クリスマスが間近でも特に何もかわらないとんぼである、ごきげんよう。
息子は今年で6歳になり、半年後には小学生になる。やはりこのあたりの年齢になると、ゲームが欲しくてたまらないようだ。
これは困った。
ゲームの情報があふれすぎ!
息子には週に三日、1時間ほど好きなものを見せている。その時々で息子が選び、Amazonプライムでドラゴンボールを見ることもあれば、YouTubeでHIKAKIN動画を見ることが多い。
で、やたらみているのがHIKAKIN Gamesチャンネル。ヒカキンさんがマイクラやマリオなど、子供向けにゲームをプレイしている動画。
最近はほとんどこのゲーム動画ばかりみている動画勢になってしまった。私もゲームに詳しいが、息子の方が詳しい。やったことないけど、情報だけやたら知っている。
このようなゲーム動画をみていれば、当然関連動画で他のゲーム動画も出てくる。これがまた曲者だ。YouTuberというのは、新しいゲームが出たら皆同じように新しい同じゲームをやる習性があるらしい。
息子は一つのゲームに飽きたら、新しいゲームの動画を漁り、またそれに飽きた頃には新しいゲームの動画を漁り。
とまぁこういうことを繰り返した結果、息子が言い出した。
「サンタさんにSwitchをお願いする!」
携帯ゲーム機は早すぎる
まさかゲーム機をお願いするなんて夢にも思わない。しかも、サンタさんへのお願いだから、拒否するわけにもいかない。
Switchはテレビにも繋げられるのはもちろん、携帯ゲーム機として遊べるのが難点だ。幼稚園児にいつでも自由に遊べる携帯ゲーム機をプレゼントするのはどうなんだ?
受動的に楽しむテレビを見ている時ですら、話しかけても返事をしなくなる。帰宅後に風呂に入る習慣ができてるのに、テレビがついてるだけで無視されぐだぐだになる。
朝もそうだ。起きてテレビがついてたら、挨拶も返さないし着替えもしないしご飯も食べない。
好きなものに熱中するのはいい。好きなものをやったらいい。だが好きなものが目に入っているだけで返事すらできなくなるなら、未熟と言わざるをえない。
そんな自制心がない子供に、能動的に楽しめるゲームを買い与えたらどうなるのか?
さらに問題なのは、サンタからのプレゼントなので息子個人の所有物になること。携帯ゲーム機だし息子のものだし、暇があれば制限するのもなかなか苦しい。
毎日朝も昼も夜も、お出かけの時も休日も、ずっとゲームをやり続けるのでは?
そんな心配は無用ですぐに飽きるとは思うが、ゲームの中毒性も馬鹿にできない。
結局、自己コントロールができない年齢の息子Switchをプレゼントするのは時期尚早だと判断した。
別にゲームをさせないわけじゃない
そうと決まればと早速息子を説得。話を聞けば、スプラトゥーンがやりたいからSwitchが欲しいそうだ。
なので、色々とごまかして、switchではなくて、WiiUのスプラトゥーンをお願いしてもらうことにした。2じゃなくて1だけどね。
WiiUならテレビじゃないとプレイできないので時間管理がとてもしやすいし、大画面でできるなら家族でも楽しめるはず。
ゲームをさせたくないわけじゃなくて、熱中しすぎて生活に支障がでるのが嫌なのだ。夜に寝ない、ご飯も食べない。欲求を満たすためなら何でもありなのが子供。時間の感覚がないのも大きいね。
人が熱中して、何度でも何時間でも永遠にプレイしてしまうように作られているのがゲームだから。
楽しみは重要とはいえ、上手な付き合い方を一緒に学んでいきたい。それまでswitchはなしですわ。