薬を飲むのもただじゃないという現実を思い知ったとんぼである、ごきげんよう。
先日こちらの記事で紹介した通り、娘の薬がさらに増えた。
今までの抗てんかん薬9錠にプラスして、ビタミンb6が14錠。なんとあわせて23錠を毎日飲むことに。ちょっと常軌を逸してるレベル。
朝夕にわけちゃいるんだけど、それでも11.5錠。これはきついよね。しかも、水で飲めるわけじゃないんだぜ。
娘の服用事情
だいぶ前に、娘の薬を粉薬から錠剤に切り替えた。記事でも紹介している。
◆抗てんかん薬を粉薬から錠剤に変えたら娘の服薬拒否がゼロになった話
粉薬の時は、毎日が戦いだった。拒否するのが当たり前、逃げて叩いて薬が散らばったりと地獄の日々。
そこで先生に相談した上で錠剤に切り替え。あれからもう1年以上経つ。
錠剤に変わって服用時の拒否はめちゃくちゃ少なくなった。たまに投げたり、口から出したりはするのは仕方ないとしても、粉の時より遥かにマシ。
それに最初は錠剤も少なくて水で飲んでいた。多少むせつつも、飲めていた。
しかしそれも長くは続かない。体調が崩れると一気に飲み込みレベルが低下。水を飲んだら必ずむせるし、いくら水を飲ませても口の中の錠剤が一つも減っていかない。
そこで我々が取り入れたのが、ゼリーである。これかな?
いくつか味の種類があって、中には小さなパウチタイプのゼリー。
蒟蒻ゼリーとのことだけど、塊じゃなくてにゅるにゅると少しずつ出てくるタイプ。
飲み込みの力が弱い娘でも、このゼリーでむせることはほぼない。スムーズに吸い出して飲み込むので、食べやすいようではあるようだ。
これを取り入れてからは、娘が薬を飲めないことがほとんどなくなった。体調にもよるが、1~2個使えば4錠前後の薬なら飲み切れる。
娘もゼリーが好きだから拒否もないし、飽きずに一年以上毎日食べてくれている。いやぁ、まさに神アイテム。そう高くないのもいいよね。
いくらなんでも薬が多すぎる!
というのは以前の話。
つい先日ビタミンB6が追加された結果、朝夕で11.5錠ずつ飲まなきゃいけなくなった娘。11.5錠って。私でもきついよ。
このゼリーはそう高いものではないけど、無制限にあるわけではない。近くのスーパーでは12個入りで198円とかする。(多分)
これまでは朝晩に1個ずつ消費していく形だったが、さすがにそれでは対応できないのだ。
妻が「ゼリーがもったいない!」と久々に水で薬をあげてみたところ、飲めたのは最初だけ。すぐに飲み込まなくなり、水を飲んでも飲んでも薬が減ることはない。
しかもビタミンB6の薬は苦くて口に長いこといれられないようだ。うーむ、微妙。
結局、ゼリーを1個、2個、3個と少しずつ追加して薬を飲むしかないという状況となってしまった。
いや、これしか方法がないんだけど、いくらなんでも薬の数が多すぎるんだよ。水で飲むにしても普通にきついでしょこの数は。
しかもこのゼリーは一個20gらしい。加糖ブドウ糖液糖やら砂糖やら、1日に5個も6個も食べる類のものじゃない気がしてる。
なんとなく調べたら、砂糖不使用のゼリーもあった。粉薬に使えるタイプらしい。
我が家のゼリーの2倍以上の値段がするが、いちご味だって。これで飲むかな?ただ、14錠のビタミンB6を粉にすると相当量あるらしいので、多分無理そう。
どうすっかなぁ。
薬の調整と成長を待つ
と、とりあえず、毎日多くのゼリーを消費するようになって微妙な心境であるという話であった。
まービタミンB6が14錠追加されたのが最近で、このビタミン剤を飲み続けるかどうかは娘のてんかん次第。効かなければ飲む必要はなくなる。
逆に大量のビタミン剤が効果があって娘のてんかんが止まるなら、娘の体調も右肩上がりになって、ゼリーを使わずに水でも飲めるようになるはず。
ゼリーを変えたり対応を変えるのはまだ時期尚早だと判断したい。ゼリーを買いだめしつつ、様子をみていくしかないな。
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