一晩眠って少しは元気になったとんぼである、ごきげんよう。
昨日がこれだから、ご心配おかけしました。怒りで死にそうでした。
今朝の娘はニコニコで「おはよー」と挨拶して、パクパク朝ごはんも食べてた。これが元々の娘だ。
何かでパニックにさえならなければ、穏やかで手が出ることもない。ただたまに、一時的に攻撃性が高まるだけ……まぁ、原因が不明なのは問題ではある。
しかし今回は家族が限界に近づいたため、いくつか暴力対策を行った。まとめとして記していく。
ショートステイの申請を進める
娘が暴れて、叩きまくり、夜も寝ない。私と妻だけでは耐えられず、義母宅に泊まっても暴れてすぐに義母もダウンする。息子も被害にあう。
こりゃーやばい!という話をブログに書いてたら、コメントでショートステイの話を勧められた。
過去に何度も勧めてくれていて、そこまでする段階ではなさそう……と判断していた。でも毎日暴れて夜間も暴れたら、さすがにきつい。家族全員病んでしまう。
妻とも真剣に話し合って、ショートステイの話を進めることになった。
その際、コメントで「悲壮感を出さないと適切なサポートは得られない」とのアドバイスをいただいたので、電話担当の妻が悲壮感を出して相談員に話してくれた。
その結果、相談員はすぐにデイ・支援学校に連絡をとり、最近の娘の暴れっぷりを確認し、家族の休息にはショートステイが必要だと役所に申請してくれる運びに。
対応が驚くほどに早い。これはやはり悲壮感を出しつつ事実を話したのが効いているのだろう。
正直どんだけきつくても、人前だと通常通りに振る舞えちゃうから。「とにかく悲壮感を出せ!!」というアドバイスは、非常に面白い戦略だった。(私は電話してないけど)
コロナの影響で見学するのは少し先になる。利用しないのがベストだとは思うのだが、もしその時がきたらまた報告したい。
抗てんかん薬の調整も入る
暴力があまりに酷いので、これは薬の副作用の可能性もあると、担当医にも相談した。
担当医の判断としては、ラミクタールを増やすスピードが速すぎたかもしれないと。少し前に増量した分をカットするように指示があった。
また今もてんかん発作がぽつぽつ出ている娘。そもそもラミクタールがてんかんに効果がなさそうなので、もう少し様子を見て別の薬に切り替えたいとのこと。
ラミクタール処方時に、特別支援学校に通ってる子にはラミクタールがまったく合わずに人格が変わる子がいると言っていたので、うちの娘は多分それかも。多分。
マイスタンが追加された時も荒れっぷりが酷かった。薬の影響ってのは少なからずあるんだと思う。
不眠時の薬も処方される
また今回、夜に暴れることの対策として、不眠時にはワコビタールという座薬を使うように指示があった。
ワコビタールって、今まではダイアップ(座薬)でもてんかんが止まらない時に使ってくれと指示があった座薬。不眠時にも使えるなんて知らなんだ。
ただ、問題は座薬ってことよ。しかも一度に2本入れることになってるんだよ。
てんかんでぐったりしてる娘なら問題ないけど、夜間に興奮して暴れる娘に座薬2本は無理ゲーだわ。かかと落としされまくりだわ。
でもとりあえず、ないよりマシ。安心感もある。ありがたいことだ。
義母の精神論も好き
またこうやって娘の暴力っぷりが増すと、悪いことばかりじゃない。のほほーんと接してきた娘に、真摯に向き合わざるをえなくなる。
私も妻ももっと娘を受け入れていこうと考えているし、義母もそうだ。
義母は1日だけ娘を泊まらせて地獄を見ている。
地獄を見てきつかったはずなのに、すぐに考えを切り替えたようだ。
・私(義母)は娘の暴力がおそろしいと思っていた
・その恐怖が娘に伝わっていたのではないか
・娘という存在を受け入れていきたい
・娘は一人じゃ寂しかった可能性もあるから、次は息子も一緒に泊まらせる
……
あなたが神か!?
思えば義母はもともと義母神だった。ありがたい。
初めてお会いした日に、私と数時間も熱く語った義母。懐かしい記事もあったわ。
変わってないなー好きだなー。
次にくる暴力期に備えよう
娘が暴れるようになって十日ほど。少しずつではあるが、暴力が減ってきている。奇声も少ないし、食事も投げなくなってきた。本日はほぼ叩かれていない。
そう、これは一時的なのだ。ずっと続くものではないとわかっていた。
それでも、たった数日で家族が崩壊するレベルのやばさだったから、油断せずに次回の暴力期に備えて万全の環境を用意しておこう。
あとはまぁ、私のメンタルも鍛えておこう。娘を受け入れて理解を示したら、攻撃されないと無意識に考えてしまっている。
そんなことはない。何をやっても攻撃される時はされる。これは覚悟すべきだ。
与えたら返ってくると思い込むなんて、まだまだ未熟だね、与えるのは私の自由。返してくれるかどうかは娘の自由なのだから。
いやぁ、楽しくなってきたね!こんなに苦労してんだ、振り返ったらこれほど輝いている人生はそうないぞ!
ここまで読んでいただき感謝。
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