ここまで子供たちとがっつり過ごすのも久しぶりのとんぼである、ごきげんよう。
普段なら学校やデイをフルで利用して、遊ぶと言えば週末くらい。大人と遊ぶより子供たちと遊んだ方がいいと判断しているが、今やそれすらできない。
着替えや塗り絵、運動などの遊びが授業となる娘と違い、息子は文字や数字の勉強が始まっている時期だ。
休校だからといって、ひたすら遊ばせておくわけにもいかない。
息子に本気で勉強を教える
勉強なんて必要だと感じるならやったらいいんじゃないの?程度で放置してきた我が家だが、「パパは勉強が好きだ」と擦り込んだ結果、息子も勉強が好きだと言うようになった。
一番大きいのは、幼稚園時代にちょっとした勉強もさせてくれる預かりにいたことか。小学校入学前に、足し算引き算、ひらがなカタカナは頭に入ってしまったようである。
なんとなく日常的に文字も読むようになってきたし、暇な時に算数クイズを出したら正解率もあがっている。
そして今回の休校措置。せっかく教えるのだから、入学前に一年分を頭に叩き込んでやるぞ!と奮闘してみたのだが、意外に難しいな。
息子一人では勉強できない
息子が義母宅で算数ドリルをやってきたというのでチェックしてみると、簡単な計算は当たっているが、文章をしっかり読まないと答えられない問題はほぼ間違い。
義母はご飯を作るのに忙しくて、勉強を見られる余裕がなかったという。
「オレはできるよ」「かんたんだよ」などとビッグマウスな息子なので放置でもいけるのかなと何となく感じていた。まぁそんなことはなく、普通に間違っている。
ひらがなは読めても文章を読むのは面倒らしい。当然っちゃあ当然だが、一人きりで勉強は無理ゲーだ。
娘がいると勉強できない
勉強に集中するための要素は色々あって、娘がその場にいることも集中力を奪ってしまう。
娘は勉強中の息子の鉛筆を奪ったり、ノートに絵を書いたり叩いたりと邪魔ばかりする。邪魔をしてるつもりはないのだろうけど、気が散って私も息子も疲弊する。
教えるなら、息子一人に教える人が一人。これじゃないと、勉強にならないと知った。
短時間しか集中がもたない
もともと6歳の息子の集中力に期待はしていないので、ポモドーロテクニックを使って25分の勉強と5分の休憩で勉強をしてみた。
すると20分をすぎた頃から、「あとなんぷん?」の嵐。本人が気に入って使っているキッチンタイマーを何度も何度もチェックして勉強にならない。
なので20分+5分の休憩としてみたところ、非常にいい感じである。息子の集中が途切れる前に勉強が終わる。もう少しやりたいような感じ、悪くない。
小学校って今45分授業かな?よく耐えられるな。
難しすぎると集中がもたない
息子は簡単な算数の問題ばかりやりたがる傾向がある。が、わかっている問題を何度もやっても仕方ない。少し難しいところに手をつけるべきだろう。
そこで、苦手らしい文章を読ませまくったところ、めちゃくちゃ嫌な顔をして、頬杖ついて、ペラペラページをめくって、集中力がごっそり持っていかれてしまった。
読めるとはいえ適性レベルではないと判断し、適当な3~5文字の単語を紙に書いてクイズを出すという勉強法にシフト。
好奇心を刺激するため、ドラゴンボールや鬼滅の刃のキャラクターの名前をひらがなで書きまくった結果、息子の集中力もそこそこキープできたまま時間が終わった。
今後も取り入れたい。
鉛筆の持ち方がよろしくない
黙ってられないくらいに息子の鉛筆の持ち方が悪いことに途中で気付く。親指と人差し指と中指で鉛筆を力強くつかんで、とても書きにくそう。
これからの土台になる部分だ。算数の問題を解いてもらいながら、鉛筆の持ち方もあわせて指導したところ、鉛筆の持ち方も算数の問題もくっちゃくちゃに。
あぁそうか、これはマルチタスクなんだ!!と気付き、鉛筆の持ち方を練習する単独の時間を設けることにした。
前はきれいに持っていたのに。癖になったらつらいな。
他にも色々やってみている
勉強中は当然テレビは消すし、テーブルの物はすべて片付け。興味を引くものが目に入らないようにした。
5分の休憩中はベランダにでて草花に水をあげてもらったり、家の周りを一緒に走ってきたり、相撲をとったり。
勉強中の環境音が耳障りなので、スマホで雨の音を流して環境音をかき消しながら集中力アップをはかるとか。
息子が間違っても怒ることなく、ふざけてぐしゃぐしゃに書いても怒ることなく、「まぁいいんじゃないの」精神で正解を教えつつなんとかやっている。
以前に、小学校へ持ってきちゃいけないアイテムが多すぎる!ノイローゼか!って記事書いちゃったけど、確かに徹底して排除すべきだわ。
一対一でこれなら、数十人いる1年生のクラスなんてカオスだろうね。
ここまで読んでいただき感謝。
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