育児に疲れ果てたステップファザーとんぼである、ごきげんよう。
息子に対するイライラがやばい!という記事を書いてから色々と対策を行っている。
その中でも、自分の感情をありのまま書き出す筆記開示をして気づいたことがある。子供達からの拒絶を感じすぎて、心が傷ついてボロボロになっているのだ。
子供達からの拒否に心が傷つく
基本的な私の思想として、親と子供では立場が違うと考えている。立場は違えど対等な存在で、上下関係があるとは思っていない。
子供は親に愛されることが重要だ。親に愛されなければ生きていけないし、嫌われたらご飯も食べられない。生存戦略として愛される必要がある。
じゃあ親はといえば、別に子供達に愛されなくても生きていける。子供達に愛されるのは重要だけど、必要ではない。むしろ、愛を欲する子供達を愛する必要がある。
アドラー心理学に影響受けまくりの思想なんだけど、簡単に言えば
子供達が親に対してどういう感情を持ち、どのような行動・言動をしたとしても、親である私から積極的に子供達へ愛を示していく。
これだ。子供達はいいんだよ。好きにしたらいい。好きなように振る舞って、成長したら親を超えて巣立っていけばいい。
親はそうもいかない。子供達の心身を守らなければならない。愛情を示して、心が満たされる子供時代をぜひ送ってもらいたい。
という感じでやってんだけど、一つ言いたい。
子供達からの愛情を感じなくても、親が大丈夫ってわけじゃないからね!!!
こちとら親である前に一人の人間である。強い拒絶や人の感情を逆撫するような言葉を言われて、愛情を示すのはそう簡単ではない。
朝から娘に叩かれて、顔を蹴られた私が娘からの愛情を感じるだろうか?
せっかく作ったご飯に文句ばかり言う息子。ご飯をまずいとゴミに捨てられたら愛情を感じるだろうか?
これらを強い拒絶と捉えるのはむしろ自然じゃないか。
娘の暴力は衝動的なものが多いのでまだマシだが、息子のきつめな言動・行動は少しずつ私の精神を蝕んでいたようである。
今まで何も言わなかったのに、妻が使ってたスプーンで息子にご飯をあげようとしたら「ばいきんがついてるからいやだ」と言い出した。
「寒いから上着を着た方がいいのではないか」と優しい声かけをしたら「いやだ」と冷たく拒否される。寝る前にトイレいってきてと促したら舌打ちをする。
いやいや、これで愛情を感じろって無理じゃない!?拒絶されすぎて心がぼろぼろなんですけど!!
子供達が愛情を示してくれることに期待するもんじゃない。かといって愛情を感じなければ心が傷ついて愛情が示せない。
これはなかなかの難問なのです。
傷ついた心はセルフで治すしかない
ここまでをまとめると、
・子供達が愛情を示してくれることには期待していない
・拒絶されたとしても、こちらから愛情を示していきたい
・でも拒絶がつづくとメンタルが崩壊して愛情を示せない
親として子供たちと接していると、今後も心が傷つく事態が多く出てくるだろう。中学生、高校生にもなれば、親なんていなくてもいいと考えるようにすらなる。
愛を与えたら子供達から愛がたくさん返ってくるなんて、甘い考えと言わざるをえない。せっかくお水をあげて日光に当てたのに、こいつらは二酸化炭素を吐き出しやがるのだ。
子供たちに傷つけられた心はどうしたらいいのか。妻からの愛情で心を癒すのは現実的ではない。妻は常にそばにいないし、私が落ち込むたびに優しい言葉をかけ続けてもらうわけにはいかない。実家の家族もそうだ。
傷ついた時に理想の声かけをしてくれて、いつ何時でも常に愛を示して心のケアしてくれる人なんていない。
そうか。結局、自分で自分に優しい言葉を掛けるしかないのだ。
今の私に必要なのはセルフコンパッション。誰でもない、自分で自分に優しい言葉をかけること。
昨夜は瞑想タイムを使って30分間の心のケアを行った。呼吸を落としながら、自分の胸をさすり、腕をさすり、肩を撫で、優しい言葉を自分自身にかけ続ける。
怒っているんだね。拒絶されたと感じているんだね。寂しいんだね。子育てしていると、そういうこともある。誰しも経験しているんだよ。
これをひたすら続けていくと、もう癒されることこの上ない。じわーっと身体中が暖かくなっていく感覚があって、本当にすっきりした。
翌朝、イライラして話もしなかった息子とそれなりの会話ができた。あぁ、私の心は乾いていたのだねぇ。
継続して心を潤す必要がある
そんなセルフケアの重要性を知った話である。
心がぼろぼろになって愛を示せなくなる前に、自分で自分の心のケアをしていく必要がある。今までもやってたんだけどね、徹底的にやらねばならん。
子供達から愛情をもらえるかわからない以上、こちらの愛情のガソリンはセルフなんだぞ。セルフで補充するんだぞ!
なんだよこれ。
まぁ、それが親ってこった。自分で選んで決めた人生なので、やれることをやるしかない。あー、しんど。
ここまで読んでいただき感謝。
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