息子の成長が早くて感慨深いとんぼである、ごきげんよう。
昨年、息子は保育園を卒園した。娘が暴れ回って最悪な思い出あり。
◆息子の卒園式に娘も参加させたら奇声をあげ暴れまわって地獄を見た話
あれからあっという間に1年経過し、息子は幼稚園を卒園。忘れないように、この日の記録を記していきたい。
卒園式の日の息子
コロナが流行中ということで、縮小で行われた卒園式。兄弟や祖父母の参加は禁止、さらに保護者はマスク着用で出席というスタイル。
昔はシャツにふとももまでしかない黒い半ズボンを着させられたものだが、今の子供達の格好は気合が入っている。
女の子はカラフルなドレスな子もいれば、落ち着いたワンピースの子もいるし、男の子はがっつりスーツ。ちなみにうちの息子もスーツ。
色々と親を泣かせる演出が本来はあったのだろう。でも今回は時短の卒園式、泣く暇がまったくない。淡々と卒園生が入場し、証書の授与が行われ、退場していった。
なんとなーく拍手をするタイミングもみんなわからず、粛々と進めれらた卒園式であった。
と書くと、ネガティブな感じに見えるが、落ち着いていて逆によかったんじゃなかろうか。子供達も緊張していたし、先生たちは嬉しそうだったし。親御さんは静かながら写真やカメラに大忙し。
出席者は子供達以外マスク着用という異様な光景ではあったけども、証書をもらう子供達は嬉しそうだった、めちゃくちゃ大きな声で歌も歌って、成長していたぞ。
うむ。感慨深い。
「あぁ、もう子供達は先生たちと会うことはないのだなぁ。もう幼稚園には戻れないんだなぁ」
と考えて涙が出そうになるも、息子と一切関係がない涙だったので控えておいた。
愛情不足とか言ったら絶対に許さない！
最近は息子と冷戦状態が続いていて、色々あって完全に正気を取り戻した私と息子の関係は良好である。愛を示していこうとしている。
卒園式の日も、普段だったら絶対に拒否する肩車をして写真を撮ったり。
もう乗ることはなさそうなブランコにのせて遊んだり。
さらに義母が卒園祝いで色々と食事を御馳走してくれた。息子はアイスやケーキもたべてご満悦。
特に、娘がいないというのも大きかったのだろう。息子にとって、姉は目の上のたんこぶのようなもの。嫌いじゃないとしても、姉ばかり優遇されているのは気に入らないはず。
妻と義母と私の3人を独り占めして、祝われて、それは姉には内緒なのだ。息子にとっては、まぁ愛情を感じるのではないか。
結局、夕方になって「ばぁばの家に泊まりたい！」と言い出した息子の要望を飲んで妻と二人で帰宅した。
いつもはママとハグをしないと眠れないとか、私についてまわって抱っこをせがんでくる息子が嬉しそうに義母の家に泊まりたいと言うから、安心である。
息子は満たされたんだろう。1日中自分だけのために時間を使ってもらって、まさか愛されていないとは思うはずもなし。ママやパパがいなくてもオレは好きにやるぜ！という自信を手に入れたのだ。
と思う。
というかこんだけ気をかけてやってんのに、愛情不足でぐれやがったら絶対に許さないぞ！！覚えておけよ！！
息子に愛情を示し続けるのは難しい
そんな息子の卒園式の話であった。
特別な日なら心穏やかに愛情を示せても、普通の日ではそうもいかなかったりする。普段の毎日こそが真の戦いである。
もしかしたらグレることもあるかもしれないし「お前なんて本当の父親じゃないくせに！」などとドラマのようなセリフをかましてくる日があるかもしれない。
そんな時に、自分の心よりも息子の心を優先できるお父さんでありたいね。私の心が病まない程度にね。
卒園おめでとう。素直に嬉しいとは言いたくない親になりきれない父親ではあるが、元気に育ってくれて何よりだよ。
ここまで読んでいただき感謝。
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