料理担当大臣のとんぼである、ごきげんよう。
子供達がいる時間に料理するとストレスになることが多いため、基本的には誰もいない時間に料理をすることにしている。
のだけど、毎日そう上手くいくわけじゃないの。しかも、最近は怖いの。
娘との台所バトル
子供達と一緒に住み始めてからずっと、子供達が台所に入ってくるのがしんどくてたまらなかった記憶がある。引越し前は、台所に入れないように柵まで作っていた。
これだ。懐かしい。
これよかったなぁ。たまに入れなくて怒った娘ががんがんしてたけど、安全だった。
で、今のキッチンはこれ。この後ろはオープンスペースだ。
立ち入り禁止なんてできるわけもないし、気づいたら子供達に後ろを取られてしまう状況。
義母が近くにいないと死んでしまう!うさぎも飼いたい!
という二つの条件だけで決まったアパートなので、キッチンにまで頭が回らなかった。現在では、子供達がいる時に料理をするとプチパニックになったりする。
娘はつまみ食いが好きで、野菜やきのこを切ってると食べにくる。怖いのが、生肉なども気にせず掴んでしまうこと。菌も怖いし、食べてしまうかもしれない。
爪先立てて鍋を見ながらおたまで混ぜようとするとか、本当に危ない。野菜を切ってても突然手を突っ込んできたりすることもある。
最近妻が長いこと台所で料理をしていた時に、ちょうど娘の気分が最悪。妻は突然後ろから体当たりをかまされたり背中を思いっきり叩かれたりしてご立腹だったぞ。
ここ数週間は以下のような状態だから、まじで危ない。命にかかわるぞ。
◆発達障害の娘(8歳)の暴力が激化。子供とはいえ家族の限界も近い話
娘の行動に戦慄する
先日、調子が悪かった私は仕方なく娘が帰宅後に料理を始めた。娘と二人きりだが娘は大好きなテレビ番組をを見ているので安心して料理ができた。
ふんふんと鼻歌を歌いながら野菜を切り、手を洗ってふと横を向いたら、
娘が包丁を持って立っているのだ。
ニコニコしながら包丁を手にする娘を見て、一瞬頭が真っ白になる。
や、やばい!ちょっと前までの娘ならまだしも、今の情緒不安定な娘に包丁はやばい!
いや、娘は別に私を斬りつけようとか刺そうなんて思ってないんだぞ。料理が好きで、野菜を切りたいとか、料理のお手伝いをしたいとか、きっとそういう気持ちなんだろう。
でも、一人で野菜を切らせるのは怖い。もし指を切っても、娘が途中で止まることはないだろう。動作の途中では止められないのだ。
過去に、娘がゴミ箱の蓋をしめようとして私の手が挟まってしまった時も、さらに力をいれて蓋を閉め続けたのは恐ろしかった。
失敗したら終わりの状況で包丁を自由に使わせたくない。かといって妻もいないのに、お料理教室なんてやってる場合じゃない。
さらに問題が一つ。
も、もし声かけをミスったら、包丁を投げられるんじゃないか!?
震えが止まらんとは正にこのこと。私の声かけにすべてがかかっているのだ。
一言一言、絶対に娘の機嫌を損ねないように、かつ包丁をこちらに渡してくれるように、全身全霊をかけて優しい声かけをした。
「あ、野菜切りたいんだね。じゃあ一緒にやってみようか!包丁をパパに貸してごらん!」
的な感じで、一度だけ野菜を一緒に切ったら手を叩いて満足していた。うまいこと切り抜けたな!
これまで大怪我していないのが奇跡
そんな最近の話であった。今や娘がいる時の料理は完全NGだな。ネタとして書いたけど、よくよく考えたら思い出すだけで怖い話じゃないか。
強い注意をしたり、自分が使っているものを強制的に奪われそうになると衝動的にものを投げてしまうようだから、娘が手に何を持っているかが超重要なのだ。
つまり、手に包丁持ってたら終わりってことよ。死んじゃうよ。包丁を無理やり奪ったら近くにある鍋ごと投げられかねない。危ないからってきつく注意もできない。
まぁ包丁だけじゃなく、皿もフォークも箸も椅子もペンもリモコンもスマホも、最近の娘はなんでも投げてしまうから。
料理中は常に命の危機にさらされているという意識をもって、娘がいない場所で料理に励んでいきたい。
ここまで読んでいただき感謝。
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