ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

1人で泣いて、地獄の底から蘇るとんぼ。何度でも立ち上がろうの会

地獄の底からさきほど復活したとんぼである、ごきげんよう。

 

いやー、今回の底はなかなか深かったわ。メンタルがやばすぎて色々と仕事がたまってしまったわけだけど、まずはこのブログの更新からいってみようじゃないか。

自暴自棄になったとんぼの心の闇を語る

もう無理、どうでもいいやとなりすべてを放り出してしまうことを、心理学では『どうにでもなれ効果』と呼ぶ。

 

英語で書くとThe-What-The-Hell-Effect、簡単に言えば、もうどうにでもなーれってやつ。わかりやすいね。

 

最近の私は、自分で書くのもあれだが結構頑張っていた。子供たちへのストレス対策に、妻がやってた家事を奪ってみたり、あと学校が始まってイベントが目白押しだったり。

 

さらに仕事も仕事で順調なわけじゃなく、上手くいかなそうなら軌道修正して、新しいこと始めて、また軌道修正して、新しいことを始めて、軌道修正して。

 

この繰り返しで、少しずつ私の心は削れていた。毎日毎日、失敗→改善→失敗→改善で、だんだんときつくなっていた。

 

そして先日、妻と夜のスケジュールを一緒にたてた。夜に色々と家事が多い私のストレスがたまらないような日程を組んでみた。

 

その通りに実行すればストレスフリーで過ごせたはずなのだが、妻が話し合った予定とはまったく違う行動をとったわけだ。

 

いやね、できないこともないんだけど、困るのだ。家事仕事が山ほど残っている時に、うるさい息子をフリーにされるとかなりきつくなる。

 

いやいや、これはちょっとおかしいだろと思いつつも仕方がない。イライラしながら、スムーズにいくような予定を改めて妻と話し合おうとした。

 

そんな私の表情・言動からはイライラが溢れ出していたのだろう。妻から物言いが入る。

 

「そんなにぐちぐち言わなくてもいいでしょ、うるさいな」

 

この一言が私にとんでもないダメージを与える。ストレスがたまらないように、みんなで笑顔で過ごせるように対策をとっていたはずだったのだが……うるさいと嫌な顔をされてしまった。

 

なんとか立て直したのだけど、夜にこのスケジュールの話を再度したところ、さらに妻から言われてしまう。

 

「イライラしないで、家では笑顔で迎えてほしい」

 

これだね、この言葉に自分でも驚くほどの拒絶反応が出てしまった。

もう無理です

私はこれまで、家族に、子供たちにイライラしないように、怒らずにニコニコに過ごせるように様々な対策をとってきたんだよ。

 

家事もやってる。料理もやってる。送迎もするし土日も遊んで病院受診もいってPTAもいくし家庭訪問もいるしうさぎの病院もいくしアイロンがけも皿洗いも掃除も何もかもやっている。日中は仕事だってやっている。

 

息子と話す時にイライラしないように、ストレス対策やって、筆記開示して瞑想やって自然の中を歩いて、夜はほとんど私にしか話しかけない息子の話にずーっと付き合っている。

 

鬼滅の刃の話を聞いて、ドラゴンボールの話を聞いて、ポケモンの話をニコニコしながらずっとしてる。抱っこもしてる。話もしてる。なんだってやってる。

 

こんだけやってるのに、まだ私に、これ以上何かしろというのか。

 

イライラしないような対策を考えて、それに妻が協力しなくても笑って過ごせるように、妻が予定と違う行動をとった時用の対策を別途考えろというのか。

 

まじでもうやめてくれ。もう無理なんだよ。私にこれ以上の努力を求めるな。

 

私に何も求めるな!!

 

となり、気付いたら体が動かなくなってしまったわけですね。いやぁ、私の心が泣いていたよ。もう無理だって。

 

想定以上にショックを受けた私を見て、妻が謝りながら近づいてきたのだが……思わずあとずさりしてしまったわ。

 

ステップファザーってのは、軽い気持ちでなっちゃいかんやつだと後続の男性諸君に言いたいね。別に軽い気持ちでなったわけじゃないけどさ、現実はかなり厳しいぞ。

1人泣きとんぼ、20回目の復活

その夜から妻と距離を置くことにして、昨日はほとんど喋らず、今朝を迎えた。私の気分は何度寝ても優れない。

 

でもこのままじゃダメなわけだ。地獄の底で嘆いていても、誰も助けちゃくれない。自分の力で立ち上がる以外に道がない。

 

仕方がないので、元気が出るかもとアイスを買って、カラオケに繰り出す。お小遣いの使い方としては悪くない。

 

そしてカラオケで元気がでそうな曲をかけ、1人で歌って、1人でぼろぼろ泣いて、改めて頑張ってみようかという気分になった。

 

まー泣くよね。そりゃ泣くわ。どれだけ頑張っても、どれだけ繰り返しても、こんなに上手くいかないことだらけ。世界は悲しいことだらけである。

 

どんだけ嘆いても誰かが手を差し伸べてくれるわけでもないし、泣いてれば誰かが解決してくれるわけでもない。

 

何度考えても答えは同じ。結局、自分の足で立ち上がらなきゃいけないのである。

 

今回上手くいかなかった原因はなんとなくわかっている。その対策をとり、また地道に改善→失敗→改善を繰り返していくだけだ。

 

ちなみに、このような地獄から復活するのは今年に入って20回目。地獄の底から復活した数をかぞえているが、今回が一番やばかったね。

 

でもさでもさ、こうやって地獄を見ながらも前に進んでいくのが誇れる人生ってやつだとおもうのだ。振り返ったらきっと、輝いているんだよ。

音楽ってよいよね

というわけで、無事に復活したとんぼである、ごきげんよう。

 

夜には妻に謝ろうと思う。そして、どんなイレギュラーがあってもイライラせずに対応できるように、あらゆるケースを想定したスケジュールをたててしまおうと思う。

 

仕事もちょっと色々新しいことに手をつけ過ぎたので、少しペースを落として、どっしり構える形で行こう。

 

あとはやっぱ音楽ですよね。音楽がなかったら、多分私はとっくに自殺してるはず。それくらい、音楽には助けられている。

 

誰かに助けられるより誰かを助ける人でありたいのが、まだまだだな。

 

では、今回私の折れた心を回復させてくれた曲をいくつか貼って終わりにする。


DREAMS COME TRUE - 何度でも (from DWL 2015 Live Ver.)

 


アンジェラ・アキ 『手紙~拝啓 十五の君へ~』

 

また明日。

  

ここまで読んでいただき感謝。

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