ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

愛を語る父、息子が早起きしてテレビを見ているだけで発狂しかける

朝っぱらから息子にぶちぎれて1日以上を無駄にしてしまったとんぼである、ごきげんよう。

 

先日の休日の朝。休日ということでみんな少し遅く起きるかと思ったら、息子だけもそもそと7時過ぎに起き出してテレビを見ていたようだ。

 

それがもう許せなくて、どうしようもない心境を語る。

何がそんなに気に入らないのか検討する会

私は自分の心の声に耳を傾ける人。内省が好きなので、自分が怒り狂ってることを自覚できる人。

 

寝起きのぼーっとした頭で、リビングからうっすら聞こえてくるテレビの音、息子の生活音を聞いて凄まじい怒りを抱いている。

 

息子が一人で自由に起き出しテレビを見ている。

 

たったこれだけのことが私には許せない。何でお前だけ一人で起きてテレビを見ているんだ?なぜ一人だけ好き勝手に過ごしているんだ?

 

このような思考が頭に浮かび、イライラが凄過ぎて二度寝もできない。ほんっとうに頭がおかしくなるくらいの怒りが湧く。

 

そんな怒りを感じながらも、理性的な自分もいる。

 

別にテレビ見るくらいいいじゃないか。早起きして録画したクレヨンしんちゃん見ることの何が悪いんだ?休みなんだし、好きにしたらいいんだよ。

 

自分に客観的で冷静な意見をぶつけてはみるも、怒りが凄まじ過ぎる。しかし息子に怒鳴り散らすのは違うのだ。だがどう考え方を変えても怒りが消えないので、深呼吸をしながら我慢して耐える。

 

耳栓をつけて何も聞こえないようにして1時間ほどイライラとぼーっとを繰り替えしていたら、娘も妻も起き出した。

 

ふぅ、やっと地獄の時間が終わるぞと私も起き出したところ、息子はまだ録画のクレヨンしんちゃんを見ていた。みんな起きてきたのに、テレビを切り替える気もない。

 

ふつふつと抑えていた怒りが溢れ出てくる。家族も起き出してきたのに我がもの顔でテレビを占領する息子。お前一人だけのテレビじゃないのに、何も言わずに何食わぬ顔でクレヨンしんちゃんを見続けているのはどういう神経だと。

 

寝室にいた時とは比べ物にならないほどの怒りが襲ってくるが、やはり怒鳴り散らすのは違う。でも口をひらけば怒りが溢れ出しそうなので、黙って日課をこなす。

 

結果、いつまでたっても息子がクレヨンしんちゃんを消すことはなく、妻も娘も一緒に見ることになっていた。

 

この辺りかな、心のコップの許容量がオーバーしたのは。

 

つい前日まで息子の愛情不足がどうとか親の愛がどうとか語っていたのに、たったこれだけのことで怒りが振り切ってしまった。息子の顔を見るだけで吐き気がする。近づくな、触るな、喋るな。

 

あまりに気分が悪すぎて、一人だけで外に出かけることにした。ちょうどその日は妻の友人との集まりがあり、私だけお留守番の日で助かった。

 

みんな出かけるので仕事ができるぞ!!と前夜までは思っていたのに。怒りがおさえられなくてわかりやすいくらいのどうでになれ効果が発動。ふらふらネットサーフィンして1日が終わる。

 

あぁ、これ書いて思い出しただけで息子への怒りがふつふつと湧いてきたぞ。まいったな。

心の闇が多すぎる

と、書いてると頭のおかしいお父さんだから子供達と距離を置いた方がいいと言われるだろうさ。私もそう思います。だからイライラがすごい時は距離を置くようにしています。

 

問題は、このようなイライラが多すぎるということ。おそらく、私にとって絶対に譲れない価値観があるのだ。特に親子という関係において、絶対に超えてはならない境界線が数多くあるんだと思う。

 

それは多分、親に愛されたいという思いが強過ぎたからこそ生まれたもの。

 

親の機嫌を損ねてはならない。

親のいうことは聞かねばならない。

親に強い言葉を使ってはならない。

親の顔色は伺わねばならない。

 

どんな幼少期を送ってきたのかと突っ込まれるだろうが、これらは私にとって非常に重要な価値観だ。今でも心に根付いている。

 

これは絶対に超えちゃならないライン。だがそんなことは知らない息子は平気でこのラインを超えてくる。生意気な口調や態度も、親に許可をとらずにテレビを見たりゲームをしたり。

 

絶対に許せない。絶対に許さない。

 

あらこわい。

 

うーん、これじゃまずいでしょう。私の理想とはまったく違う接し方だし、息子の成長に悪影響を及ぼしまくるのがわかりきっている。

 

そこでどうにかしようと考えてたどり着くがアンガーマネジメント。怒りの元は価値観の相違。ぜったいに許容できないことを息子がやるからむかついているのだ。

 

この絶対に許容できない範囲を調整しないといけない。ゲームをしても、テレビを見ても、好きに自由に生きてもいいじゃないか。親の顔色なんざ伺う必要もない。

 

息子や家族の命にさえ関わらなければ、もっと許容範囲を広げてもいいんじゃないか?

 

と、これまでにも何度か同じ思考に至ったのに、いまだ解決できないのはなぜだろうか。数ヶ月前に同じような記事まで書いている。 

◆怒りの根元は”こうあるべき”を子供達に押し付けまくっているから説

 

今では毎朝、受容の精神を述べた名言を読み上げている。これだけは足りないのかもしれないので、今後はアンガーマネジメントに習って「べきログ」とやらをとってみようか。

 

イライラを感じる時には、自分の中の「〜はこうあるべき!」という価値観が侵害されたから。その価値観を探って記録を書いていくんだって。

 

これがわかれば、パターンもわかるし対策もとれそう。それか以前やってたストレスダイアリーとセブンコラムか。

 

面倒だが、やるしかないなこれは。

 

正直、子供達にむかつかなければ、私の生活はめちゃくちゃストレスフリーになるのに。

 

休日なんかは子供達を無意識に監視してたりする。私が絶対に許せないことをしないだろうか、逸脱した行為をするのではないか?

 

これじゃあ私の精神が病むのは仕方がない。徹底的に子供達との関係性を改善していきたい。

 

頭ではわかってるんだよ!息子が好き勝手にしようが構わないって!自宅で安心して過ごせることこそが大事なんだって!休みの日に数時間テレビを見たところで、何かが変わることはないって!

 

はぁ…はぁ。こんなことを書くだけで頭が真っ白になるくらいの怒りで心が闇に覆われるんだから、まじで頭に刻まれた価値観はおそろしいわ。呪いに近いな。

 

 

ここまで読んでいただき感謝。

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