ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

本嫌いの息子が図書館の本を借りてくるようになった手法を語る

イレギュラーだらけで自暴自棄とんぼである、ごきげんよう。

 

それはそうと、息子が本に対してポジティブになり始めたので、少し紹介していきたい。

息子に本を読んで欲しい!

2周年のラジオでも少しお話したのだが、小学校1年生の息子が本を毛嫌いしている節がある。

 

「オレは本が嫌いだよ」と自信満々に言う。

 

毎週3回、図書館から本を借りられるのに、一向に本を借りてこない。本人は「本は借りたよ」と説明するけど、自宅に持ってこない。

 

何度も何度も、借りたなら読むから自宅に持ってきてと伝えたのに、やっと持ってきたのが1ヶ月後とか。

 

絵本バッグがあると荷物がかさばるし、忘れるってのもあるとは思うのだが……少しは本に興味を持って欲しいなーと思うわけです。

 

で、以前に読んだこちらの本。

統計学的に子供たちの学力をあげるための手法を紹介していて、その中に「インプットにご褒美をあげると学力があがる」とあった。 

 

つまり読書に対してご褒美あげれば、本を読むモチベーションが高まるんじゃないか?

 

と思って、息子に毎日10分本読んだらお小遣いをあげることにしたわけだが……

 

確かに本を借りて持って帰ってくるようになったし、一人で読んでいた。モチベーションは上がったのだろう。学力も上がると思う。

 

ただ、お金の話しても読んだ本の話は一切しないのだ。

 

「読んだよ、お小遣いちょうだい」

 

ってさぁ、うーむ。 

 

いやいいんだよ。いいんだけど、違うんだよ。私は本に興味を持って欲しいんであって、金のために読んで欲しいわけじゃないんだよ。

 

これではご褒美がなくなったら読まなくなってしまうじゃないか。完全に失敗した。

 

ご褒美は使い方が難しいな。

読み聞かせがいいかも

お小遣い作戦が明らかな失敗に終わったので、作戦を切り替えることにした。

 

息子は6歳。ひらがなだけの文章でもスラスラ読むことができないし、少し長いと読めても文章の理解が追いつかない。

 

つまり、一人で読んでも本の面白さを味わえる段階にない可能性がある。

 

というわけで、たまにやっていた読み聞かせの時間を、ほぼ毎日、就寝前に作ることに決めた。

 

寝る前の親子のコミュニケーションにもなるし、就寝前に脳の回転を下げる意味でも、ゆっくり絵本を読むのは効果的。親子のストレス軽減にもなるでしょう。

 

そして息子には以下のように伝えた。

 

「別に君が本を借りてこなくても、自宅にある本読むから大丈夫だよ。でももし、何か読みたい本があるなら借りてきて」

 

といった感じで始めて2週間くらい経ち。

 

今週はなんとあの息子が3回も本を借りてきやがった。今日も借りてきてた。 

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寝る前の息子が一寸法師の絵本をパラパラみながら、「この本、面白そうでしょ、鬼が出るんだよ」と私に見せてくれた。

 

今のところ、いい感じじゃなかろうか。

子供の習慣化の結論は?

自分自身のやりたいことを習慣化するのは簡単だ。でも、子供に新しいことをさせたり、NG行動をやめてもらうのは意外と難しい。

 

これまで色々と介入してみた結果、もっとも効果的なのは「親も一緒にやる」だと思う。

 

子供たちに身につけて欲しい習慣があるなら親も一緒にやった方がいいし、子供にやめてほしいことがあるなら親も一緒にやめる。

 

これくらいやんないと、子供に良習慣は植え付けられない。それがまさに手塩にかけて育てるってやつだと思う。

 

ねるー。

 

とんぼおすすめ習慣化の本。Audible初回登録時なら無料で聴ける様子。ぜひどうぞ。 

ここまで読んでいただき感謝。

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