自分の怒りにはなかなか気づけないとんぼである、ごきげんよう。
息子に対する怒りには敏感だが、発達障がいの娘に対する怒りはいまいち気付きにくいのはなぜだろう。
コロコロと性格が変わるからか、突然攻撃されるからか。気付いたらとんでもないくらいに怒りが溜まっていたことに気づく。
娘と二人の時間が増えた父
妻の仕事量が多く定時帰りがしんどいようで、対策として毎日残業OKとした。妻は楽になったようだ。
その裏で、妻が残業する前提の私は毎日娘と2時間ほど一緒に過ごす。
お風呂に入り、着替えやドライヤーのサポート、パンパースにうんちしたら洗うとか、様子をみながら料理や片付けをするとか。
娘がめちゃくちゃ荒れているわけでもないので、のほほーんと過ごしているつもりだったわけだけど。
気づかぬうちに怒りが溜まっていたのだろう。
お風呂場で、シャンプー中の娘。泡に目が入らないように、両手でいつも目を抑えている。
それが最近、目を抑えながら私がいそうな場所にむかってキックをするようになった。
シャンプーが嫌なんだろう。強い蹴りではないが、何度も探し回るようにキックをしてくる。ちょっとむかつく。
風呂上りのドライヤーは、大抵途中から拒否される。コードを引っ張られるとか、何度も叩かれながら乾かすのが常。
着替えは着替えでスムーズにやってくれるようになっているものの、少しでも声かけを間違えたら怒り出す。先日は水筒を投げられた。
風呂上りにEテレを見せてたら台所にやってきて、コンロの火が出るところ（熱くはなかった）を触り始めたので強めに注意したら叩かれる。
うんちをしてるのでお尻を洗いにいくよと声をかけただけで叩かれ、リモコンを投げられ、押される。
……
今、何も考えずにこれを書き始めたんだけど、あまりに娘に叩かれたことがスラスラ出てきて自分でもびっくりしてる。
めちゃくちゃ根に持ってるじゃん！！！
いやぁ、本当に、娘に叩かれるって一瞬のことだから。叩き終わって落ち着いたら、娘はころっと変わるから。
それで終わったと思ってたんだけど、私の中では終わってないんだよ。
普通の喧嘩と違って、何か話し合いがもたれたわけでもなく、双方納得のいく合意がなされたわけでもなく、結局何の解決もせず、何度も繰り返される。
それが私の心を蝕む理由の一つじゃなかろうか。
怒鳴り散らしたい気持ちにかられる
本題からずれた。
で、お尻を洗いにいこうと声かけたら叩かれて、注意したらリモコン投げられたのは昨日の話。
あまりに酷いのできつめに注意すると、もう暴れまくって。アパートの外まで聞こえるような悲鳴をあげて私に突撃し、体当たり。
パニックになって、ジャンプしてドスンと尻餅をつくとか、よくわからない行動にもでる。
すでにイライラがピークで対応しきれないと、娘にできるだけ近寄らないようにと逃げていたんだけど、ずーっとついてくる。
ついてきてついてきて、はぁ……と頭を抱えてたら、また思い出したように思いっきり叩いてくる。
それでもしばらく逃げ回って、少しは落ち着いて。じゃあお尻を洗おうかと脱衣所に連れて行くと、まだ娘は泣いていた。
涙を流しながら、こっちをじーっと見てくるわけよ。
そこで私はいうよね。叩かれるのは気分が悪いと。だめなんだよと。
優しく言っていたんだけど、自分でわかるんだ。
大声で怒鳴り散らしたい。
そんな自分がいる。
なんでこんなことをするんだ、いい加減にしろ。仕返しにぶん殴られても文句言えないぞお前は！！！
そう怒鳴りちらしたい怒りが、腹の底で煮えたぎっている。
自分の感情を言語化して客観視するトレーニングを最近好んでやっているので、よくわかるよ。
これはやばいやつだと。
そう気付いたので、そこからは娘に話しかけることなく淡々とお尻を洗って、娘に近づかないようにして、妻と息子が帰ってくるのを待った。
ストレス対策頑張ってるんだけどねぇ。育児のストレス対策でここまでやってる奴いないんじゃないかってぐらいやってんだけど、まだ足りないかね。
勘弁してくれ。
土日はいないので、リフレッシュしたい
息子に対するイライラも確かにやばい。
でもきっと、大抵は娘の暴力からの強いストレスを感じているから、息子へのイライラも跳ね上がっていることが多いと思われる。
あの娘は甘く見てたらダメだ。かわいい顔して、少しずつ心を蝕んでくるタイプのやつだ。
一応昨夜は筆記開示でなんとか怒りを吐き出し、今朝も笑顔で送迎してきた。というか、むかつくのは叩いてくるその時だけ。
その時以外は何の怒りも感じないから、自分が娘に対してどう感じてるのか、自分でもよくわからなくなる。
とりあえず、今日を乗り越えれば、明日は朝から妻は子供たちとお出かけ。元気な義母が遊びに連れていき、そのまま3人ともお泊まりさせてくれるとか。
日曜日のお昼頃までは子供たちの顔を見ることもないので、徹底的にリフレッシュしたい。公園いって本読んでこよう。死にそう。
今が昭和の時代だったなら、感情の赴くままに怒鳴り散らして、げんこつかませば万事OKだったろうにね。
まいったね。
ここまで読んでいただき感謝。
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