まだ息子との関係を完全修復できないとんぼである、ごきげんよう。
一度嫌悪感を抱いてしまったら、回復が難しい。次の日になったら全部忘れられたらいいのに、数日ずるずる引きずるタイプである。
息子には悪いことをしてるなぁと罪悪感もある。
それに限らず、私のメンタルは少し普通の人と違う。病院に行けば、確実に何かしらの病名がつく。社会不安障害はありそう。うつ診断もされそう。
まぁそれがどうしたという話。薬を飲む気がない私がやることは結局変わらないので、本日もメンタル強化のために山に登ってきたわけである。
ヘンゼルとグレーテルを思い出す
昨日から始まったメンタル強化のための運動。
さっそく登山して自宅でエアロバイクを漕ぎまくってみた。夜間の睡眠の質もさぞかしあがるだろうと思ったら、最悪。何度も目を覚まし、快眠感ゼロ。
OuraRingの記録をみると8時間以上眠っているのに、いやはや、何でだろうね。運動しすぎたか。
二日目にして少し疲れた体で山を登ってみたら、やっぱり最高に気持ちがいい。
頂上から眺める空と海と山は、自分の悩みやストレスなんてちっぽけなものだと思わせてくれる。
暇があったらぜひ、登山はおすすめである。
そして頂上で一息ついての下山時は、ぼけーっとしながら歩いていた。
「この山で遭難したら、どうするのがベストだろうか」
そう考えながら、岩でごつごつした足場で転ばないように慎重に下山するわけよ。
ヘンゼルとグレーテルでは、そういえば石とかパンとか撒いてたなぁ。遭難に気付いたポイントを拠点として、目標になる何かを撒きながら周辺を探ってルートを探すのがいいかもしれない。
とかなんとか、足場にのみ集中しながら歩いていたら、気付いたら見たこともない場所に立っていた。
プチ遭難する
この山は、なんとなく開けた道が正規ルートの山。たまに、正規ルートに赤い目印があったりする。こんなん。
道を示すロープはないし、地面も完全に整備されてない。だから登山時は、なんとなーく開けた方向に進むことになる。
ちゃんと周りを見ていれば遭難することはない。だって開けた道に進めばいいし、ルートを外れると木や草が多くなるから。
そんな感じの山なのに、気付いたら木が生い茂る見知らぬ場所にきてしまっていた。
周りを見渡すと、どう見ても正規ルートじゃない。というか周りにルートと思われる道がない。
あれれ?普通にまっすぐ下ってきたんだけど!!
こんな山の中で道を外れるのが初めての経験だ。
やっべぇと焦るも、今回は運がよかった。
迷子に気付く直前まで、岩がごつごつしたところをひたすら降りてきていてね、。こんなん。
私が降りてきた岩ルート以外は林になっていたので、戻るならルートは一つのみ。
正直、岩がなかったら本気で遭難してたと思う。遭難する人が助からない理由がよくわかったよ。
周りを見渡しても道がない。岩がなければどこに戻ればいいのかまったくわからん。岩があっても、そこが本当に今来た道なのかどうか不安になるレベル。
往復1時間もかからない小さな山なのに、人ってこうやって遭難するんだね、甘くみてました。すみませんでした。
子供たちを放置できない山
ルートを外れてることに気付いて、1~2分ほど岩を駆け上がったら無事、正規ルートに戻ることができた。
これまで、この山には10回近く登っていて、馴染みがあったのも油断した原因か。
怪我をしたくないあまり、足元に集中しすぎたのもある。明日からは足下だけでなく周りも確認しながら歩くことにする。
子供たちと行く時に、しょぼい山だと甘く見て子供たちを一人で先にいかせたらリアル遭難になってたかも。
絶対に一人で行動させないようにしよう。
いやぁ、被害が最小限に済んでよかったよ。次に繋がる有意義な失敗であった。
ここまで読んでいただき感謝。
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