連休2日目を何とか乗り越えられそうなとんぼである、ごきげんよう。
昨日に引き続き、本日もがっつり子供たちと遊ぶ。でも昨日の疲れが残っているから、今日はゆっくりめにお出かけした。
その前に一悶着あったのである。
娘に叩かれた息子による反撃がやばい
最近は娘の調子が少しずつよくなっているとはいえ、まだまだ手が出たり叩いたりする。
本日お昼過ぎ、川に行く準備で息子が浮き輪を膨らましていたところ、娘も気になったらしく浮き輪を触りに。
それを邪魔だと思った息子が「やらないで!」と強く言ったら、当然娘に叩かれる。それの反撃として、息子がグーで思いっきり娘の体を叩いたのである。
最近たまーにあるこの感じ。娘に何かを邪魔された時に、息子の対応があまりよくないのも原因で、娘の攻撃に拍車がかかる。
娘に邪魔されて「やめて!」と言うならまだマシ。息子は大声で「何でこんなことする!?」と威嚇したりする。
そりゃ叩かれたり邪魔されたらムカつくのもわかる。大声出したくなるのもわかるけど、それで娘がやめてくれるわけじゃない。さらに攻撃される。
そうなると、まぁ……息子が反撃にでるわけだ。
息子の方が2歳下の弟とはいえ、身長はほぼ同じ、体重にいたっては息子の方が上だ。息子が本気でグーで殴るのは、もう洒落にならんだろう。
つい先日もおんなじようなことがあって妻が注意してたんだが……6歳には酷な話だ。
娘の現実を話さなきゃいけない
私たち夫婦にとっては、娘が息子を叩くのは日常茶飯事。むしろ仕方がないとすら思っている。でも息子が娘を叩くと、結構ショックを受ける。
それもあって、反撃した息子に対して妻が割と強めの注意してたんだけども。それで息子が納得するわけではないのだ。
オレも叩かれたのに何で?
姉の方が先に叩いてきたのに?
なんでオレだけ怒られてるの?
妻が息子に注意している間、皿を洗いながらどう言ったもんかなーとずっと考えていた。だって納得してなさそうだし。
で、妻が話した後に私も久々に参戦することに。
長々と話したけど、やっぱり「娘は君だけじゃなく、父も母も先生も、見知らぬおじさんおばさんであっても気に入らなければ叩くし、止められない」という事実を伝えねばならない。
「怒ったら手に持っている物は何でも投げる子だと。ハサミでも包丁でも、そこにあったら投げるんだぞ」と。
そんな娘だけど、叩かれた息子に我慢しろとは言わない。
私でも娘に叩かれてきつい時があるから、その時は妻に娘の対応をお願いしている。妻だって叩かれてきつい時は私にお願いしている。
学校の先生ですら叩かれる時がある。6歳の君が一人で解決するのは難しいし、今のままじゃ上手くいかない。これからもっとひどくなるかもしれないし、見過ごせない。
とか何とか話しつつ、妻が息子に提案していたことをやってみようという話にまとまった。
①娘に叩かれたらまずは逃げること
②それでも叩かれて困るなら、親に言うこと
一人じゃ解決できないこともあるし、わざわざ息子一人で処理する必要もない。
息子と娘を二人きりで放置することはほぼゼロだから、反撃せずに済むように一緒に考えていきたい。
何か引っかかっている
妻はどうか知らないが、息子に対して「娘が障がい児である」という事実を伝えるのがどこか嫌な自分がいる。
いや、息子はわかっているんだよ。「姉はなんて障がいなの?」とか、聞いてきたりするし、一緒に住んでりゃ自分と何もかも違うことはわかるはずだ。
でもなんていうのかな、娘はこういう障がいだからと話してしまうと、息子が娘を見下してしまうのではないかという恐怖がある。一人の対等な人間として、見られないんじゃないかと。
それは結局、私が娘を見下しているということだ。娘だけでなく、息子もか。人は誰しも対等だと意識していても、そう簡単に長年培われてきた無意識が変わるわけでもない。
うーむ。私にとって難しいからと言って、息子にも難しいと考えるのは非論理的ではあるか。
赤ちゃんの頃からずっと障がいを持つ姉と接してきた息子と私では、おそらく見える世界がまったく違うだろうから。
急ぐ必要はない。少しずつ、共に理解を深めていきたい。
ここまで読んでいただき感謝。
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