PTAがよくわからないとんぼである、ごきげんよう。
PTAってどこか強制的で、責任もやたら重そうだし、実際何をやるのかよくわからないという、不安症の私が絶対に手を出しちゃいけないやつだと思っている。
ママさんが集まるところにおじさんがいくのも怖いし、妻にお願いすることが多かったのだが……少し考えを改めたい話である。
親切が熱い!!
今私の中でのマイブームは親切である。親切とはつまり、他者に貢献すること。どんな些細なことでも、親切となる。
最近勉強している限り、親切の効果はやばい。
ストレスに強いメンタルも育つし、幸福感も高まるという。6週間小さな親切を続けたら、うつ病が寛解した人もいたとか。
誰かの役に立った!!という実感が、「あらゆる問題を乗り越えられる」という感覚を高めてくれるらしい。素晴らしい。
面白いのは、親切とはアドラーでいう他者貢献であること。貢献感こそがアドラー心理学的な幸せの正体なわけだが、つまり誰かに親切することが幸せに繋がるわけだ。
ただこれって難しくて、今までは上手くできなかった。それは、誰かに認められたい思いが強すぎるから。
親切するにしても、相手からお礼を言われる、認められる、褒められるといった見返りがなければ、私にとってその親切に価値がないのだ。
が、少しずつ自己受容のスキルが上がってきた今なら、親切を実践できそう。誰にもお礼を言われなくても、ボランティアをやってもいいと思っている。
誰かのためになるし、私のメンタルが強化されるなら文句が出るわけもなし。ただ働きして自己効力感を高めてやろうと画策した。
そこで地域のボランティア活動をネットで探してみたのだが、まったく見つからない。草むしりとかゴミ掃除とかありそうなもんだが……
ふーむ、どうしたものかと考えてみたら、ピンときた。
PTAって、まさに親切じゃん!!!!
PTA活動に喜んで参加したい
わざわざ地域のボランティア活動に参加する必要はない。なぜなら定期的に、学校のPTA活動があるからだ。
以前はPTA活動と聞けば苦虫を噛み潰したような顔で拒否していたが、難易度が低くてあまり人と関わらない仕事なら、むしろ行きたい!!
そう思っていたところ、息子の学校の公文にさっそくPTAの協力願いが。
最近は不審者が多いため、放課後の時間帯に車でパトロールをしてほしいとのこと。すべての親にパトロールの時間を割り振るらしい。
公文にはすでに、強制的にそれぞれが担当する日付と時間が割り振られている。平日の昼間に。
くそが!!私の時間を勝手に奪いやがって!!!
と思ったのは以前の私。
むしろ、必要な仕事じゃないか。これほど地域に貢献できる仕事はない。不審者が多くて、もしかしたら命の危機に晒される子供がいるかもしれない。
当の子供たちはまったく感謝もしないだろうし、パトロールしていることすら知らないかもしれない。車でのパトロールだから、私がパトロールしていることを誰かが褒めたたえるともないだろう。
それでも私は喜んでいきたい。不審者を見つけた時のシミュレーションも事前に行い、すぐに110番通報ができるように準備しよう。
うむ、地域に貢献し、かつ私のメンタルも強化されて幸せになるなら、何も言うことないぞ。
PTA役員はいやだなぁ
というわけで、今後はこういったPTAの活動にはぜひ行ってみたいと考えている話であった。
ただ冒頭でも書いたけど、役員はイヤなのは何でだろう。うーむ、PTA役員って、もはや親切という枠を超えている気がしてならない。メンタル強化されるのかなぁ。
まぁ、いずれPTA役員も回ってくるから、その時には覚悟して奮闘しようと思う。
ちなみに、親切はやりすぎると負担に耐えきれずに人生が崩壊するリスクもあるというし、イヤイヤやってもまったく効果がないんだと。
やるなら、自己犠牲にならない程度の活動で自分にとって意味のある親切にしたいね。
親切の参考にした本
ここまで読んでいただき感謝。
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