虐待に片足突っ込んでいるとんぼである、ごきげんよう。
昨日書いた記事、
娘の暴力には笑えるやつもあれば笑えないやつもあると書いたけど、さっきあったよ。笑えない奴が。
ニュースを見せてと言っただけで
本日も娘がデイから帰宅後一緒にお風呂に入った。
デイでてんかん発作があったせいか、体調が優れないらしい。
いつもは拒否がないシャンプーを逃げまわるため、なら仕方がないとシャンプーはスキップ。体だけ洗ってあげた。
その後Eテレを見せると元気になり、飛び跳ねて大声を出して踊る娘。少しは調子が戻った様子の娘を見ながら横でお仕事。
30分くらいEテレを見たところで、消してもらうように促したらすんなり消してくれた。
問題はここからだった。
妻と息子が帰ってくるまで時間がある。テレビも使っていない。なら、少しニュースを見せて欲しいなーと思ったのだ。
娘に丁寧に丁寧に「ニュース見ていい?」と聞いてみた。
「いやだー、けすー」
と拒否られて、さらに叩かれた。イヤなのはわからなくもないと一応理解を示す。
「イヤだったんだね、そうかそうか」
となだめつつ、叩かないで口で教えてくれたら嬉しいよと、優しく優しく伝えたらわかってくれた。
と思ったら蹴られた。
これこれ、これがやばい。こっちが攻撃も優しく受け入れる姿勢を見せてるところに、攻撃を被せられるのは割とやばい。
しかしこれも何とかこらえ、受け入れる姿勢を崩さずに娘に優しく対応した。
「いやだよなぁ、わかるよ」とか何とか言いつつ理解を示し、娘も落ち着いたようだったので、私も一息をついたところ、
娘が近づいてきて、さらに叩かれた。
……
クソ野郎が、マジでどういうつもりだよ!!
ぶわっと頭に血が登る。マジなんなんこいつ、ふざけんじゃねーよ!!と思ったところで、気づく。
あ、私は叩かれたことよりも、拒絶されたことに怒りを感じているんだ。
そうなのだ。叩かれること自体は別に何でもない。ちょっと痛いくらいで、いくらでも耐えられる。
こんなにムカつくのは、こっちが優しい声かけしてやってんのに、それを拒絶するかのように何度も何度も叩いてくるからだ。
この拒絶感こそが怒りの原因だ!!
一瞬でそう気づき、娘に伝えた。
「おっけー、娘よ、わかった。パパは少し気分を落ち着けるからちょっと待ってね」
そして、目を閉じて、自分の胸をさすりながら、深い深呼吸を始めた。
自分は傷ついているんだ。拒絶されて悲しかったのだ。誰にでも拒絶の痛みはあるものだ。私は私に優しくできるんだ。
そうやって、気分を落ち着けようと目を閉じて深呼吸してたらね、
思いっきり頭をひっぱたかれたのである。
まじで殺意がわくぞ
この見出しの通りというか、殺意を通り越した凄まじい怒りが湧いてくる。
いつも穏やかな私でも、こんなんやられたらぶちぎれだわ。生涯を通してもこれほどの怒りはないってくらいの、頭が真っ白になるほどの怒り。
やばい、反撃したい。こいつは反撃されても文句言えないほどのことをやっている。
理性が飛びそうな状況だったので、リモコンを無言でとってニュースをつけた。
当然のように娘がニュースがイヤだイヤだとワンワン泣いて怒って、私を叩いてくるわけだ。
いいよいいよ。これで勘弁してやろう。どんどん泣いてくれ。その君の怒りと悲しみで、私の怒りも多少は抑えられる。
私をいくらでも叩いていい。暴れていい。別に泣いて怒って叩かれるだけなら、私の心は痛くも痒くもない。
もう何もかもどうでもいいから、少し静かにしててほしい。
とまぁ、怒りやら悲しみやらが振り切れて自暴自棄になり、もはや見たくもないニュースをぼけーっと30分ほどみていた。
娘とのリアルな日常には、こんなんもある。いずれ全国ニュースで、虐待継父として出てきてもおかしくないと思うよ。
これからどうするかを考えて終わりにする
あまり気分はのらないけど、最後にこれからどうするかを考えて終わりにする。
まず、ニュースを見たいと言ったのが間違いだった。娘がいる時は、Eテレをつけるかテレビを消すか、この二択のみ。テレビは諦めよう。
娘の前で瞑想したのも間違えた。部屋に逃げればよかった。「すこし待ってね」は、今の娘には通用しないと知らなかった。
あと、最近は娘の攻撃性が高まっていて何もしてなくても手が出る状態だから、極力二人きりの時に関わり合いを持つのをやめよう。
Eテレ見せて放置がお互いにとってベストかもしれん。こんな状態なら、テレビも30分にこだわらない方が良さそう。
疲れている妻のフォローのつもりだったが、しばらく娘と一緒に風呂に入るのもやめよう。密室はやばい。
まぁこれくらいやれば、同じことはもう起きないだろう。
まさか、目を閉じて深く呼吸してる私の頭を引っ叩いてくるとは夢にも思わんかった。むかつく。
ここまで読んでいただき感謝。
↓のウサギをポチすると、さらにとんぼが喜びます。