最近は娘と触れ合う機会も増えているとんぼである、ごきげんよう。
重度の発達障害で知的な遅れもある8歳の娘はてんかん持ち。5年以上薬を調整し続けて、最近また新しい薬が追加された。
マイスタンというやつ。これの影響なのかなんなのか、最近の娘の暴れっぷりがちょっと恐ろしいので久しぶりに変化を記していきたい。
最近の娘の奇行
1ヶ月ほど前にてんかん発作が連発して入院となった娘。
退院直後はあまり元気がなかったものの、薬の調整を行いつつ最近は発作の数は減り少しずつ元気になってきた。
抗てんかん薬であるマイスタンが追加されてからもおよそ1ヶ月。2週間に一度のペースでマイスタンの量が増えていく。
増量してから十日が経つだろうか。元気がなかった娘は完全に復活し、逆に振り切ってしまった。
暴力が半端ない
ムカついたら叩く、思い通りにいかなかったら物を投げる娘。以前からこんな感じなので別にいいのだが、最近はやばい。というか今日はやばかった。
朝から私の上に乗ってきて頭を叩きまくり。起きたら起きたで何が気に入らないのか、息子の頭を叩きまくり。仕方がないので子供達の席を離したら、椅子をリビングに向かって投げつける。
子供達を送迎する車内では、足を伸ばして隣の息子を蹴って蹴って蹴りまくる。やめてと言っても、息子が体を離しても、体を伸ばして叩きまくる。
そのくせ憤慨しているという感じでもない。ただ隣にいるから叩いておこう的な感じ。注意をしても耳に届いていない様子。
その後はニコニコしていた。息子は怖いと言っていた。義母の家ではテレビをガンガン叩き、リモコンを投げていた。
妻がご飯の入った皿も投げられた上で引っ掻かれておにぎりも投げられてたぞ。半端ないぞ。
世界が輝いて見えているっぽい
つい最近までは気にもしなかった物に、何かしらの魅力を感じるようになったらしい娘。
ここ数日は、トイレにあるハンドソープのパッケージが気になるようだ。トイレに入ったら、ずっとニヤニヤしながらパッケージを見て笑っている。
こちらも別に邪魔をする気はないので気が済むまで見せようと思うのだが、1分も2分も3分も、飽きることなくパッケージを見てニヤニヤしている。待っても待っても終わることがない。
狂気を感じる。こんなこと今までなかったのだが。
前にテレビで覚醒剤経験者のインタビューがあって「カーテンを見ているだけでもずっと幸せ」だと言っていたのを思い出す。それに近いように見える。
また何もない窓の外をみて「かわいいねー」と連呼して大声で笑う、テレビを見たらとんでもない大声で叫び続けるなど、少し見える世界が変わってきているようだ。
これまでできていたことができなくなった
さらに困るのが、これまでスムーズにできていたことができなくなってしまったこと。
朝にはカバンも持たなくなり、寒いのに上着も着なくなり、靴も履かない、車からも降りない、夜の寝つきも悪い。少し気に入らなければ叩き、蹴り、逃げ回る。
食欲はあるし笑うし元気もあるから、調子は悪くない。というか、一言で言えば躁だよね。日常的なことに集中できなくなってしまって、もはや習慣化どころではない。
うーむ、どうしたものか。
さらに増量されるマイスタン
医者が言うには、まだてんかんに効くほどのマイスタンの量ではないらしい。つまり、まだまだ増えるってこった。
というか、本日からまたマイスタンが増量される。
今でさえこれなのに、さらに増えるって一体どうなってしまうんでしょう?そもそもこの変化が、本当にマイスタンのせいなのかどうかも定かではない。
一応てんかんは今のところ落ち着いているし、マイスタンももう少し飲み続ければまた娘の気分にも変化が現れるはず。
娘も大変なのはわかるけど、こうも暴走されるとかなりきついものがある。まいったね。