ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

妻の帰りが突然遅くなったイレギュラー尽くしの夜を乗り越えた話

イレギュラーに弱いとんぼである、ごきげんよう。

 

特に妻が帰ってこない系はやばい。仕事だからとわかっていても、あれどうしようこれどうしようとパニックになって余裕がなくなり、結果怒る。

 

それがなんとまぁ、少し変わっていたのだ。

イレギュラー尽くしの金曜日

金曜日、仕事を終えた私はふんふんと夕食を作っていた。娘はいつも通りの時間に帰宅。Eテレを見せながら料理を作る。

 

このあとの私は出かける用事があり、妻が帰ってきたらバトンタッチして出かけようかなと思っていたのだが。

 

すると、妻からの電話だ。

 

「ごめん!帰ってくるのが1時間くらい遅くなるはず!」

 

お、おおうおうおう。そうか、そういうこともあるか。

 

少しパニックになるも、段取りの見通しさえつけば問題がない。スムーズにいくように予定を切り替えるだけだ。

 

学童に通う息子は、いつも義母がお風呂に入れてから帰ってくる流れだから……そうだ、息子が帰ってきたら、娘と二人でお風呂に入ろう!

 

30分でお風呂には入れるから、その時間は息子のYouTubeタイムならいいじゃないか!完璧だ、完璧な作戦だ。妻がいなくても一人でやってやるぞ!!

 

そして、いつも通りの時間に帰宅して、お風呂に入ってきたはずの息子が教えてくれた。

 

「オレ、今日はまだお風呂入ってないよ」

 

……うそだ、話が違うじゃん。いつも入って帰ってくるじゃん。何でなの?

パニックとんぼの思考を考える

何でこの程度でパニックになるかといえば、息子のテレビ時間を支配できないからだ

 

息子だけ先にお風呂を上げたら、こいつは一人でYouTube見始めるのか?いんちきしてルールの30分より多く見ようとするんじゃないか?

 

あぁでもでも妻もいないし3人とも風呂に入っていないし息子にYouTube見せないといけないし私もこの後予定があるし……うわああああ!!

 

というのが以前の私の思考。私らしい思考。でも最近は、自分でもわかるくらいに少し変わってきている。

 

息子がお風呂に入っていないという事実を知ったあと、私は子供たちに声をかけた。

 

「まじか!じゃあ、私の考えてた予定がガラッと変わってしまうね。一旦落ち着いて、これからどうするかを一緒に考えよう」

 

と、娘と息子と3人で脱衣室で座る。

 

「この3人は誰もお風呂に入っていない。娘はテレビは見た。息子はテレビを見ていないんだよね、どうしようか」

 

そんな感じでさらーっと話がまとまって、妻がいない間に何事もなくお風呂やYouTubeタイムが終わった。

 

何で以前これができなかったのかわからないが、向き合うのが怖かったんだと思う。拒絶・反発が怖くて、面と向かって話し合うことができなかった。

 

当たり前のことが当たり前にできるって、素晴らしいことよね。

普通に乗り切りました

結局、3人で風呂に入って夕ご飯作って片付もこなしてしまいましたとさ。

 

いやね、作業量的には別に難しくないの。これくらいなら結婚当初からできていたのだが、これを”怒らずに”できるってのが、ポイントよね。

 

帰ってきた妻はミートソースパスタをむしゃむしゃ食べながら、私が完全に怒っていると思い込んで機嫌をとろうとしていた。

 

まったく怒ってないから自分でも驚きだわ。このメンタルの好調が続くことを願う。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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