たまには朝から晩まで休みたいとんぼである、ごきげんよう。
調子が悪いと暴れまくる発達障がいの娘はほぼ毎週、土曜日はデイに通っている。小1の息子は、毎月2回だけ土曜日も学童に行ける。
んだけど、今朝息子が言っていた。
「おれ、土曜日はやすみたい」
いやぁわかるよ。気持ちはわかる。そんなこと言われたら、罪悪感すら抱いてしまうよ。
でもね、行けるなら行った方がいいんだよ。たとえ「学校・学童は託児所ではない!」と叩かれても、行った方がいいんだよ。
土曜日は家にいない方がいい理由をあげていく
家庭が崩壊する
初っ端からあれだけど、毎週、必ず土日とも子供たちがいるとなると、家庭が崩壊しかねない。かなりきつい。
私はまだマシだが、妻は平日は朝から晩まで働いていて休む暇がない。平日働いて土日もずっと子供たちと遊ぶって、かなりきつめ。心身ともにきつめ。
妻が疲れてイライラしてる隣で、私がニコニコするのも難しい。先日のように、妻なしで子供たちと出かけるのもかなりのエネルギーを使って連日は無理。
逆に私の体が動かない時だってある。
休みがなくて疲れてイライラしてる親と一緒では、子供たちが楽しいと思える時間を過ごすのは単純に難しい。誰にでも休日は必要なのだ。当たり前だ。
疲れている親が無理して子供たちの相手をするより、デイや学童で年の近い子供たちと遊んでる方がいいじゃないか。
正直、win-winだとすら思います。
数十年前とは環境がまったく違う
私が子供の頃の休日は、近所では年の近い子供たちが遊んでいた。サッカーしたり缶蹴りしたり、私も夏休みは朝から晩まで遊びまわっていた。
それが今やどうだ。車も多い、不審者も多い、子供達だけで出かけることはない。外で遊んでる子は誰もいないし、子供たちだけ外に出せない。
「6歳だからこれも経験だ」と少し距離が離れた場所から息子一人で学童にいかせたら、危ないからやめろと先生から怒られたりもした。
公園にいくのも親。公園で遊ぶのも親。家で遊ぶのも親。何をするのも親。そりゃ自宅でスマホ渡す親が多いのもよくわかる。24時間は無理だ。
せめて年の近い子供同士で遊んでくれたらいいと思うでしょう?そんなお友達はみんな安全に過ごせるデイや学童に集まっている。なら、行った方がいいじゃないか。
娘はデイで色々と活動してるらしいが、息子は学童で1時間は宿題して、残りはずっと友達と遊んでるらしい。ほとんど休みじゃねーか。
彼の休日の定義が知りたい。
社会勉強である
親は子供たちと一緒に過ごすことで精神が鍛えられる。でも子供たちは親とばかり接していても勉強にならない。正直、親はぬるい。私もぬるい。
反面、お友達は容赦しない。むかついたら怒るし、大声だすし、いじわるされたり、気に食わないことも多いはず。
これはお友達との間でしか学べないことだ。私や妻では教えられないし、一緒にいたら色々と口を出してしまう。
平日は学校で勉強がメインだから、土曜日くらいはがっつり子供たち同士で遊んできなさい。ぬるま湯につかっているよりも、得られるものが多くあるはずだよ。
結論:罪悪感を抱く必要なし
そんな土曜日のデイ・学童を正当化する会である。
アイダホ大学によれば、休日で得られるリフレッシュ効果や幸福感は2週間続くと言う。段取りをちゃんと決めて遊び倒せば、8週間も続くんだと。
つまり日曜日にがっつり予定を決めて子供たちと遊べば、その後8週間は子供たちに日曜日はいらないんじゃないか説すらある。
それはさすがに冗談だが、毎週日曜日だけでも家族みんなで笑顔で過ごせるなら、それが我が家にとってベストな選択だと結論づけたい。
ここらが限界だろう。子育ては根性だけではどうにもならんのは、この数年で身に染みている。
というわけで、明日の土曜日は子供たちを朝から速攻で送迎して、妻と二人で過ごすおやすみとする!さらばじゃ!
追記:
この記事を書いた数時間後、娘はてんかん発作が連発したために明日は行けなさそう。さらに息子もなんと近くでコロナが出たと、学童から自粛要請があった。
妻と二人でおやすみどころか、家族四人で自粛になった。現実は非情だね。
ここまで読んでいただき感謝。
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