ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

上から目線の6歳児との会話でストレスを感じることが多い最近の話

平日は毎朝2時間ほど息子と遊んでるとんぼである、ごきげんよう。

 

2時間も二人きりだから、会話の量は増える。今までは週末くらいだったのに、毎日毎日とても濃密な時間を過ごすのだから当然か。

 

そうなると、むかつくことも増えるのだ。

最近の怒りの数々を記す

しょーもないことばかりだが、あぁこれイラっとするなぁと思った出来事を記していく。

知ったかぶりはイライラする

息子と私の趣味は似ていて、ドラゴンボールやゲームの話など、よく息子と話したりする。大抵は私が教える形。

 

そんな息子が頻繁に聞いてくる質問がある。

 

「〜って知ってる?」

 

この問いだよ。「オレは知ってるけどパパは知ってる?」的な確認の意味での「知ってる?」ね。

 

いいんだよ、質問は別にいいの。どんどんしてくれ。でもさ、その君が私が知ってるかどうか聞いてきてるものって私が以前に君に教えたんだよね。

 

何で私が教えたものなのに、私が知らないことになっているのか。なぜ息子の方が詳しいことになっているのか。

 

そうモヤモヤしながらも、「それなんだっけ」と知らないふりをして、息子に我が物顔で教えてもらったりする。

 

いや、いいんだけどさ。どう返すのが正解なのこれ。

道案内の話

毎朝車で人気のないところに行く私と息子。最近は行く場所もほぼ決まってきている。車で進むルートも同じ。

 

するとある日、息子が道を指示してきた。

 

「あっちの道からもいけるよ」

 

ほぉ、そうかと相槌をうつが、そのあっちの道とやらは目的地とは真逆の方向だ。なぜあそこに?意味不明だ、あの道を選ぶメリットが何もない。

 

「でも私たちは○○にいくんだよ」

 

と告げたら息子はいう。

 

「知ってるよ」

 

ここで少しイラっとする。明らかな反対方向って知ってるのに、何であの道から行かねばならぬのか。

 

そこで突っ込みながら確認する。

 

「本当に今からいく場所わかってる?あそこの道は○○とは反対だよ?」

 

それに対する息子の返答はこうだ。

 

「知ってるよ」

 

……

 

……

 

なんなん!?

 

運転しながら戸惑いを隠せなかったわ。そりゃどんな道だろうと繋がってるっちゃあ繋がってるけどさぁ。

人を馬鹿にした物言い

最近の息子と遊ぶ時間は、貰い物の子供用の小さなスケボーにのせてよく遊ばせている。大怪我せぬように手を繋いだりサポートしたりしている感じ。

 

遊びながらたまーに私もスケボーにのるのだが、なかなかうまくいかない。

 

もう少し練習すればいけるかもと楽しさを感じつつも、メインは息子だから。乗りたい気持ちをおさえながら、ひたすら息子のサポートしつつたまに乗って遊ぶ。

 

で、なんとなく「パパにも乗り方教えてよ」と息子に伝えたところ、そこから息子の態度がめちゃくちゃでかくなった。

 

「乗るから見ておけよ!」

 

と言いながらスケボーに乗る息子。これはまだいい方だ。

 

「こうやって乗るんだよ。パパにはできないはずだけど

 

う、うん、それもまあいいとしよう。

 

こんな発言が続くも、なんとか自分を落ち着かせつつサポートをし続ける。で、息子の休憩時に私がスケボーに乗って練習してたら、怒涛の攻撃が始まる。

 

「パパができないのってなんでかなぁ」

 

「パパができない理由がわかった!」

 

「パパができないのは〜だからだよ!」

 

 

 

 

できないできないうるせえな!!!!お前とほぼ同じレベルで乗れてるだろうが!!!お前の乗り方と私の乗り方がどう違うってんだよぼけが!!!!!

 

とまぁカチンときて「いやいや、できてるじゃん。何ができてないの」と不快をあらわにしたところ、息子のスイッチが切り替わる。

 

「うん!そうだね、パパはできてるよ!うまいうまい!子供用のスケボーで難しいのに、パパすごいよ!」

 

突然ごまをすってきた息子に馬鹿にしてんのかと余計にイライラする。いや、しかし、待て。落ち着こう。もう父親なのだから、負けず嫌いで怒る立場ではない。

 

息子と競争しても仕方がない。こやつは親を超えたいのだ。親より得意であることをアピールすることで、親との勝負に勝ちたいと思っているのである。

 

というわけで、競争から降りることにして、それからはスケボーに乗らないことにした。そのおかげで仲良くやってるぞ。

以前なら爆発してたことも多い

そんな最近の息子とのやりとりであった。ちなみに先ほども、私だけ野菜山盛りの夕食で、子供たちや妻にはカレーライスを提供した。

 

すると息子に言われた。

 

「かわいそ」

 

パパだけかわいそう……じゃないぞ。馬鹿にしたように、「かわいそ」って感じ。この発言を怒らずに冷静に受け入れられるって、かなり成長したんじゃないか。

 

周りからどう言われようとも、私にはより大事なものがある。他者の価値観で値踏みされたところで、怒る必要もない。

 

むかつきつつも今のところうまくやっていると思うぞ。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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