ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

きつくて疲れる「子供達と遊ぶ時間」を少しずつ習慣化していきたい話

平日の夜に子供達と遊ぶ時間を作って何度も失敗しているとんぼである、ごきげんよう。

 

ステップファミリーとなって2年半。子供達と一緒に遊ぶことは私にとって最重要項目の一つ。何度となく挑戦してきた。

 

土日はかろうじて一緒にでかけているが、平日の夜に遊ぶのは驚くほどに定着しない。なんでこんなに失敗するのか。考えてみたい。

一緒に遊ぶのは疲れる

単純に、子供達と遊ぶことが私にとってかなりのきつい仕事である。なんというか、介護の仕事をしていた時に近い。保育士ってこんな感じなのかもしれない。

 

スイッチを一つ入れないと遊べないし、子供達の好き勝手な言動・行動に対するリアクションにも気を使ったりする。

 

娘が絵を描いているのを隣でみるとか、息子がゲームやってるのをアドバイスしながら隣でみるとか。身体的なきつさはそうないのだが。

 

でも疲れるんだよ。決して面白くはないんだよ。

 

すごくパワーを使う。子供達と面と向かって遊ぶことに集中するというのは、そう簡単なものではない。子供は大人の私が決して面白いと思えない遊びを延々とやり続ける傾向があるからだ。

 

例えば娘と真似っこゲームをする。娘がジャンプしたり手を大きく動かすのを真似すると、娘はすごく喜んで、もっとやってもっとやってという感を出してくる。延々と終わらない。

 

息子でいえば、意味のないじゃんけん勝負を何度となくやりたがるし、いつまでも終わらないしりとりして嬉しそうだし、ドラゴンボールのマニアックな質問をひたすらやってきたり。

 

楽しい時もあるが、疲れることの方が多い。いつまでこれやんだよという、もういいだろという思いが強くなる。そもそも体が重いのもあるけどさ。

 

だが子供達の遊びを無理やり止めて、私がやりたい別の遊びにするというのは違うのだ。子供達が喜ぶ遊び、子供達が楽しいと思える時間にしたいだけだから。

 

理想と現実のギャップが激しいということさね。やりたいけど、きつい。疲れる。以前も書いたが、これは筋トレみたいなもんなんだよ。

 

筋肉むきむきの体は手に入れたい。でも毎日筋トレするのはまじでしんどい。これよ。あたし、これだと思うわ。

子供達と遊ぶことも習慣化で考えてみる

昨日は料理のしんどさを解消する話を書いた。 

◆そこそこに楽しいはずの料理が重荷になっていた原因を取り除こうの会

 

料理や家事と違って気付きにくかったのだけど、子供達と遊ぶことも同じように習慣化できるのではないか?

 

これまで失敗してきたのは、やり方がおかしいからだ。習慣化するための道筋として、明らかに間違っている可能性がある。

 

だって、最初の目標がこれだぜ。

 

「夜に1時間弱子供達と遊ぶ時間を作ろう!」

 

これは無理だって。今まで運動も何もしていなかった人が、「今日から毎日42.195km走るわ」とか言いだしたら止めるっしょ?ガリガリの私が今日から週7で筋トレすると宣言したら鼻で笑うでしょ?

 

こんなんやる前から続かないってわかるじゃん。無理に決まってるじゃん。

 

それなのに子供達と遊ぶという、人間関係的なものになると盲目になってしまうんですね。無茶な目標だとは微塵も思わず、できるものだと、それが理想なのだと突っ走ってしまった。

 

これが今までの敗因であるな。

ベビーステップで始めたい

この問題も料理の問題と一緒である。子供達と1時間遊ぶのは、今の私には時間が長すぎて抱えきれないのだ。

 

でも、少しだけなら遊べる。1分だけなら、30秒だけなら遊ぶことは苦にならない。少し話しかけるくらいなら何ら問題にならない。

 

だからまずは習慣化と同じように、「子供達と遊ぶ時間」もベビーステップから始めていきたい。いくつか案も書いておく。

 

・娘にアンパンマンの絵を一つだけ書いて渡してみる

・息子とじゃんけんを一回だけやってみる

・息子に「今日学校どうだった?」と聞いてみる

・娘の隣に数秒だけ座ってみる

・息子の隣で10秒だけ一緒にYouTube見る

 

こんな感じで、風呂上がって娘のトイレトレーニングしたら何か一つめちゃくちゃ簡単なものから始めていくというのを今後のメインの方針とする。

 

一瞬だけでも子供達と一緒に過ごす時間を作って毎日続けていけば、遊ぶことに対する拒否感も消えてくるはずだ。で、少しずつ時間を伸ばしていくような。

 

うむ、見事な計画であるな。苦痛にならない範囲から始めていこう。