ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

うつ状態に何度も心折られて学習性無力感に苛まれていた可能性を探る

うつ病脱出の可能性を見出してわくわくしているとんぼである、ごきげんよう。

 

様々なうつ病・ストレス対策をやってきたこの私だが、実際のところ心折られていたのではないか?という可能性を探っていきたい。

やる気が出てきて違和感を抱く

昨日、いつものように体が動かなくなってしんどかった。しんどい中で、私は怒りに震えていた。

 

こんなにストレス対策をやっているのに、何で体が動かない!?なんで目に見えて改善しない!?いつになったら治るんだよ!!!

 

うつ病治療は焦っちゃいけないのは知ってる。だがもうそろそろ半年が経つのだ。だるくなって元気になってまただるくなって、半年間も同じことの繰り返し。

 

子供達への対応はかなり穏やかになった自覚があるにしても、体のだるさは変わらない。むしろ悪化してる気すらする。だるくて体が動かない日が多すぎる。

 

うつ病が良くなっていってるという実感がまるでないのだ。

◆それでも体は動かない、とんぼのうつ病奮闘記

 

こちらの記事で紹介した通り、ストレス対策はすでにやりすぎなくらいやっている。

 

・瞑想

・笑顔を探す練習アプリ

・心配する時間を作る

・読書する

・筆記開示

・行動活性化療法

・運動

・自然と触れ合う

・夜は8時間寝る(寝室の環境もばっちり)

 

こんだけやってるのに、劇的な改善はない。ここまで対策とっても体が動かないんだったら、もはや甲斐がない。どうすれば良くなるかも、いつ良くなるかもわからない。

 

くそが。ふざけんな。

 

怒りに震えながら、昨晩の私は台所で一人うなだれていた。近くの心療内科を調べ始めていた。

 

その時にふとメールをみて思い出したのだ。カリフォニア大学の6週間に及ぶ人生改造プログラム。

 

かなりハードであるが、やれば大きく人生を変えられるという。やってみる価値があるという。これにびびびっときて、病院いく前にやってみようと決意した。

 

早速このプログラムについて詳しく調べ始めると、少しずつ元気が出てくる。目がさえ、頭もさえ、どうすればこのプログラムが成功できるかということに頭がグルグル回る。

 

その翌日の今日は、このプログラムの事前準備が必要だと判断しその準備に1日を使った。

 

これならうつ病も改善するんじゃないか?この6週間を終えれば、私は劇的に変わっているのではないか?

 

そう考えるだけで、力がみなぎる。何だってできる気がする。何が何でもやってやる。

 

そこでふと気づく。

 

あれ?ここまで未来に希望を感じるとパワーが出るのに、何で今までこんなにやる気がしなかったんだろう。何でこんなに私は下を向いているのだろう。

 

その答えはきっと、学習性無力感である。 

学習性無力感とは

学習生無力感とは、何度も失敗することによって「何をやっても失敗する」と学習してしまうことである。

 

これまで様々なストレス対策をやってきたこの私。うつ病だと認識する前から瞑想もしていたし、ウォーキングや自然と触れ合うこともやっていた。

 

他にも色々やっていたのに、結局うつ病で体が動かない日が多い。うつ病だと認識してからは、さらに様々なストレス対策を増やしてきた。

 

それでも体は動かない。何をやっても体は動かない。そりゃ思うよね。これって意味あんの?本当にメンタルに効いてんの?一応やるけどさ、意味なくね?

 

どうしてもそう感じてしまっていたのではないか。自分がやっていることに何の意味も希望も見出せず、ただ惰性でやっているだけだったのではないか。

 

つまり私は、何をやってもうつ病は治らないと思っていた可能性がある。何度も何度も体が動かなくなって、心をへし折られていた可能性がある。

  

うむ。完全に学習性無力感を抱いていたようだね。やる気がない。希望もない。何にも意味を見出せない。

 

気づくことすら難しいんだよなぁこれ。

失敗を糧にできるようなマインドセットを

今のところ、”失敗したら終わり”というマインドセットが悪いのではないかというのが暫定の答えだ。

 

今回ダメだったしもうだめだ。一度ミスったら取り返せない。人に怒られたらもう終わり。

 

そうじゃなくて、「今回は失敗したが、今はまだできないだけ。失敗を次に活かせばいい」という前向きなマインドセットに変えていく必要があるんだろう。

 

何この話、誰も興味ないって?うそだろ、こんなに面白い話ないぞ!