妻の家づくりに協力する元気も出てきたとんぼである、ごきげんよう。
マイホーム作りについてはほとんど何もしていない間に妻ががんがん進めていくのだけど、先日行った家づくりセミナーから得られた情報がとても面白いものだった。
◆家づくりセミナーにて営業トークに飲み込まれる妻と止めたい旦那の話
怒りの記事を書いたね。だが、得られたものは大きいのだぞ。
家づくりセミナーで知った空気の話
上で書いたセミナーでの講演者が作る家は、とても空気がきれいで健康にもいいと紹介していた。皮膚病であるとか、ガンとか、果てはてんかん、脳の障害まで良くなると。
誰もが長時間過ごす自宅の空気がめちゃくちゃきれいで、有毒物質がほとんどない中で過ごすことで、あらゆる面で健康に良い影響があるのだという。
だから私たちのところでお家を建てなさい、というのが彼らの言い分だったのだけど、妻がモデルハウスも見に行った上で断念している。
それはそうと、家の中の空気が綺麗なのは素晴らしいことだ。換気をする必要もないのだろうし、カビ毒の心配もないなら安心して過ごせる。
でもその家は高いし、我々の手には届かない。そうか、綺麗な空気は諦めるしかないのか……と思ったら、別にそうじゃない。
自然の力を借りればいいじゃないか!!
田舎住みの我が家
我々家族は、ど田舎に住んでいる。カーテンを開けば山が見える。玄関のドアを開けば山が見える。子供達を送迎すれば山が(略
とにかく四方八方に山が見えるど田舎である。
確かに空気が綺麗な家に住むのはいいのだろうけど、その家よりも自然の中にいた方が空気が綺麗なんじゃないか?
そう思うのだが、いかがだろうか。
それに、際限なく金を出すことはできない我が家計だが、妻の努力によってかなり空気が綺麗な家が建つだろう。
加えて、そもそも自然に囲まれた土地に住んでいるのだから窓を閉め切る必要もない。これなら、空気によって得られる健康効果はほぼ手に入るのではなかろうか。
さらにしつこく、以下の対策を取ることにする。
・空気清浄効果のある観葉植物を自宅に配置しまくる
・月に1~2度は家族でキャンプに行く
・1日に数回換気を徹底する
・寝室にはHEPAフィルターの空気清浄機を配置
・毎日ルンバでホコリを徹底除去する
これぐらいやれば、空気の健康的な恩恵は得られるんじゃないかなぁ。まぁ、家の中の淀んだ空気よりも、山の空気を取り入れた方がいいよ。きっと。
空気の話を聞いてから、今住んでるアパートがカビ毒の巣窟っぽくて少し気分が悪かったりする。
サナトリウムみたいなお家を作りたい
私の理想としてはサナトリウムみたいなお家を作りたいと思っている。
雑多な知識しかないが、昔まだ結核が肺病と呼ばれ、治療方法がなかったころ。結核患者は高原にある涼しくて空気の綺麗な施設(サナトリウム)で療養生活を送っていたらしい。
空気の綺麗な土地に家を作って、さらに自宅の空気も綺麗だったら、それはまさにサナトリウム。心身ともに好影響が得られるだろう。
私のうつ病、妻のストレス軽減、娘のてんかんや脳の発達、息子の脳の容積の拡大。なんでもござれじゃなかろうか。
というわけで、サナトリウム化を目指してどんどん緑化していきたい。
今は家ができる前に、庭に植えるだろう木を育てていたりする。生垣や目隠しとして、ローリエ(月桂樹)を選んでみたのだが、どうなんだろうね。
今のところ、目隠しになるとは思えないほどに細い。こいつら一年でどれくらい育つんだろうか。すかすかの庭ができそうで心配で仕方がないとんぼである。