ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

息子の小学校入学式、相変わらずの息子節が炸裂しまくって辟易した話

息子の入学式に参加してきたとんぼである、ごきげんよう。

 

4月入学の予定がコロナ禍の影響で1ヶ月遅れてタンスの奥からランドセルを引っ張り出すことになった。

 

入学式も分散で入場制限もあり、時短で30分ほどで終了。特に何も書くことはないが、この日の息子はなかなかだったので報告したい。

入学祝いのホテルランチに激怒する息子

この日はなんと言っても小学校の入学式だ。幼稚園という遊びがメインの場から、集中して授業をうけることがメインの場に移る。

 

これからは親と先生が会う機会も少ないから、自分で責任をとることも増えてくる。そりゃ、お祝いをしなきゃいけないだろう。うちの地域ではコロナもゼロだし外食や!!

 

しかも義母が息子の入学祝いだと、ホテルランチを御馳走してくれることになった。嬉しい、美味しいご飯をたらふく食べたい。

 

やったー、と喜びながら息子に報告したのが入学式の数日前か。

 

これがまた面白いほどに息子が激怒した。

 

「オレは寿司が食べたいって言ってたのに!!!」

 

「なんでホテルって勝手に決めるの!?オレはずっと前から回転寿司って言ってたのに!!」

 

とまぁ怒っているわけだ。この話を息子にしたのは妻だったこともあり、うん、いつものことよ。

 

「ママが勝手に決めるな!!!」

 

爆発した息子と、顔も見たくないと怒る妻で揉めに揉めた。結局、息子が義母に電話して相談し、回転寿司に行くことになった。

 

息子の入学祝いがメインの目的なので、これはこれで悪い選択肢ではないと思うのだが。回転寿司よりホテルランチ行きたかった。

入学式の朝に揉める

入学式の当日、朝からパタパタと皆で準備をして出かける直前、息子が言い出した。

 

「オレの靴がせまい!」

 

まじかと思ってその靴をみると、見たことない靴を履いている。新しい靴?貰い物かな?と思って妻に聞いてみると、先日買ってきたばかりらしい。

 

せまいせまいと不満そうに言う息子を見て、妻が激怒。

 

「このあいだ一緒にお店にいって、ちゃんとお店ではいて、狭くないって自分で言ってたでしょ!?」

 

あぁ、そりゃ文句言うのはおかしいわ。狭いならお店で文句言ったらいいのに、と様子を見ていたら呼応するかのように息子も怒り出した。

 

「オレはずっとせまいって言ってたよ!!オレがせまいって言ってるのにママが無理やり買ったんでしょ!?」

 

聞けば妻は息子と1時間近くかけて靴を探したという。絶対に狭いことはないと。

 

なのにずっと狭いと言ってたとはなんぞや?虚言癖かこいつは?と思いつつも、現場でどんな発言があったかは一緒に行ってない私にはわからんし、妻の記憶も息子の記憶も絶対正しいとは言い切れない。

 

よくわからんのでスルーした私と違い、結局、妻は最高に気分を損ねたまま1日がスタートしていた。

 

ちなみに今日息子に靴は狭いのかと聞いたところ、今は狭くないと言っている。靴下の問題か、ちゃんと履けてなかっただけかも。

寿司屋で揉める

入学祝いで回転寿司に行くことで揉めたと上で書いたのだが、当日も揉めに揉めた。

 

まず、息子の望みは間違いなく「回転寿司に行きたい」だった。それは間違いない。ホテルか回転寿司で大声で争ってたのだから、はっきりと覚えている。

 

それもあって、回転寿司の中でももっともコスパが良さげなスシローに行くことになっていた。入学式の前夜にもスシローに行くと息子に告げて、OKをもらって、妻が予約した。

 

そしたらね、入学式が終わったあとの息子がぼそっと言い出したのだ。

 

「オレ、くら寿司に行きたかったのに」

 

申し訳ないが、はぁ?と思ってしまった。いやいや、君が望んでいたのは回転寿司だろうと。しかも昨夜にスシローでいいと言ってただろうと。

 

ちょっとイラっとしたのはおそらく妻も一緒で、そんな息子のつぶやきは完全無視。何事もなかったのようにスシローに行こうとしていた。

 

でも結局スルーができないほどしつこく言ってくるので、妻が「今日はもうスシローにいくんだよ」と告げたところからバトル勃発。

 

「なんで!?オレはずっとくら寿司に行きたいって言ってたのに!!」

 

「オレは最初からずっとくら寿司くら寿司って言ってたのに、ママが勝手にスシローって決めたんでしょ!」

 

「回転寿司に行きたいとは言っていない!!くら寿司に行きたいってずっと言ってた!!!」

 

虚言癖かこいつは?と改めて思いながら、妻と息子のバトルを眺めていた。妻は朝から靴が狭いと言われたのもあり、まともに話せる状態ではなかったのもまずかったか。

 

妻がクリーニングに行っている間にバトンタッチして、私が対応すること。なんと言ったか。

 

今日は息子の入学祝いなのは確か。回転寿司に行きたいと言う息子の願いを無視して、ホテルランチになったのは確かに悪かった。申し訳ない。

 

だから息子の望む通りに回転寿司に変更して、息子が喜ぶだろうと妻も考えて昨日からスシローを予約している。君にもスシローでいいかと確認もしていた。

 

それを今になってくら寿司が良かったって泣いて怒られても、困ってしまう。

 

君一人の意見で予定をころころ変えられないから、とりあえず今日はスシローに行こう。くら寿司はまた行けるよ。次、外食に行く機会があったらくら寿司に行こうね。

 

とか、そんな感じの話を冷静にしたらすんなり受け入れてくれたような、そんな記憶。

虚言癖というか認められていないというか

そんな感じの入学式の日。妻は息子に対する怒りが振り切ってしまい、夜に一人でドライブに出かけてビールを買ってきていた。

 

「お酒に溺れる人の気持ちがわかるよ」

 

と笑いながら言っていたが、少しはすっきりしたらいいのだが。

 

息子を虚言癖の嘘八百クソ野郎じゃないかと思わなくもないが、そばで話を聞いている限りでは”認められていないから戦闘態勢に入っている”感じかな。

 

上から頭をがっと押さえつけられているから、何がなんでも論破したい。どんな手を使ってでもこの論争で勝ちたいみたいな。権力争いに入っていてよくない傾向だ。

 

息子の意見を受け入れて冷静に話をすればなんてことはないのだが、難しいこともあるんですよね。

 

そんなお祝い感ゼロの入学式の話であった。 写真だけでも幸せ家族感を出してみたぞ。

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ここまで読んでいただき感謝。

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