久しぶりに家族よりも早起きしたとんぼである、ごきげんよう。
日曜日の朝。6時過ぎに一人でもそもそと起き、歯磨きして水飲んで、瞑想・ストレッチ、MoodMint。そして今ブログを書いている。
夜は1時間毎に目を覚まして睡眠の質はよくなかったとはいえ、ここまで動けるのはなぜか。それはやはり希望があるからだ。
何をやっても意味がない
私はうつ病で、体が動かないことが多い。さらにちょっとしたきっかけでズーンと沈んで、沈んで沈んで戻ってこれなくなることもある。
それでも楽しいことや嬉しいことがあれば笑顔になるし、気分がよくなれば体も動くようになる。心身ともに、気分に大きく左右されるということだ。
ならば気分が良くなることをすればいいじゃないか!と、色々と試してはいるのだが、それでもやっぱり体は動かなくなる。
毎日楽しい時間を増やそうと、ゲームをしまくったりもした。確かに最初は楽しかったけども、体が動かないと日課もこなせなくなる。楽しい時間どころではない。
何より、”楽しい時間を作ったのにまた体が動かない”という事実が私を苦しめる。
そうなのだ。私はこうやって何をやっても体が動かないという経験を繰り返した結果、何をやっても無駄、うつ病は改善しないということを学習したっぽい。
わかるんだよ。何か新しいことを始めるたびに、これだったら良くなるかも!これなら少しは元気になるかも!と毎回希望を持ってスタートしてるんだよ。
それなのに、元気が出たり楽しいのは最初だけ。すぐに体が動かなくなって、元どおり。長い目でみたら効果があるのかもしれないが、現実的に体も頭も重く、最低な気分だ。
いつになったら良くなんだよと、何も効果ないじゃねーかと。自暴自棄になっていたりもした。
そう強い人間ではないのである。
失敗しても乗り越えられる
そしてこの”何をやっても無駄、どうせうつ病は治らない”という思い込みが、気分を悪くする大きな原因の一つだと思うんだ。
結局何をしても、どんな行動をとってもプラスにならない。意味がないなら、やる気もなくなる。希望もなくなる。世界が色あせ、つまらなくなる。
だから余計に体も動かない。せっかく楽しい時間を作って盛り上げた気分も、目の前の暗闇に飲み込まれてしまう。
これは改善すべき案件だ。たかが思い込みと甘く見てたらこいつに殺されてしまうぞ。
何よりストレス対策の効果はゼロじゃない。劇的な改善が見られなくとも、少しずつ前に進んでいるはずだ。それは無意味ではない。
で、ここで重要になるのがやはりマインドセットだろう。「一度失敗したら終わり」というマインドセットが、私を苦しめている。
うつ病治療は一進一退だ。そんな当たり前のバイオリズムを、毎回「失敗」と捉えたら、心が死んでしまうのも無理はない。
これは書き換えなければならない。
「失敗しても死にはしない」
「この失敗はプラスになる」
「失敗したなら、次はさらに良い方法を考えればいい」
とかだいたいこんな感じのマインドセットなら、もう少し前向きに生きられるだろう。
で、じゃあどうやって変えていくのかといえば、簡単にできるマインドセット介入方法がある。
偉人や成功者などが失敗を糧に成功した物語(自伝とか)を読んで、その物語の感想を自分の言葉で書いていくだけでマインドセットが変わるという。
この人はこういう失敗もしたけど、この失敗から〜を学んで成功につなげた。とか。それだけでも、マインドセットを変える効果があるらしい。
ぜひやってみようじゃないか。
週刊少年ジャンプってよくないですか?
以上、マインドセットを変えていこうという話であった。
ちなみに上で紹介した偉人の自伝とはちと違うけど、週刊少年ジャンプのキャラクターなんてよくないですか?
ナルトは幼少期からいじめられまくってゴミみたいに扱われたのに、最終的にはみんなに認められて里の長になっているし。
ルフィは強い敵にこてんぱんにやられて兄まで処刑されているが、今はそれを糧にして元気でやっている。
「死んでもドラゴンボールがあるから大丈夫だ!」って悟空も言ってるし。うん、これはちょっと違うな。
友情・努力・勝利を軸にした週刊少年ジャンプ。フィクションだけどさ、彼らの行動や信念はマインドセット介入に役立つはずだ。
ぜひ取り入れていきたいね。