそうだし、いい暇つぶしになりそう。
というわけで即買い。中身はこんな感じ。
どでんと入っている毛の塊を、頭部や胴体、手足などに使う毛量に自分で調整して分けないといけないらしい。こういうの初心者にはハードルが高い。
それに説明書がこれだから。
まとまった時間と集中力がなけりゃ完成しないと思われる。
あとは針やネコの目、キーホルダーにできるアタッチメントもついていた。別途目打ちという穴を開ける道具やボンドも必要らしいけどスルー。
何も知らず、特別調べることもせずに見切り発車で取り掛かってみた。
面倒臭くて面白くて面倒臭い
針でプチプチ刺しまくればいいんだろ!?くらいの認識で、とにかく羊毛をくるくる丸く巻きながら針で刺しまくる。
最初は簡単で、頭と胴体。大きいし形もわかりやすくていい感じにできた。
プチプチはそこそこ集中すればできるし、だんだんと形ができて固まっていくのが割と楽しい。就寝前の気分転換には良さげ。
日を跨いで次は細かい手足に入る。パーツが小さいとサイズの調整が難しい。小さくなりすぎたらアウトだし、大きすぎたら固め不足。
この辺から少し飽き始めてきたが、なんとか手足を繋ぐことに成功する。
続いて耳。パーツが小さすぎてやる気がごっそり持っていかれ始める。説明書通りに作っているはずなのに、うまくいかない。
ギズモかよ!と突っ込みたくなるほどの耳の大きさ。黒とピンクの羊毛をくっつけているから調整も難しい。
続いて目。目打ちという道具が必要らしいが、そんなものは持っていないので細いドライバーで目の部分をくり抜く。センスが必要だな。
で、目とその周りの黄色い部分を足してこの顔。
こっからは早いぞ。顔につける小さい鼻や口なんてイライラしてできない。アイスクリームのカバンも面倒くせー!と超適当にさくっと終わらせた。
うーむ、どうしてこうなった?上手くいかなかった耳辺りから雑になった気がする。
見本と全然違う。何がどうダメだったのかもわからん。私は一体どうすればよかったんだ!?
さらになぜか余るはずのない黒い毛が余っていた。仕方がないのでうんこみたいな帽子を作る。
なにこれ。
気が向いたらやるかもわからん
以上、30代のおっさんが生まれて始めて羊毛フェルトに手を出した話であった。
頭や体、手足を作って、パーツを一つずつしっかりと完成させてた時がピークだったな。一度雑になったら、やる気が消えてしまう。
あとはやはり難易度が高かった。最初だから、もっとこう簡単なものを選ぶべきだったのかもしれない。大きいサイズが簡単そうだが、逆にプチプチが多すぎて大変か?
でもまぁ、100均にしては楽しめたんじゃなかろうか。所要時間は6時間ほど、ブログやってなかったら途中でやめてるぜこれ。
よし、次は毛糸のミニオン人形を作るぞ。それも完成したら紹介する予定。
いやはや、いい経験をした。探してみたら様々な羊毛フェルトキットが売ってたので、いずれまたやるかも。こんなんとか、多分完成しないな。