ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

目に見えてうつが悪化するため料理も子供達の相手も今はまだ無理な話

三連休で地獄を見たとんぼである、ごきげんよう。

 

あそこまで落ちるのはなかなかない。明らかにうつ病のバイオリズムとは質の違う感じ、うつが悪化していっている感じ。

 

あ、こりゃやばいやつだ!と察したため、活動を再度ゆるめにすることにした。

調子こいて料理をしていたら

数ヶ月前にうつ病だと認識してからは、料理は相当に手抜きになった。レトルト系やカレーのような大量に作れるもの、または市販のパンを朝ごはんに出したり。

 

この対策によって私の仕事が激減して楽になっていたのに、ちょっと元気になったので料理に手を出してしまった。

◆完全に手抜きになっていた料理が少しずつ復活しつつある話

 

このあたりか。1ヶ月もならないつい最近のことだ。でさ、一度やっちゃったら、継続したいって思っちゃうんだよ。頑張っちゃったんだよ。

 

で、料理を色々やってみたところ、息子が「これ飽きた」「○○きらい」とか偉そうに言ってくるのがかなりのストレスだと判明する。

 

ならば美味しいご飯を作るしかないと、文句を言わせない料理を作り出す。例えばラーメンが食べたいと息子から要望があったので張り切ってこんなん作った。

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チャーハンと餃子とラーメン。餃子と生ラーメンは市販とはいえ大変なんだぞ。そりゃうまいよ。喜ぶよ。毎日美味しい料理を作って、翌朝のパンを焼いたり妻の弁当を準備したり。

 

さらにパレオダイエットをしている私と家族では食べるものは違う。上のラーメンなんて絶対食べられないから、自分の食事も別に作らなければならない。

 

こうして台所に立つ時間が増えるとまた別の問題が出てくる。夕方、暇な子供達が料理中の私の周りをうろちょろし始めるのだ。

 

これがまた曲者。私はマルチタスクが大嫌い。本当に嫌い。

 

料理や片付けに集中している私に話かけるな。邪魔するな。

 

そう思いつつも、子供達に丁寧に対応することの方が重要だ。イライラしながらも相槌を打ったり、話を聞いたりする。

 

それもすぐに限界がきた。

◆妻と喧嘩して自身が自分の人生の責任を背負う覚悟がなかったと知る

 

この記事で書いた通り、私が料理している間の子供達をなんとかしてくれという怒りが爆発する。爆発したが、結局この怒りは私の理想を押し付けているだけ。

 

ならば自分で解決するしかないと、子供達がいない時間に料理をし始めた。さらに退屈な子供達を見て不憫になったので、空いた時間で子供達と遊び始めた。

 

この時点でかなりきつい。少し料理を始めただけだったのに、いつの間にこんなにやることが増えたんだ?

 

そしてこの三連休の日曜日の朝。私のストレスは抑えきれないものとなる。朝起きて片付けして料理を始めたら、当たり前のように暇な子供達がうろちょろし始めたのである。

 

平日は対策をとっていたが土日までは想定外。だって三食あるんだぜ。どうしたって台所に立つ時間が増える。常に暇な子供達もいる。

 

イライラして仕方がない。でも私がやりたいからやっていることなのだ。この問題は、私が変わるしかない。

 

やることは一つ、土日も対策をとろう。前日の夜に三食分の食事を準備しておけば、常に子供達の相手ができる。ちょっとくらい夜更かししてもOKだろう。

 

そう決めて、どのようなスケジュールにするか事細かく考えていたのだが。その時すでに、体は重く、気分は悪く、頭が痛い。

 

子供達とも妻とも会話をしたくない。相槌も打ちたくない。遊びに行く予定だったのに、私一人だけ自宅に残った。

 

寝室でぼけーっと横になって、やっと気づいたよ。

 

これ、無理だわ。

できることとできないことを区別する

いつか見た『ツレがうつになりまして』で言っていたことを思い出す。うつ病には”あとで”が大事。

 

あせらないこと。

とくべつ扱いしないこと。

できることとできないことを区別すること。

 

私はいつの間にか、できないことまで抱え込んでいた。無理して、頑張って、体と心を痛めつけてまで頑張っていた。

 

いやね、ずっとできないわけじゃないんだよ。今の私には無理なだけ。美味しい料理を作って、子供達と遊んで、休日も一緒に出かけて。

 

こんなん急にあれもこれも手出したらそりゃ自殺コースだわ。なんで調子に乗っちゃったんだろう?なんでできると思っちゃったんだろう?

 

とはいえ、今回挑戦してみてわかったこともある。それは、料理一つとっても実際にやってみるとそれなりの弊害があるということ。

 

そもそも朝昼晩ご飯に自分の食事と作業そのものが多すぎる。子供達には好みがあるし文句も言ってくる。子供達がいる時間に料理をしたら暇な子供達に絡まれる。そしてこれらが異常なストレスになりえる。

 

何も考えずに手を出すと痛い目に見るやつだったわ。甘く見ていたわ。一歩ずつ、少しずつ歩みを進める案件だと思い知ったぜ。

一旦白紙に戻しましょ

そんな失敗談である。もううんざりしているので、料理についても子供達と遊ぶことについても一旦白紙に戻そう。

 

料理はまた超手抜きに戻して、子供達にも元気がないから遊びませんと伝えよう。無茶をしない日々に戻して、一度落ち着こう。

 

で、元気になったら。今度は子供達がいない時間に、少しずつ料理を再開しよう。週に1回から始めるとか、朝ごはんだけ作ってみるとか。

 

料理は別に嫌いじゃないんだよ。ただやることが多すぎただけ。無理難題を抱えこんでパンク寸前なだけ。やり方を考えれば何とかなるだろう。

 

逆に子供達と遊ぶのは心底嫌だったみたいなので、少しずつ慣らしていく必要がありそうだ。筋トレみたいなもんだね。

 

まぁいいや。笑いもせず相槌も打たずに無視する父親が台所に立っているより、レトルトでも笑ってご飯食べた方がまだマシだろうさ。

 

子供達に健康被害が出るより先に、私が自殺するかもしれんからな。