心理学ネタをアニメに絡めるのが好きなとんぼである、ごきげんよう。
今回はセルフコンパッションとやらを勉強し始めたら、ちょっと面白いトレーニング法があったという紹介と共に、しょーもない話をしていきたい。
セルフコンパッションとはなんぞや
最近のマイブームは”セルフコンパッション”。自分自身に対する思いやりや慈悲の心を持つといいよ!というもの。
例えば誰かに拒絶されたり、恥ずかしい思いをした時。心の中で無意識に自分を責めてはいないだろうか。
あの人に嫌われてしまった。すべてが終わった。
こんなにバカげた失敗するなんて、今すぐ消えてしまいたい。
現実でも辛いことがあったのに、さらに自分で自分を責めるのはメンタル的によろしくないよね。自分ぐらいは優しい言葉をかけてあげようよ。
自身のネガティブな感情を認めて、受け入れて、非論理的な思考(一つの失敗ですべてが終わったなど)を正していく。自分だけは自分を許してあげる。
それがセルフコンパッション。この能力が高いとメンタルがネガティブ方面に傾くことも少なくなるはず。そこで、現在日常的に訓練を行っている。
その一つに面白いものがあった。
自分の中に安心空間を作り出す
実際にセルフコンパッション能力を高めるトレーニングとしてあるらしいのが以下のもの。
・心の中に絶対に何も悪いことが起きない安心安全空間を想像する
・さらに自分に優しい言葉をかけてくれる理想的な人物を作り出す
・自己批判が頭に浮かんだら、その人物に心の中で優しい言葉をかけてもらう
これだけでうつや自己批判の感情が大幅に減ったとか何とか。こんなんすぐできるし、しかも面白そう!
というわけで、ひぐらしのなく頃に出演されていた、オヤシロさま。羽生さんをさっそく心の中に具現化することにした。
おそらく、作品の中での罪を許す姿がとても印象的だったからだと思われる。誰も許してくれなくても、羽生なら許すだろうという感じ。いいね、私の気持ち悪い感じ出てるね。
さらにこの空間は、何者にも干渉されない空間であることも面白い。この心の世界では、誰も私を傷つけることができず、何の悪いこともおきないのだ。
他者から嫌われても、世界から嫌われても、心の中だけは侵されない。これぞ絶対不可侵領域、ATフィールドじゃないか。
自分の中に絶対に攻撃されない空間があって、そこに私を絶対的に許してくれる存在がいること。それを常に心の中に感じること。
うーむ、この上ない安心感である。
ちなみにエヴァンゲリオンは超絶にわかなので、細かい意味が違っているかもしれない。ただの思いつきだから。
自分を責めないのは大変だ
ここ数日は、何度も何度も心の中で優しい言葉を自分にかけまくっている。これを意識し始めてから、いかに自分が自分に厳しかったかもわかる。
このブログも1年半くらい毎日更新し続けているのも、一度でも更新をやめたら「もうだめだ、おわった」と自分を責めまくるからだろうさ。
完璧主義で、それができない自分に厳しい。死んでしまえばいいのにとすら考えてしまう。
自分を責めないのは難しく、自分を責めていることに気づくことすら難しい。ちょっとした失敗や他者の反応で、まさかここまで自分を責めているとは夢にも思わなんだ。
どんなに辛いことがあっても、心の中には絶対安息の地があることを忘れずに今後は生きていきたい。
ぜひやってみて。