ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

ここ1ヶ月、仲良くやっていた息子と久しぶりに冷戦中の話

やばいやばい、時間に追い込まれているとんぼである。ごきげんよう。ブログ書いている場合じゃないくらいに時間がない!!

 

なんでこんなことになったのかと言えば、度重なる拒絶に心が死んでしまったからである。復活させるのに時間がかかってしまった。

 

ここ数週間は、子供達ととても上手くいっていた。特に息子と私は相性が悪くない。元気な時なら、息子と延々と話していられる。なぜなら息子が好きなポケモンもドラえもんもドラゴンボールはすべて私も好きだからだ。

 

車中に家族四人いるのに、ずっと二人でドラゴンボールの話をし続けて妻にうざがられるレベルである。

 

ちょっとずつ体の調子もよくなってきたこともあって、息子と遊び、話す機会も増えた。それで調子にのっちゃったんだろうね、パパは何をしても笑って済ませてくれる仏様とでも勘違いしたのだろう。

 

そりゃ大抵のことは笑って済ませるよ。子供の冗談も、きつい言葉も、人の気持ちを考えない行動も、スルーしてもいいんだよ。

 

単発なら耐えられるけど、これが何度か続いたのが冷戦の原因だな。いくつかあるんだよ、聞いてくれよ。

 

まずは朝ごはん。おにぎりを作ってほしいという妻のリクエストに答え、せっかくなので野菜を食べてもらおうと野菜おにぎりを作った。梅干しもいれたし塩もふったので味付けとしては悪くないはず。

 

それを一口食べた瞬間に、息子は嫌悪感丸出しで言い放った。

 

「まずい。野菜いれすぎ」

 

うん、これくらいでへこたれる私ではない。確かに野菜をいれすぎたかもしれない。味見をしてないから、味が薄かったのかもわからん。

 

妻は美味しいと言ってるし、息子も一応完食したので、とりあえずこの件はなんとかやりすごした。

 

次は、その夜かな。夕ご飯を作っていた時だ。息子と娘が台所に集まってきて、野菜はいやだーときゃっきゃっしながら楽しんでいる様子だった。当然、私も上機嫌だった。

 

そこで説明した。野菜は栄養たっぷりで、これを食べると頭もよくなるし、筋肉もつくし、いっぱい食べた方がいいんだよと。事実をね、告げたのだ。

 

すると息子は強い口調で私にこういった。

 

「うそつき!」

 

これはきいた。おそらく野菜を食べさせるためにウソをついていると思ったのだろう。そんなことはない。君たちの成長に野菜は欠かせないのだ。

 

なんでも食べるというなら食事の8割を野菜にしてもいいとすら思っているのに、なぜうそつき呼ばわりされないといけないんだ。

 

あまりのショックで、心を手当てするために寝室に逃げ込んだ。10分程度かけてようやく回復して、笑顔で振舞うことができた。

 

そしてその翌日は日曜日。夕方から子供達といっぱい遊び、夜は妻と子供達の3人で映画鑑賞。その間に私は息子が希望したハンバーグを作る。

 

自分の食事を別途作る必要もあり、2時間以上台所に立ち続け、家族に美味しい食事を提供しようとしていた。

 

食事の準備ができた時に、いつもの習慣でテレビをけそうとする娘に「なんで消す?」と息子が苛立ちの声をかけていたのが鼻につく。

 

日曜日だしテレビ見ながらご飯食べてもいいよと声をかけたのは私なのだが、息子の言い草はなんなんだ。テレビを消すことに文句いう前に、まず食事にいうことないんかと。

 

その後も映画を見ながら、何度も妻にせかされながらご飯を食べる息子。映画に夢中で味も何もわかっていないようで、おいしいも何もない。映画を見たいというただそれだけで、おいしくなさそうに食べている。

 

別に見返りを求めていたわけじゃないのだが、この数日のうそつきやらまずいやらが積み重なり、しまいにゃ人が努力して作ったハンバーグまで邪魔くさそうに食べるこの態度がとどめだった。

 

もう、この息子がいやになってしまったのだ。気づいたら、顔もみたくないレベルにまで嫌悪感が高まっていた。

 

というわけで、現在息子とは冷戦中である。ちょっと仲良くやりすぎたので、たまにはこういうのもいいのではないか。親が何を言っても傷つかないロボットだとでも勘違いされても困るしさ。

 

そういえば今朝の送迎時に、忘れ物に気づいた息子がこう言いやがった。

 

「あとで学校に持ってきて!」

 

はぁ。君が忘れた物を30分以上かけて私が学校まで届けたらいいのか。それはいい考えだね。

 

でもさ、

 

届けるわけないだろうが。

 

理解に苦しむわ。

 

と、とりあえず、上記の息子の発言は、どれも拒絶ではない。それなのに、すべて拒絶だと感じてしまっているのを何とかしないといけないね。