ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

久々に友人宅に遊びに行って明け方まで近況や考えを語り合ってきた話

寝不足とんぼである、ごきげんよう。

 

昨日は夕方18時ごろから友人宅にお邪魔し、朝4時まで居座った。10時間喋り続けたってすごいね。帰宅した時にはもう明るくなっていた。

 

家族や先生以外とがっつり話すのが1年ぶりなので、いやぁ、普通に緊張した。行きの車で「わくわくしてるだけだ」とリフレーミングしまくったわ。

友人たちの話

久しぶりにあった友人3人は大きく変わっていた。次いつ会うのかわからないので、紹介しながら話を聞いて感じたことを記していきたい。

ガラス細工の旦那さん

今回お邪魔した友人は夫婦で、その旦那さんがガラス細工の職人的な仕事をされている。自宅で、個人でガラスを作っている方で、この人の働き方は私の思想に大きく影響を及ぼしている。

 

だって常識的に考えたら、普通は就職するでしょう?

 

スーツ着て面接で値踏みされて毎日フルで働いて残業してたまの休みが楽しみみたいな、それが社会人だ!って常識は簡単に打破できるものではない。

 

でもこの人は好きな物づくりで食っていくために、個人事業主として10年ほど試行錯誤しながら働いている。こんな人が身近にいるのは、とてもありがたいことだ。

 

私が自宅にひきこもって絶対に週4日しか働かないマンになれたのは、この人がいたからでしょう。

 

周りがみんなサラリーマンで「寝言言ってないではやく就職しろ」って人だったらこんなん無理よ。

 

で、今回お会いしたのは1年ぶり。ガラス細工は観光客がメインの客層だったこともありコロナの影響を大きく受けたようではあるが、話を聞く限り順調そうに見えた。

 

奥さんと共に商品を開発して、着実に億万長者への道を辿っているようである。

 

以前は個人事業主として成功しつつある姿を見て軽く嫉妬したものだが、今は素直に喜べる。ベネフィットファインディングがきいたね。

 

コロナも完全収束して、また以前のように観光客が戻ってきてくれることを心から願っている。

 

観光客がいなくても大丈夫なように対策をとるらしいので、私が願う必要もないはずだが。応援している。

その奥さんの話

続いてガラス細工職人の奥さん。9年ほど前に私が働いていた職場の同僚で、奥さんと仲良くなった後に旦那さんを紹介してもらった形。

 

ひきこもり上がりで、希死念慮と自己嫌悪の塊だった当時の私の悩みを色々ときいてくれた。その上で、「とんぼはやる気がない、変わる気もないから話を聞いても無駄」とえげつない説教をかまされたのはもはや伝説である。

 

あれがあったから今の私が(略

 

この方はばりばり働かれていて、今は管理職になっている。貫禄と白髪が増えていたので、日々奮闘されているのだと思う。

 

また自分の仕事と旦那さんの仕事を上手く組み合わせたことが功を奏し、今の成功(とは思ってないかもしれないが)に繋がったようだ。

 

確か以前に、旦那さんの仕事を全力でサポートしたいと言っていたので、今の働き方はとても幸せなんだろうなぁと勝手に思っている。

 

目の前の仕事に忙殺されて、自分が何をしたいのかわからないと悩んでいる印象が強い人だったのに、今は、商品開発・企画やイベントなど、やりたいことが明確になっているとか。

 

こんなに人って変わるのかと、若輩ながら勝手に胸打たれておりました。

カウンセラーのお姉さんの話

今回お邪魔した友人夫妻の他にもう一人、カウンセラー(ヒーラー?)のお姉さんにも声をかけた。この方も私が以前に同じ職場で働いていた人である。

 

同じ職場にいたのは1ヶ月ほどと非常に短い。たまたま研修で隣に座って話をした程度だったのに、9年経った今も付き合いがあるのはすごくないですか。

 

人が好きで友人が多く人望が厚い人なのは確かなのだが、魅力的を超えてもはや驚異である。おそろしい。

 

この方にも、以前にめちゃくちゃお世話になった。答えのでないとんぼの人生相談をひたすら聞いてもらうという、地獄のドライブに何度も付き合ってもらったこともある。もちろん私は助手席だぞ。

 

お姉さんはいつもは自信満々で、なんかこう眩しすぎて、見ているとこっちは自己嫌悪で死にたくなるくらいの輝きを放っているのだが、今回は少ししょんぼりしていた。

 

順調に運んでいたはずの仕事を強制的に奪われ、嫌気が差してしまったらしい。

 

恋愛面でも葛藤があるらしく、面白い話をたくさん聞けた。人を好きになり、相手から好かれる。じゃあそれからどうするのか?

 

勇気を出さねばならない時もある。あぁ、とても胸ときめく話である。私が仕事をやめ、結婚を覚悟した頃を思い出す。

 

色々と悩んでいたようではあるが、私ごときが口を出せる人じゃない感、あるよね。悩みながらも非常に幸せそうであった。

いかがでしょう?

この記事だけは友人たちに読まれる可能性が超絶高いので、とても丁寧に、誰も傷つけることのない、皆が幸せになるような記事に仕上げてみた。いかがでしょう?

 

また今回10時間ほど居座ったのだが、最近の私の課題でもある、人の話を聞く練習をずっとしていた。

 

以前はね、私の話をとにかくきいてくれ!!!と自分の話ばかりしたがり、誰かが話してても自分が話したいことばかり考えていたクソ野郎のとんぼである。

 

でもこれじゃだめなんだよ。私が話して、認めてもらっても何も得られない。私の承認欲求が満たされても、私の願いが叶うことはない。

 

私を認め続けろ!!と叫んでいる人から、相手を認め、尊重する人に成長せねばならない。そうでないと、子供たちと良好な関係は築けないのだ。

 

そう書くことで自分が認められるんじゃないか?という自分もいるから、なかなか承認欲求の闇は深いが……

 

今回はめちゃくちゃ集中して話を聞けた。人の話を聞くのって面白いんだなと、心の底から思えたこの経験は大きい。

 

ただあれだよね。『人の話を聞く』ってのは、『自分の話はしない』ってことじゃないんだね。これは練習が必要だ。少し自分のこと話したら承認欲求が爆発するし、バランスが難しすぎる。

 

というわけで、とても楽しく勉強になる1日でした。感謝。

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ここまで読んでいただき感謝。

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