最近は妻と息子の確執について書く機会が多いとんぼである、ごきげんよう。
自粛期間中に出てきた妻VS息子の問題は根深く、まだ解決していない。昨日も息子が心に闇を抱えていたのか、義母に八つ当たりして大喧嘩。
結果、妻が義母から呼び出されて説教をうけることになった。この機会に考え方を変えてくれると嬉しいのだけど、実はこの問題について以前からずっと根に持っていたりする。
父にやたら執着する息子
私が息子と初めて会ったのは、息子がまだ1歳の時。たまに遊んでくれるおじさんだった私は、息子とも娘ともよく遊び仲良くやっていた。
そして一緒に住むようになったのが息子が3歳の時だ。
慣れない子育てに家事に自宅での仕事と結果的にメンタルはやられてしまったけども、体調不良やイライラがピークじゃなければ、私はそう悪くないお父さんだと思う。
ブログに書くのがいつも怒っていることなのは、ネタとして面白いからだ。息子と朝から晩まで笑顔で幸せに遊びました。めでたしめでたし、ではちょっとなぁと思うわけである。
実際は息子とも笑顔で遊ぶことも多いし、出かけたら息子と必ず手を繋ぐし、基本的に息子の質問を無視することはないし、元気があれば一緒にひたすら走り回って、抱っこをして、戦いごっこをしている。
元気な時はね。以前にこんな記事も書いたんだが。
◆息子に愛を示すと息子からの愛が返ってくることが私の精神を破壊する
私が元気で息子に上記の対応をしたら、息子は物凄い勢いで私につきまとうようになる。まじで、異常なくらいに私に固執するのだ。
外に出たら必ず私と手を繋ぎたがる。ママと手を繋いだらと言ってもいやだという。一緒に手を繋いで走らないと怒るからいやなんだが、私としか手を繋ぎたがらない。
夜には必ず私にだけ抱っこをせがみ、パパだっこしてと、何度抱っこしてもしつこいので、ママにも抱っこしてもらったらと促してもイヤだという。
抱っこが終われば背中からしがみついてくる。トイレにもついてくる。休日もパパ遊ぼう遊ぼうとついて回る。
いやまじで、こっちの機嫌がいいと思ったらずーっとパパパパパパパパパパパと、最終的にもう勘弁してくれ!!!となってしまうのである。
体調も機嫌もいいとはいえ、受け入れるのも限度がある。
何で私にばっかり執着するんだ?ママはどうしたよ。いくら何でもしつこすぎるし、恐怖を感じるレベルで執着してきて、結局耐えられずに私のメンタルはやられてしまう。
これを繰り返してきたのが、結婚してからの3年間である。
妻の対応がおかしくないか?
こんな息子なので、過去に妻に文句を言ったことが何度かある。
息子が私にやたら執着するのは、妻の対応がおかしいからではないか。息子はママが怒るからと手も繋ぎたがらないし抱っこもせがまないし、私にばかりくっついてまわる。
ちょっとおかしいだろと、妻がもっと言葉遣いや声かけを変えてくれたら私にこんな執着しないんじゃないかと不満を伝えたのだ。
これに対して、大体は以下のように返される。
「私(妻)は今までずっと同じようにやってきた。私よりも、あなたに問題がある。あなたはイライラしてたり体調が悪いことが多いから、息子はあなたの愛情が本物なのか不安で、それを確認しているんだよ。愛情不足の裏返しなんだよ」
うむ。ぐうの音も出ない。確かに私はイライラすることも多い。機嫌が最悪な時もあって顔すら見たくなくなる時もある。
何で息子は妻には甘えないんだと何度も伝えたものの、結局すべては私の責任だということになり、仕方がないので私はずっと自分の心を何とかしようとやってきた。これとか。
◆息子に溜まっていた怒りを紙に書き出してどす黒い感情を吐き出した話
でだよ、自粛期間が始まって、私は毎日一対一で息子と遊べるほどに成長した。注意することもあるが、ずっと笑顔で走り回り遊んでいる。
息子も満面の笑顔だ。1日に10回以上も抱っこをする。振り回してメリーゴーラウンドもする。卓球でミスったら全力で悔しがり、散歩ではほぼ息子とかけっこ状態である。
散歩しながらハリーポッターを1巻から7巻まですべて内容を話して聞かせた。ドラゴンクエストも1~6までを面白おかしく紹介した。
息子は喜んでいるの。本当に、心の底から喜んでいると思う。だって私は息子に怒ることなくほぼすべてを受け入れ、息子の遊びには全力で応え、 一緒に笑っているのだから。
で、これを自粛期間中ずっと続けてるんだけど、息子の私に対する執着は変わらない。相変わらず妻とは手を繋ぎたがらないし、妻に抱っこもせがまない。
いっぱい遊んで満足してるはずなのになぜか怒る息子にどうしたのかと聞けば、出てくるのはほとんどが妻に対する文句。
ほうほう、そうですか。君は妻に対して不満がたまっているんですね。
そうなんだよ。
確かに私には問題があったが、妻にも問題があったんだよ!!(どどん!!)
いやー、これ書いてわかるのは、私は地味にイライラしてたってことだ。
息子の執着は絶対おかしいだろってずっと思ってた。何で妻にはいかないんだよって、何で私にばっかりついてまわるんだよって、これ私だけの問題じゃないだろって。
この問題が今、白日の元に晒されたことをまことに嬉しく思う。努力した甲斐があったね。
二人で分担できるとありがたいのだが
かなり恨みがましい記事になったのだが、仕方ない。実際に不満に思っていた。息子の執着を私だけの責任として処理されてきた過去を許せない自分も確かにいる。
でも、今の私は神対応してるから!!!私の対応に文句は言わせない!!!
妻が全部悪いとは言わないし、早く何とかしろと言うつもりもないけどさ。
息子が私だけに執着するのが、おそらく私だけのせいじゃなさそうってことがわかったことが嬉しいだけだ。だって妻の対応は明らかに問題あるのだから。
だが、もし妻が息子をもう少し受け入れ、認めて、ちょっとしたことで怒鳴ったり文句を言わないようになったら、きっと息子は変わる。
今みたいに私だけとしか手を繋がないことはなくなるだろうし、素直に妻にも抱っこをお願いするだろうし、絶対に遊んでくれないと思い込まずに妻にも遊びをせがむだろう。
今は息子が私にだけ100%くるからかなりきつい。いくらメンタル対策しても、あっという間にキャパオーバーする。
生みの親である妻からの愛情不足を、ステップファザーの私が埋められるわけなかろうが。やってもやっても終わらないんだぜ、疲れ切って体も心ももたない。
今後、息子からの愛情確認を妻と分担できるのなら、こんなに喜ばしいことはない。
いやぁ、前向きな内容を書こうとしてたのに、終わってみると文章から溢れ出る怒りの感情がすごいな。ふざけんなって思ってたんだろうね。
このブログは妻も見てるので、副音声で言い訳しながら読んでもらうことにしよう。はー、まいったね。
ここまで読んでいただき感謝。
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