ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

息子に愛を示すと息子からの愛が返ってくることが私の精神を破壊する

衝撃の事実を知ってしまったとんぼである、ごきげんよう。

 

今までも子供たち、特に息子にどうにかして愛情を示そうとがんばってきた。がんばってきたけど、すぐに精神が崩壊して続かなくなる。

 

このようにがんばって 

◆夜に子供達と1時間ほど遊ぶ時間を作ったら二人ともとても喜んでる話

 

数日後に体が動かなくなる。 

◆子供達と夜に遊ぶ時間を作ってたった4日で体が動かなくなった話

 

遊び始めてはすぐに精神が崩壊するのはなぜだ?それが今回、わかってしまったのである。

息子に愛情を示したらどうなるか?

息子は6歳。数週間後には小学校デビューする年齢で、私と血の繋がりはない。血の繋がりがあったら何か変わるとも思えないのだが、はっきり申し上げて苦手な人種である。

 

もし職場や学校に息子のような人物がいたら、私は出会って数秒で心のシャッターをおろし、苦笑いと愛想笑いでやりすごし、この人物に心を開くことは生涯ないだろう。

 

つまり、積極的に仲良くしようとは思えないタイプの人間である。

 

誰が悪いとかじゃないんだよ。ずかずか人を傷つける発言するし、偉そうだし、不満はすぐに口に出す。子供なんてそんなもんかもしれないが、そういう性格の人が苦手なのだ。

 

私は傷つきたくないの!!

 

と言ってられるのは職場の同僚まで。そんな人物が今や私の子供になったのだから、親として彼に愛情を示していきたいと思っている。乗り越えねばならない壁だと感じている。

 

だからこそ色々と対策をうち、イライラを解消しながら自分の考え方を変えつつ、息子に愛情を示そうとしている。

 

ここ1週間ほど、かなりの努力をして息子と遊びまくった。話もするし暇があったら遊ぶし、一緒に風呂に入ってシャボン玉遊びしたり、車の助手席にのせたり好きな曲聞かせたり。

 

これまで付かず離れずでやってきた父が自分に好意的な姿勢を見せたと息子は嬉しかったのだろう。ニコニコ笑って、とても幸せそうだった。

 

ただ、誤算が一つだけあった。

 

息子に愛情を示せば示すほどに、なんと息子が私に愛情を返してくれるのだ。

 

これは想定外である。さばさばと、遊んでくれるなら遊ぶよ!程度でいつも通り過ごしてくれるかと思ったが、私にべったりになってしまった。

 

息子と関わる時間が増えていく。朝起きた時から夜寝る時までパパパパとくっついてくるし、ずっと隣についてまわってくるし、もういい加減にしてくれと思い始めた私に一緒に風呂に入れと強要してくる。

 

今は作業があるからママと一緒に入ったらと声をかけて距離をおこうとしても、私の部屋の椅子に座って動くことがない。ぱぱと一緒に入りたいと動かない。

 

はぁー勘弁してくれとのらりくらりと逃げ回っていたら、今度は「どうせ一緒に入る気ないんでしょ」と弱さを前面に出して私を支配しようする。

 

愛情を示したい私としてはこんなことで怒れない。怒れないから付き合うしかない。結局家族4人で風呂に入ったけども、もうきつい。息子が同じ空間にいるのが本当にきつい。

 

この場で普通に振舞うのは無理だと判断。「今日は疲れて限界がきた」とだけ告げ、一人だけ風呂場でうずくまって息子が出るのを待った。

 

これまでは精神を保つために息子と一定の距離をおいてたから、息子の行動や発言に晒されることが少なかった。だが少し遊んだらどうだ。そのすべてが私に直球で飛んでくる。

 

そもそも距離を置いてた時でさえ、息子の多くの発言に怒りを感じて解消するのに手こずっていた。

 

距離が近くなると、怒りを感じる回数が多すぎて処理しきれない。処理しきれない状態で息子と接すると、息子の一挙手一投足に怒りを感じて愛情なんて示せない。

 

こんな状態になってもやんわり拒否しても、息子からの波状攻撃が止むことはない。

 

職場の苦手な人にちょっと心を開いたら、めちゃくちゃぐいぐい誘ってきて私のプライベートまで進入しようとしてくる感じ。ほんとうにきついからやめてくれ。

 

距離をおかせてくれ。空気を読んでくれ。

 

ていうかもういい加減にしてくれ!!!!

 

と大声で叫びだしたいのが今、まさにこの時。3月24日の16時である。

 

妻は怒鳴りたいなら怒鳴ったらいい。我慢しているのが悪いと言うのだが、それはまた違うのだ。愛情を示すとはまったく逆の行為じゃないか。

 

何より、怒鳴ったところで息子は変わらんのだぞ!私が変わるしかないのだぞ!!

戦略を練って再挑戦してみよう

昨日今日と精神的に崩壊してしまい、息子に愛を示せなくなってしまった。結果、息子も「またか」という感じで、付かず離れずの状態に戻りつつある。ありがとう、今はそうしてくれ。

 

愛を示すってのは、そう簡単なものじゃなかったのだ。面倒も見られないのに野良猫にご飯をあげるなってやつだ。

 

日頃から息子の発言にイライラしたり、”我慢”しているレベルでは土台無理。息子の発言をすべて微笑みで受け入れられるような精神的変革をしなければ手を出しちゃいけない案件だったのである。

 

とりあえず一旦距離を置いて、戦略を練りなおそう。先日も書いたが、息子に対するイライラは徹底的に対策する必要があったのだ。

 

そこで、一年ほど前にやってた認知行動療法のセブンコラム(7つのコラム) を再開したい。今の私は怒る必要がないのに怒っている。息子の言動・行動に無意味な嫌悪感を抱いてしまっている。

 

この思考のアンバランスを正したい。イライラ時の思考や感情、客観的な事実、自分の思考に対する反論、バランスの取れた思考を書いて分析し、修正していきたい。

 

一年前はイライラが凄すぎて筆記開示に切り替えて怒りは落ち着いたのだが、それだけでは息子に愛を示し続けるのは無理そうだ。

 

筆記開示でストレス軽減して、セブンコラムで偏った思考を正していく。愛情が不足するのでセルフコンパッションも継続、もちろん健康的な食事と8時間睡眠は継続、休んでた運動も再開しよう。

 

これなら精神が安定した状態で息子に愛を示せるはず。はぁ、めちゃくちゃめんどくせーがやるしかない。クソ野郎が、まじで今に見てろよ。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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