衝撃の事実に気づいて驚愕しているとんぼである、ごきげんよう。
我が家でかわいがっているうさぎ。オスだと思ってかわいがってきたのに、実はメスだったらしい。ホントかよと驚愕していて、いまだに現実が受け入れられない。
妻が数年前に購入した血統書つきのロップイヤーで、付き合いとしては2年くらい。何でこんなことになってしまったんだろう。
メス的な特徴が目に付く
これまで、メスのウサギしか行わない行為がいくつか目についたりした。
例えばつい最近もあった、毛をむしる行為。突然体中の毛をむしりとっていったと思ったら、数分後に口をもぐもぐさせながら毛を出すのだ。
まるでマジックで口から国旗を出すように、こんなんが出てくる。
これって、メスが擬似妊娠で巣作りするときの行為らしい。これまでも何度か確認していて、オスなのにおかしいなぁとは思っていた。
さらに、以前も紹介した肉垂(マフマフ)だ。こちらもメスのうさぎに見られる特徴の一つだという。
オスなのに何でこんなに立派なマフマフがあるんだ!?
と思いつつも、かわいいし病院でも特に問題ないと言われたのでそのままにしていた。
オスのうさぎがやりそうなおしっこ飛ばしも頻繁にあったし、さらに落ち着いていて頭を撫でられるのが好きだというオスにありがちな特徴もあった。
何より、妻がこのウサギを購入した時には確かにオスだったのだ。正確には、店頭販売ではオスと紹介されていたのである。
そりゃオスだと思うじゃんね。
何となく気になって調べてみたら
目の病気もあるので毎月動物病院に通っていて、お腹を見せながらの爪切りもさせている。その先生もオスだと当たり前のように受け入れていた。
獣医にマフマフの話をしても気にしなくていいと言うし、もう一度書くが妻が店頭販売でオスだと言われているのだから、そりゃオスだと思うじゃないか。
でもほらみてこれ、立派なマフマフもあるし、毛もむしるし、本当にオスかこいつはという疑念がずっと燻っていた。
そこでつい先ほど重い腰をあげて、まぁどうせオスだろうなとは思いつつも、血統書をタンスの奥から引っ張り出して見てみたら、ありました。
Sex:Doe(Female)(性別:メス)
……
うそだろ!?まじで!?
お前女の子だったの!?こんなにふてぶてしい顔して!?
さすがに目を疑った。今までずっとオスだと思って接してきたのに、実はメスだったなんて夢にも思わん。
やんちゃな男の子かと思ったら、タイ生まれの女の子だった。マジかよ。何で血統書も手元にあったのに、今までしっかり確認しなかったんだろう。
もしやこれが、自分が正解だと決めたこと以外の情報が目に入らなくなるという確証バイアスか。恐ろしい。以前にも似たようなことがあったわ、そういえば。
どう接していいかわかりません
さっきまでふてぶてしい面構えだったうちの男の子は、一瞬にして貫禄のある女の子へと変身した。ふむ、対応に困る。
ではあるが、まぁオスだろうがメスだろうが、愛するうさぎに変わりはなし。性別で態度を変えるのもおかしな話だ。
そういえば姉がオスだと思って「ちびお」と名付けたメスの三毛猫が実家にいるし、同じく姉が「かぶお」と名付けた野良猫もメスだった。さらに姉が「いかすみお」と名付けた野良猫もメスだった。
こんな経験もある上に、うちのウサギが実は性別が間違ってた的な記事も何度も見てきたのに、「自分だけは間違わない」と思っちゃうんだから恐ろしい。
いやはや、人生何があるかわからんもんだな。びっくりしたー。