心理学が好きなとんぼである、ごきげんよう。
娘が食事を投げなくなったので、食事改善を考えてたりする。
夕食の時間をプラスに変えよう
最近まで、私だけ夕方に一人でご飯を食べていた。その数時間後に、妻や子供たちが3人で夕食を食べる。
家族のご飯時間は私にとって家事・雑用タイム。
妻だけが子供たちと一緒に食べればそれでいいだろうと判断していたが、家族で食卓を囲む時間は重要そうだと気づいたのが以下の記事。
◆20年一緒に住んだおじさんを、家族と認識してなかった件を考察する
我ながら興味深かったので、私も家族と共に夕食をとることにした。
でまぁ、考えてみたら色々とメリットがありそうなわけよ。
一緒に食事を食べて笑うことも重要か
週末はどっしり腰を据えて家族と遊ぶ時間にしているから、別にいい。娘とも遊ぶし、息子とも遊ぶ。こんなんとか、悪くない。
ただ平日は、朝からパタパタで、帰ってきてからもお風呂に食事に片付けと、色々と忙しい。
ゆっくり顔を突き合わせて話せる食事の時間は、短いながらも重要な時間と考えられる。
男女の関係性と笑いを調べた大規模な研究によれば「二人での共同作業中に、笑いの量が多ければ多いほど帰属意識や信頼感が増す」らしい。
推測だが、サザエさん一家のように、カツオが冗談を言ってあっはっはっはと皆が笑うあれも家族の絆が深まっているんだと思う。
この笑いの時間を作るとしたら、食事時間がベストではないかな。
怒らず、イライラせずに、笑いながら一緒にご飯を食べること。毎日できるかは微妙だが、これを夕食の前提と考えたい。
失敗を力に変えられるよう介入する
先日、息子が学校での出来事を話してくれないと書いたら、コメントで「何を話していいかわからないのかも」と助言をいただいた。
確かに。話す気がないのではなく、何をどう話せばいいのかがわからない可能性がある。ならば、お手本を示すべきか。
と考えたところ、ぴこーん!と思いついた。マインドセット介入をやろうと。
突然だが、人の思考(マインドセット)には以下の二つがあるという。
①硬直マインドセット
人の能力は生まれつき決まっていて、変えることができない
②しなやかマインドセット
人の能力は、努力や行動によってあとからいくらでも変えられる
子供たちにどちらのマインドセットを身につけて欲しいかと言ったら、しなやかマインドセット一択……なんだけど、このマインドセットは割とコロコロ切り替わる。
私もよく硬直マインドセットに切り替わって体が動かなくなる。失敗して自分を責めると大抵こうなる。
でね、これらのマインドセットを提唱してるキャロル・ドゥエックさんって方がおすすめしてるのが、家族で失敗談を話すこと。
家族で一人ずつ、「今日失敗したこと」や「努力して改善したこと」を話す。それだけで、しなやかマインドセットに切り替わるんですって。
失敗を力に変えて、次に活かす。これは成長していくための基本姿勢だから。
私や妻のマインドセット介入にもなるし、子供たちにとっても失敗が怖いものではなくなる……はず!!
今んところ息子は「俺、失敗してないよ」としか言わないけどさ。
失敗が恥ずかしいとでも思ってるんだろ!!マインドセットがガッチガチだな坊主!!
娘は聞けばモゴモゴと話してくれるものの、はっきりとした言葉にならないようす。それでもとりあえず聞いていこう。嬉しそうだし。
アドバイスシーキングも試したい
相手からアドバイスをもらうことで親密度があがる、アドバイスシーキングというテクニックがある。
ちょっとした日常的な話をしつつ、どうしたらいいと思う?と子供たちに問いかけてみるだけで何かしらの効果が得られるだろう。
また親が失敗談やその原因を話した上で、息子にどうすべきか聞いてみる。で、翌日にそれを試して、結果を伝えてみるとか。
「自分の意見を聞いてくれている」という自信にもなるし、親が失敗を乗り越える姿も同時に見せられるのではないか。
と思うんだけど。
昨日、息子に自宅のポストの色を何色にするかアドバイス求めたら、意外とセンスがよくてね。
間違って褒めてしまって、その後はめちゃくちゃ調子にのってウザ絡みをしてきてたので、使い方に注意したい。
映画も読み聞かせも一緒にやりたい
まだまだ子供たちは小さいから、家族で何かをすることが多い。きっと、大きくなったらこんな時間も少なくなるのだろう。
なので!それまでに、家族の絆を深めておくのは悪くない戦略だ。一緒に笑って過ごす時間を作って、帰属意識を高め、信頼を得るのだ。
食事だけじゃなく、妻のターンの読み聞かせも一緒に聞くようにして、休日に映画みるならできるだけ私も一緒に見る。
こんな風に、一緒に何かをして笑ったり考えたりする時間を増やし、盤石な絆を築いていきたい。
マインドセットの本 、おすすめですん。
ここまで読んでいただき感謝。
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